【閉店】Bar gran' BOSS ( バー グラン ボス )

photo


住  所
電話番号
営業時間19:00〜2:00(火〜日)
定休日月曜
席数カウンター6 テーブル13
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'57.0''
E138゚54'52.2''
地図を見る
最寄駅三島広小路駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)
三島駅(JR東海道本線)
三島駅(JR東海道新幹線)
取材日2012/08/05その他の情報...
2階外観私がこの店に初めて訪れたのはかれこれ一年近く前の話になる。
今もそうだが新しいバーが出来るとどんな店なのか、気になって仕方ないのだが店舗部分が2階にあるようで中の様子を窺い知る事は出来ない。
下から見上げると若い雰囲気の店内である事が判る。また、1階部分の入り口にはダーツマシンやビリヤード台も設置されている旨の表示があったのを覚えている。
『この店舗面積でビリヤード台なんて置けるのか?』
この店に入ってみたいと考えた最初の動機がそこだったと言うのが今考えれば妙な話なのだが、そんな好奇心の中、初入店したのを今でも覚えている。

この店は元々、沼津市内で長く営業をされていたマスターがここ一年くらい前から三島での営業を始めたと言う。
前述通り、店内は若者を意識した感じの気軽なショットバーであるが、オーナーバーテンダーは私よりも年上の方。坊主頭に髭をたくわえ、日焼けした顔はチョイ悪オヤジのよう。
店の常連さんからは「デンさん」と呼ばれているこの方。
気さくで飾らず、ニコニコ笑う笑顔は人を惹きつける何かを備えているように思えた。

テーブル席入り口のある1階部分はエントランスのみで店舗は2階部分にあるので右脇の階段を上って行く。
この階段が結構急な階段で特に帰りの際に酔っ払って落ちる人も居るとか居ないとか。
階段を上りきるとテーブル席やダーツマシンの置かれた空間があるのだがカウンター席は更に一段高い、中2階になった場所にある珍しい構造を持っている。
前述したビリヤード台は現在は撤去されており、代わりに白いソファーが置いてある。今思えばかなり無理のあるビルヤード台の設置状況だったと当時の事を思い出す。

バックバー数段の階段を上ってカウンター席のある中2階部分へ。カウンター席に腰をおろし、バックバーを眺めるとバーボンやウィスキーを中心にブランデー、ビール。また焼酎なども数は少ないが置いてある。
沼津の店舗は私は知らないのだがその頃はもっと品揃えがあったと言うがショットバーならばこれだけあれば充分ではないだろうか。
また、カクテルの類も用意があり、またバー初心者には嬉しいメニュー表も用意があるのでオーダーに困る事はない。

ダーツ用品私がこのバーに通う理由の半分はダーツをする事。
私も8年前くらいにダーツバーに通った時期があったが、その当時を思い出しては良くダーツを投げている。
ハウスダーツの用意もあるが、ダーツ用品も売られているので本格的にダーツを始める方はマイダーツを購入する事も可能だ。
マスターや他のお客さんと一緒に楽しむのもよし。一人で黙々と練習するもよし。会話を楽しむバーであるが、ダーツを通して他のお客さんと仲良くなると言うのもナカナカのもの。
会話は苦手な人もダーツが出来るなら、人の繋がりも広がるであろう。

チャームフード関連に目を移すと、チャームに関しては必ずお料理っぽい一品と乾き物がセットで供される。
ホットドック他にもチーズせんべいやガトーショコラ、はたまたラーメン(サッポロ一番だけどね)もあるのだが、私が今回紹介するのはホットドック。
ロングソーセージと炒めたキャベツが添えら、ケチャップと粒マスタードがタップリとかけられたそれはソーセージのプリプリ感とキャベツの食感がジャンクな感じで店のイメージとピッタリマッチし、ビールやバーボンソーダのアテには最高の一品である。

客層は若い方が多く、カップルや女性の一人客も多く訪れるが私も含め、実はオジサン率もナカナカ多かったりする。
マスターとは同年代と言うのも理由なのかも知れないが老若男女が集うその理由はマスターの人柄に他ならない。
若い方はオジサンと、オジサンは若者と同じ時を過すと言うのもバーならではの光景のように思える。
リーズナブルな値段と気軽な店内。そんな敷居の低さがこのバー最大の魅力ではないだろうか。

ページトップに戻る