色々と歴史感じる老舗!辰味食堂でラーメンと目玉焼き丼
たつみしょくどう
辰味食堂

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SHOP DATA
住  所静岡県裾野市深良767
電話番号055-992-0455
営業時間11:00~15:00(月~金)
定休日土曜・日曜・祝日
席数テーブル35
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚11'55.9''
E138゚55'06.7''
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最寄駅
取材日2026/10/09その他の情報...

メニュー

ラーメン
750円
チャーシューメン
850円
 
■サイドオーダー
  冷や奴
200円
  納豆
150円
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文頭から話は逸れるが半年前のこと。
私が長い間、推し活をしているガールズ&パンツァーの最終章第5話が10月9日に公開されるとアナウンスされた。
このアナウンスを知った当時、私が何を感じていたかと言えば、仕事の山場が夏場に立ちはだかり、その山場を越えない限り、10月の映画を本気で楽しめないのではないか?という不安だった。
毎週、このラー紀を読んでいるコアな読者には既知の事実であるが、私の7月から9月までの仕事の状況は残業続き。今年に限っては夏季休暇も取らず、祝日でさえ出勤をしてとにかく仕事を前に進めることに邁進した。この仕事に対するモチベーションはこの第5話を「心から楽しみたい」という思いからだった。

話を戻して今日は10月9日の金曜日。
遂にこの日がやってきた。最終章第5話の公開初日だ。今日に限っては仕事をお休みした。勿論、この映画を目一杯楽しむためというのもあるのだが…
先日、上司から「今年度も半年が過ぎ、未だ有給取得が5日に満たない人」リストが社内ポータル経由でやってきた。私はここまで有給を0.5日しか取得してない。
また、12日は祝日ということもあって、このタイミングで有給を取得すると4連休となる。
勿論、ラーメン取材のことも忘れてはいない。折角の平日のお休みである。ここで私は考えた。

また話は逸れるが先日のこと。
裾野市のラーメン店についてGoogleマップで検索している時のことだ。
前々からその存在を知ってはいたが行ったことがない食堂の情報を見つけた。営業時間を確認すると土日がお休みとなっている。なのでこの店の存在自体は知っていても、営業している姿を一度たりとも見たことがないのかぁ、と気付かされた。
こういう店って私の中では一番ハードルが高く、かつて三島市内にあった「宮福」という小さな食堂も土日休業で取材に苦労した。

話を戻そう。
事前予約した映画の上映時間は13時。この店の営業開始時間は11時なので、先ずは裾野市で取材して、その足で沼津市のららぽーと沼津で映画鑑賞をするというカンペキな予定を立てた。まぁ、カンペキに見えてもどこで足元をすくわれるか判らないのが私の人生なのだが…
10時半過ぎ。自宅を出発した。

30分後。
11時少し過ぎに現地に到着した。その店を「辰味食堂」といった。初めて「営業中」という看板が立っている姿を見て先ずは一安心。店の横に大きな空地があるのだが、ここが店の駐車場で良いのか?と一瞬思ってしまうほど違和感ありありのデカい駐車場だ。
店舗から近い場所に車を停め、外観を撮影して早速、店内へ。

開店間もない店内に先客の姿はない。テーブル席ばかりの客間。中年の女店員が出迎えてくれた。厨房観察が出来そうなテーブル席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。とはいってもシッカリと予習をしてきているので迷うことはない。決めてきたメニューが未だ存在するかを確認するために目を通しているに過ぎない。
女店員がお手拭きとお冷を持ってきたタイミングでオーダーを通す。オーダーは口頭。ラーメン、目玉焼き定食をオーダーした。

前述した通り、店内はテーブル席のみの構成。しかも席数が35席もあり食堂としてはかなり大きな箱だ。店内はそれなりに年季が入っており、ダイキン工業製の床置き型エアコンがあるのだが筆記体で「Daikin」と書かれたそれを見るにつけ、創業何年くらい経っているのだろうかと思いを巡らす。前述した通り、20代の頃からこの店の存在を知っていたので軽く40年くらいは経過しているのか?と想像するに、店主はおいくつくらいの方なのだろうと厨房に目をやり、耳を澄ましてみる。
すると、何故か女性ばかり3名で切り盛りしているのが判る。年の頃は70代であろう女性と中年の女性。そして前述のホール係。男性の話す声が一切聞こえない。
この建物の見た目と年季では当然のように老夫婦が経営している店であるとイメージしてきた訳であるが、良い意味で裏切られた気分だ。

そして、ラーメンと目玉焼き定食が同じトレイに乗ってやってきた。先ずはラーメンを撮影し、麺がのびる前に食べ始めたいので目玉焼き定食は後回し。
先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象だが動物系の出汁感はあまりない。表層にオイルを添加した跡も見られないので非常にスッキリした一杯だ。醤油ダレはやや強めの印象だが塩っぱい訳ではない。付属でラーメン胡椒が付いてくるので少し振りかけると雰囲気が変わって良き。

麺は中細の縮れ麺。かん水の量は若干多め、加水率は標準的な印象を受けた。麺量はそれなりに多いが大盛りという訳ではない。150gくらいだろうか。茹で加減は音で確認しているがキッチンタイマー管理。麺上げは深ざるを使用していることを確認している。

具はチャーシュー、筍、ナルト、ワカメ、のり、ネギ。いつもの味玉はメニューにない。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。非常に柔らかく、味付けはややシッカリ。メンマの代わりに筍を煮含めたものを使用している。ナルト先輩はお久しぶり。ワカメは個人的には要らない。

麺を平らげたので目玉焼き定食に移行する。その名の通り、目玉焼きのみでハムの一枚すらない潔さ。仮にハムがあったら逆にマイナスにすら見えてくる。少しばかりの野菜とスパゲッティサラダも付属する。丼飯とみそ汁。小鉢は煮含めたカボチャに鶏そぼろが添えられている。香の物とデザートに柿も付いている。
この目玉焼きを丼飯の上に乗せ、柔らかな黄身に箸を突き刺し、その穴からテーブルに備え付けの醤油を垂らす。目玉焼き丼の完成である。卵かけごはんも美味いけど、目玉焼き丼も美味いんだよねぇ。黄身が液体状の焼き加減も良い。卵かけごはんの白身の部分がデロっとして苦手という方には目玉焼き丼がおススメ。予習でメニューを見た時からこれを食べたかった。Googleマップや食べログにはこの目玉焼き定食の写真が一切掲載されていなかったので心配したのだが、イメージ通りの内容で大変ご満悦である。食後のデザートの柿もこういう時じゃないと普段は食べないので貴重な体験だ。

ラーメンと目玉焼き定食というフルスイングで腹パンなのはいうまでもない。
この大きな駐車場や建物の大きさを見るにつけ、昔はトラック運転手とかも利用したドライブイン的な利用がされた店舗なのではないか?と思ったりする。
AIに店が接する県道394号線について聞くと昔は国道246号線がこの道だったことが判り、御殿場から沼津へ抜ける重要な道であり、トラックドライバー需要も見込めたのだろうと推測できる。
今、店を切り盛りしている3名の関係性は判らないが、代替わりをしているのは明らか。長年続く老舗食堂である事は想像に難くない。
これからも店が永く続くことを願って止まない。

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