| 御殿場の穴場町中華!茉莉花で味わう本格回鍋肉と黒胡麻担々麺 |
中華厨房 茉莉花

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県御殿場市萩原496-4 | |||
| 電話番号 | 0550-82-8866 | |||
| 営業時間 | 11:30~14:00(月~土) 17:30~21:00(月~土) | |||
| 定休日 | 日曜 | |||
| 席数 | カウンター8 テーブル12 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚18'18.2'' E138゚56'14.6'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 御殿場駅(JR御殿場線) | |||
| 取材日 | 2026/10/02 | その他の情報... | ||
メニュー
- 担々麺/黒胡麻
- 850円
- もやしラーメン
- 700円
- 味噌もやしラーメン
- 750円
- チャーシュー麺
- 950円
文頭から話は逸れるが、観測史上最多の雨の日を観測した東京を含む関東方面。
東京都心では37日間連続の雨を記録したそうで統計開始の1876年以来の記録だそうだ。
千葉県の冠水による水害も毎週のように起こっていて、お見舞い申し上げます。
静岡県は比較的無事に過ごすことが出来ましたが明日は我が身。しっかりと対策したいですね。管理人です。
そんな長雨に見舞われた9月が過ぎ、10月を迎えた最初の金曜日。朝から良い天気で久しぶりに暑くも寒くもない秋らしい気候に見舞われた。
当然のように朝から取材先について考えていたのだが、「最近行った市町村」ページによれば御殿場市がご無沙汰になっていることが判る。最後に行ったのは「油そばショウ」で確か3月だったと記憶しているので既に半年前か。今回、行きたいと思っている店があって、あまり聞いた事のない町中華屋さんなのだが、それもそのはず。駅前から離れた立地で御殿場市役所の前にあるらしい。
正直、御殿場市役所には行ったことはあるのだが、御殿場市内を車でウロウロしていても気付く場所ではない。大通りからは少しだけ外れた場所にあるからだ。なので、今回の取材先もこれまで気付かなかったのだと思う。
夕刻。
静岡市内は突然の夕立ちに見舞われた。
前述した通り、御殿場駅から市役所までは徒歩で1㎞ほど離れている。個人的には「1㎞は徒歩圏内」だと思っているが流石に傘をさして雨の中を歩くのは憚られた。そこで一応、リカバリー先も考えてはいるが、こちらはこちらで現着してから30分後に閉店という際どい状況。先ずは現地に行ってから考えることにした。
勤務先を定時であがり静岡駅へ。18時に出発するいつものホームライナー沼津が今日は何故か特急扱いで無料で乗れるらしい。ラッキー!
40分後。
沼津駅に到着したので御殿場線のホームへ向かう。何だかいつもと違う電車っていうのは落ち着かないものだ。心配された雨は既に止んでいる。東部と中部では天候も結構違ったりするので助かる。
40分後。
御殿場駅に到着した。時計は19時半を指している。先ずはリカバリー先に行ってみる。駅前にある町中華なのだが普通に営業している。こちらは20時閉店なのでラーメンと餃子、もしくは半チャーハンくらいは食べる時間はあるが、酒を飲む時間は取れないかもしれない。10月の御殿場は少しひんやりして、長袖のシャツは着ているがスーツを着用している訳ではない。
『ここでリカばるか?』
一瞬、考えたがまぁダメなら諦めるまで。当初の目的地に向かって歩き出した。前述した通り、店までは1㎞あるので時間にして15分くらいはかかりそうだ。
20分後。
大通りを歩いていると「← 御殿場市役所」という看板が見えてきた。「市役所前」という交差点を左折すると右手に御殿場市役所が見える。そして、遠くに店の灯りが見えた。リカバリー先という目の前の幸せを蹴ってここまで歩いて来たというサンクコストを支払っているので、目的の店がやってないと言うのが一番堪える訳だが杞憂だった。
現地に到着した。その店を「茉莉花 」といった。外観を撮影して早速、店内へ。
店内に入ると店主と女将が出迎えてくれた。先客の姿はないのでテーブル席も選べるがそこは敢えて、五徳の近くのカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。予習はしてきているので迷うことはないがネットの情報も1年前のものなので無くなったメニュー等もあるかもしれない。オーダーは口頭。回鍋肉、ハイボールをオーダーした。
20時前の店内に先客の姿はない。まぁ、繁華街から離れ、専用の駐車場もない店なので夜営業はこんなものだろう。ただ、市役所前という立地は来所した市民や役所の職員などの昼食需要をアテに出来る。来所した市民なら駐車場は市役所の駐車場が使えるので、店側として駐車スペースを用意する必要はない。駐車スペースの確保というのも店舗家賃と同じで毎月かかる固定費なのでバカにできない。
店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。店は奥に長い構造であるが客間に圧迫感はない。前述した通り、店主と女将のご夫婦で切り盛りする店内。こういう町中華の場合、店主が鍋を振り、女将がラーメンを作っている姿をよく見るが、ここでは店主が調理全般を行い、女将は配膳と調理助手くらいの役割分担に見えた。
先ずはハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。あぁ、ちょっと寒い中を歩いてきて安堵したのかハイボールが美味い。しかもウイスキーはちょっと濃い目だ。使用するウイスキーについては判らないけど角でないことは判る。
そして回鍋肉がやってきた。以前、酢豚で一杯やりたいという欲望があったのだが、既に経験しているので今回は中華料理屋の回鍋肉で一杯やってミタ。この店、町中華ではあるが、鶏・豚・牛・海鮮を使用した一品料理や麻婆豆腐等もあって品数こそ多くはないけど意外と本格的な中華料理が楽しめる。通常はライスセット(ライス・スープ・サラダ・漬物付き)を追加して定食としていただくのだろうが、私のように酒のアテとしての中華料理を単品でも提供している。
豚肉、キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、パプリカを甜麺醤をベースにした甘辛ダレで炒めてある。豚肉には薄衣も着せて油通ししてあるため、フワフワした食感で肉汁が閉じ込められている。野菜はシャキシャキとした食感が残っており、ハイボールがススム君である。
ハイボール1杯ではやっつけきれず、途中でレモンサワーを追加オーダー。レモンの酸味が回鍋肉でギトギトになった口中をサッパリと洗い流してくれる。これでまた新たな気持ちで回鍋肉に戻ることが出来る無限ループが完成する。
回鍋肉を食べ切ったのでそろそろ取材モードに入る。通常の醤油ラーメンでも良いのだが、既に回鍋肉の甘辛な味付けに支配されている口中に醤油ラーメンのような繊細な味が判るはずもなく、今回は大暴投に近い変化球を投げる。オーダーは口頭。黒胡麻担々麺、炒飯ハーフをオーダーした。
スープ用の寸胴は見当たらず、オーダー毎にスープを加温する小鍋系。麺茹ではアルマイト製の大鍋に深ざるをひっかけて行われる。同時に炒飯の調理を行いながら、丼に醤油ダレをはじめとする各種調味料を入れて準備する。
炒飯が仕上がり、先に提供された。
そして、丼にスープを張り、茹で上がった麺を投入。各種具材を飾り付けて、担々麺も提供された。
担々麺をお店で食べるのって結構久しぶりかもしれない。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象ながら、今回に限ってはその素性を知るのは難しい。芝麻醤の香りは意外と控えめな印象。濃厚かと思いきや意外と穏やか。ただ、この穏やかな印象は通常の担々麺に比べてのものである。辛味はそこまで辛くない。
麺は中太の縮れ麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。茹で加減はそこまで堅茹でという印象はない。番手的には合っている。
具は挽肉を甘辛に炒めたもの、小松菜、擦り黒胡麻、ネギ。チャーシューの類は乗らない。いつもの味玉はメニューにない。担々麺といえばこの甘辛な挽肉がくせ者で、もう腹パンでスープは残したいと考えているのに挽肉が底の方から見え隠れするとついついスープごと掬って食べてしまい、結果としてスープを完飲するという悪手に手を染めてしまう。
炒飯はコロチャー、炒り卵、ネギのシンプルチャーハン。パラパラ系で味付けも穏やかでラーメンのお供という役割をカンペキに担っている。
ちなみに黒胡麻担々麺にはハーフサイズもあるのだが、「ハーフで良かったんじゃね?」と腹パンな腹を見て後悔した。
会計後。店を出て夜風に当たりながらピリ辛な料理に少し火照った身体を冷ます。
暗い夜道で「良い店に出会えたなぁ」という感傷に浸りながら帰路を急いだ。
ちなみに帰りの御殿場線では
遅延の影響で沼津に着くまで1時間近くかかってしまった…
東京都心では37日間連続の雨を記録したそうで統計開始の1876年以来の記録だそうだ。
千葉県の冠水による水害も毎週のように起こっていて、お見舞い申し上げます。
静岡県は比較的無事に過ごすことが出来ましたが明日は我が身。しっかりと対策したいですね。管理人です。
そんな長雨に見舞われた9月が過ぎ、10月を迎えた最初の金曜日。朝から良い天気で久しぶりに暑くも寒くもない秋らしい気候に見舞われた。
当然のように朝から取材先について考えていたのだが、「最近行った市町村」ページによれば御殿場市がご無沙汰になっていることが判る。最後に行ったのは「油そばショウ」で確か3月だったと記憶しているので既に半年前か。今回、行きたいと思っている店があって、あまり聞いた事のない町中華屋さんなのだが、それもそのはず。駅前から離れた立地で御殿場市役所の前にあるらしい。
正直、御殿場市役所には行ったことはあるのだが、御殿場市内を車でウロウロしていても気付く場所ではない。大通りからは少しだけ外れた場所にあるからだ。なので、今回の取材先もこれまで気付かなかったのだと思う。
夕刻。
静岡市内は突然の夕立ちに見舞われた。
前述した通り、御殿場駅から市役所までは徒歩で1㎞ほど離れている。個人的には「1㎞は徒歩圏内」だと思っているが流石に傘をさして雨の中を歩くのは憚られた。そこで一応、リカバリー先も考えてはいるが、こちらはこちらで現着してから30分後に閉店という際どい状況。先ずは現地に行ってから考えることにした。
勤務先を定時であがり静岡駅へ。18時に出発するいつものホームライナー沼津が今日は何故か特急扱いで無料で乗れるらしい。ラッキー!
40分後。
沼津駅に到着したので御殿場線のホームへ向かう。何だかいつもと違う電車っていうのは落ち着かないものだ。心配された雨は既に止んでいる。東部と中部では天候も結構違ったりするので助かる。
40分後。
御殿場駅に到着した。時計は19時半を指している。先ずはリカバリー先に行ってみる。駅前にある町中華なのだが普通に営業している。こちらは20時閉店なのでラーメンと餃子、もしくは半チャーハンくらいは食べる時間はあるが、酒を飲む時間は取れないかもしれない。10月の御殿場は少しひんやりして、長袖のシャツは着ているがスーツを着用している訳ではない。
『ここでリカばるか?』
一瞬、考えたがまぁダメなら諦めるまで。当初の目的地に向かって歩き出した。前述した通り、店までは1㎞あるので時間にして15分くらいはかかりそうだ。
20分後。
大通りを歩いていると「← 御殿場市役所」という看板が見えてきた。「市役所前」という交差点を左折すると右手に御殿場市役所が見える。そして、遠くに店の灯りが見えた。リカバリー先という目の前の幸せを蹴ってここまで歩いて来たというサンクコストを支払っているので、目的の店がやってないと言うのが一番堪える訳だが杞憂だった。
現地に到着した。その店を「
店内に入ると店主と女将が出迎えてくれた。先客の姿はないのでテーブル席も選べるがそこは敢えて、五徳の近くのカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。予習はしてきているので迷うことはないがネットの情報も1年前のものなので無くなったメニュー等もあるかもしれない。オーダーは口頭。回鍋肉、ハイボールをオーダーした。
20時前の店内に先客の姿はない。まぁ、繁華街から離れ、専用の駐車場もない店なので夜営業はこんなものだろう。ただ、市役所前という立地は来所した市民や役所の職員などの昼食需要をアテに出来る。来所した市民なら駐車場は市役所の駐車場が使えるので、店側として駐車スペースを用意する必要はない。駐車スペースの確保というのも店舗家賃と同じで毎月かかる固定費なのでバカにできない。
店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。店は奥に長い構造であるが客間に圧迫感はない。前述した通り、店主と女将のご夫婦で切り盛りする店内。こういう町中華の場合、店主が鍋を振り、女将がラーメンを作っている姿をよく見るが、ここでは店主が調理全般を行い、女将は配膳と調理助手くらいの役割分担に見えた。
先ずはハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。あぁ、ちょっと寒い中を歩いてきて安堵したのかハイボールが美味い。しかもウイスキーはちょっと濃い目だ。使用するウイスキーについては判らないけど角でないことは判る。
そして回鍋肉がやってきた。以前、酢豚で一杯やりたいという欲望があったのだが、既に経験しているので今回は中華料理屋の回鍋肉で一杯やってミタ。この店、町中華ではあるが、鶏・豚・牛・海鮮を使用した一品料理や麻婆豆腐等もあって品数こそ多くはないけど意外と本格的な中華料理が楽しめる。通常はライスセット(ライス・スープ・サラダ・漬物付き)を追加して定食としていただくのだろうが、私のように酒のアテとしての中華料理を単品でも提供している。
豚肉、キャベツ、玉ねぎ、ピーマン、パプリカを甜麺醤をベースにした甘辛ダレで炒めてある。豚肉には薄衣も着せて油通ししてあるため、フワフワした食感で肉汁が閉じ込められている。野菜はシャキシャキとした食感が残っており、ハイボールがススム君である。
ハイボール1杯ではやっつけきれず、途中でレモンサワーを追加オーダー。レモンの酸味が回鍋肉でギトギトになった口中をサッパリと洗い流してくれる。これでまた新たな気持ちで回鍋肉に戻ることが出来る無限ループが完成する。
回鍋肉を食べ切ったのでそろそろ取材モードに入る。通常の醤油ラーメンでも良いのだが、既に回鍋肉の甘辛な味付けに支配されている口中に醤油ラーメンのような繊細な味が判るはずもなく、今回は大暴投に近い変化球を投げる。オーダーは口頭。黒胡麻担々麺、炒飯ハーフをオーダーした。
スープ用の寸胴は見当たらず、オーダー毎にスープを加温する小鍋系。麺茹ではアルマイト製の大鍋に深ざるをひっかけて行われる。同時に炒飯の調理を行いながら、丼に醤油ダレをはじめとする各種調味料を入れて準備する。
炒飯が仕上がり、先に提供された。
そして、丼にスープを張り、茹で上がった麺を投入。各種具材を飾り付けて、担々麺も提供された。
担々麺をお店で食べるのって結構久しぶりかもしれない。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象ながら、今回に限ってはその素性を知るのは難しい。芝麻醤の香りは意外と控えめな印象。濃厚かと思いきや意外と穏やか。ただ、この穏やかな印象は通常の担々麺に比べてのものである。辛味はそこまで辛くない。
麺は中太の縮れ麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。茹で加減はそこまで堅茹でという印象はない。番手的には合っている。
具は挽肉を甘辛に炒めたもの、小松菜、擦り黒胡麻、ネギ。チャーシューの類は乗らない。いつもの味玉はメニューにない。担々麺といえばこの甘辛な挽肉がくせ者で、もう腹パンでスープは残したいと考えているのに挽肉が底の方から見え隠れするとついついスープごと掬って食べてしまい、結果としてスープを完飲するという悪手に手を染めてしまう。
炒飯はコロチャー、炒り卵、ネギのシンプルチャーハン。パラパラ系で味付けも穏やかでラーメンのお供という役割をカンペキに担っている。
ちなみに黒胡麻担々麺にはハーフサイズもあるのだが、「ハーフで良かったんじゃね?」と腹パンな腹を見て後悔した。
会計後。店を出て夜風に当たりながらピリ辛な料理に少し火照った身体を冷ます。
暗い夜道で「良い店に出会えたなぁ」という感傷に浸りながら帰路を急いだ。
ちなみに帰りの御殿場線では
遅延の影響で沼津に着くまで1時間近くかかってしまった…