大失態!
めんやくりや とんこつのしょう
麺や厨 豚骨ノ章

photo

SHOP DATA
住  所静岡県静岡市駿河区中村町119-1
電話番号054-374-2613
営業時間11:00~14:30(月~金)
11:00~21:00(土~日・祝)
17:30~21:00(月~金)
定休日無休
席数カウンター8 テーブル12
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚57'00.3''
E138゚23'46.9''
地図を見る
最寄駅
取材日2026/08/11その他の情報...

メニュー

ジャスト千円セット(豚中華そば+背徳アブラめし)
1000円
博多豚骨スペシャル
1130円
博多豚骨
880円
豚骨醤油スペシャル
1200円
more...

今日は火曜日。
世の中的には山の日という祝日で、人によっては夏休みがはじまっているのかも知れない。
しかしだ。私はこの取材記の中でも言っているように最近多忙だ。先週も残業してるし、今週も祝日なのに久しぶりの休日出勤だ。
ただ、世の中は夏休みだし、今週から地元の祭りもはじまる。しかも、祭りの初日が土曜日ということで毎年恒例になっている中学時代の友人宅での飲み会が予定されている。
更に話題を提供すると、変な台風がやってきている。ナントこの台風、東からやってきているのだ。茨城県大洗町辺りから上陸し今夜、中部から関西方面を横断するという。
そんなこんなで週末に取材の時間が取れない事。そして休日出勤が重なったので、平日に取材を終わらせようと考えた。

勤務先にはいつも通りの時間に到着。忙しいのは私ばかりではなく、数名が同じように出勤している。その中には名古屋から来ている人もいて、帰りが困るからと午後辺りに帰ったという。
まぁ、中部圏を通るのは夜遅くになってからなので、東海道線が止まる事態も起こらないと考えている。ただ、取材の時間を取りたいので定時退社しようかと考えていた。

夕刻。
仕事の区切りがついたので17時過ぎに勤務先を後にした。
色々と取材先を考えていたのだが、駿河区への取材がご無沙汰になっているので駿河区を取材したいと考えていた。勿論、アテがあった。
静岡駅の南口から程近い町中華で昔、一度だけ取材しようと店に向かったのだが、「本日予約の方のみとさせていただきます」とまさかの貸し切り営業でダメだった店だ。
この店のオープンは17時からなので既に営業中であろう。静岡駅のコンコースを超え、南口に出た私は徒歩で目的地に向かった。すると…

『なんでやってないんだ?』

店先のシャッターは半開きになっているが、準備中と書かれたくさデカの札がかかっていた。この店とは縁がないのかも知れないという思いと共に嫌な予感がした。
踵を返して駅方面に戻りながら、食べログの保存リストを眺めてみた。しかし、昼の営業しかやってないとか、火曜日定休の店もある。今回はリカバリーなので、多少遠くに行くのは仕方ないとして、個人店のようなやっているかどうか判らない店より、フランチャイズ店に近い業態の店を選びたい。
そんな事を考えた結果、ある店が候補に挙がった。その店を「麺や厨 豚骨ノ章」という。
言わずもがな、静岡県のラヲタには説明不要の多店舗展開している店だ。個人店っぽいけどフランチャイズ店のように多くの店が県内にあるので急なお休みとかは考えにくい。
静岡駅からはバスで移動。静岡駅南口を17時半に出発する「みなみ線 内回り 小鹿営業所行」と言うバスだ。このバス、昔乗った記憶があるのだが、「内回り」「外回り」があって当時も内回りに乗って失敗した過去がある。今回は内回りで合っているようだ。
バスは3分遅れで到着し、最寄りバス停の「中田四丁目」と言うバス停を目指す。

15分後。
中田四丁目というバス停で下車し、店までは徒歩で向かう。距離は約600m程。
途中、一蘭があった。この店の存在は知らなかったなぁ。これから行く店もとんこつラーメンを扱う店だが、更に巨大なフランチャイズ店が近所にあるなんて大変だなぁ。まぁ、リカバリー先として考えておこう。

10分後。
目的の店に到着した。夕方とはいえ、この時期に外を歩くのは結構キツい。
店の外観を撮影し、店先にメニューが貼られていたので暫し眺めてみる。

『餃子とかのサイドオーダーは無いのかな?』

サイドオーダーっぽいメニューは丼ものしか載っていない。急遽決めたリカバリー先なのでメニューの予習も出来ていない。酒のアテになりそうなメニューはないのだろうか。
そうなると丼ものを合わせるしかないのだが、「ジャスト千円セット」と言うセットメニューが目に飛び込んだ。
ラーメンと丼もののセットのようで、博多ラーメン、豚骨醤油ラーメン、豚中華そばの中からラーメンを選び、ミニカレー、ミニバターチキンカレー、背徳アブラめしの中から丼ものを選べるようだ。早速、入店する。

店内に入ると左手奥に券売機が見えた。
メニューのボタンを眺めてみたが、酒のアテになりそうなメニューはやはり存在しない。仕方なく前述のセットにする事にした。オーダーは食券制。ジャスト千円セット、味付玉子、ハイボールをオーダーした。

店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。厨房に立つ若い男性店員は褐色の肌をした外国の方である。適当なカウンター席に陣取って、食券を手渡す。

「ラーメンと丼は何にしますか?」

流暢な日本語で話しかけてくる。「豚中華そばとアブラめしで」とお願いした。
店先で読んだ内容によれば、豚中華そばは「醤油と魚介のハーモニー」と書かれていたので豚骨魚介ラーメン、つまりまたおま系のラーメンなのだろう、とこの時点では思っていた。

先ずはハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。
外を歩いてきたので喉が渇いている。喉がコキュコキュと音を立ててジョッキの中の液体を凄まじい速度で受け入れていく。暑い中で飲むハイボールは身体に染みるなぁ。

厨房観察。
厨房内には大型の寸胴が2器確認出来た。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減は何で確認しているのかは判らなかった。

そして、ラーメンがやってきた。あれ?スープが濁ってないぞ。おいおい、やっちまったか?とんこつ専門の店に来て、まさかの清湯スープなのか?完全なる大失態である。
気を取り直してスープをすすってみた。

ベースのスープは豚ガラを軸にした印象の清湯スープ。表層には多めのオイルが添加されている。醤油ダレの塩味と魚介系の風味が共存しているのだが、動物系の出汁感があまり感じられず、多めのオイルに引っ張られている印象を受けた。

麺は中細のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干高めの印象を受けた。茹で加減はやや堅茹でに仕上がっており、エッジの立った角断面も相まって、立体的な啜り心地である。(判りづれぇ)

具はチャーシュー、メンマ、のり、ネギ。そして別注の味付玉子。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。味付けは穏やか。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けはこちらも穏やか。

途中で背徳アブラめしもいただく。ライスの上に背脂、白髪ネギ、ネギが乗り、ブラックペッパーが振ってある。背徳という割に背脂の量はライスの量に対して多くない。しかし、脂と糖のバランスは良い。

厨と言えば、鶏白湯で一世を風靡した人気店で、厨のとんこつラーメンは実は過去に草薙駅前の「草薙肉汁餃子食堂 リンダリンダ」で食べた過去があるので、見覚えのない「豚中華そば」という未知のラーメンを選んだ訳だが、せめて白湯スープをベースとしたラーメンを選ぶべきだったと後悔している。
メニューを予習する大切さを改めて感じるのであった。

ページトップに戻る