実空間に存在する壮大なゴーストキッチン
あぶらかたぶら
アブラカタブラ

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SHOP DATA
住  所静岡県静岡市葵区伝馬町5-4 駿河屋ビル 静岡オールスターフードコート
電話番号
営業時間11:00~21:00(月~水・金~日)
定休日木曜
席数テーブル70
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚58'14.7''
E138゚23'26.2''
地図を見る
最寄駅新静岡駅(静岡鉄道)
静岡駅(JR東海道本線)
静岡駅(JR東海道新幹線)
取材日2026/04/21その他の情報...

メニュー

ラーメン ミニ+すき焼き卵
1050円
■豚そば(ラーメン)
ラーメン ミニ(180g)
900円
ラーメン ミニ豚(180g)
1100円
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今日は火曜日。
いつもの私なら朝6時過ぎに目覚め、朝風呂に浸かり、身支度を整えて自宅を7時過ぎには出発するのだが、今朝はゆったりとした時間が流れる…とブルジョアな朝を演出してみたが、我が身はそんな余裕はない。
今朝は年に一度の健康診断の日。昨夜22時過ぎから過度な水分摂取は控え、タバコも控えている。また、現地では検尿もあるのだが、生理現象に任せて排尿すればいざという時に出ないという状況になるため、色々と我慢しているのだ。
全社員の半数近くが時間を分けて診断を行うため事前に会場に入る時間が決められている。私は9時50分からの受付。その時間にあわせて沼津駅北口にある会場へ向かうのである。

健康診断自体は30分程度で終わり、時計を眺めると10時20分過ぎ。静岡の勤務先に向かうために沼津駅から鈍行電車に乗り込む。乗車時間は約1時間。静岡駅への到着は11時30分頃を予定していた。

1時間後。
静岡駅に到着した。勤務先に入って昼飯でも良いのだが、勤務先には午後から入れば良いのでこれも毎年の事ながら昼食という名の取材を試みた。
電車の中でいくつか候補があがったのだが、結局は勤務先の近くの店を選んだ方が何かあった時(例えば電車が停まって勤務先に行けないとか)にも安心だし、いくつか候補もあった。
今回の取材先は勤務先までの道すがらにある。アニヲタ垂涎のグッズが多く売られている「駿河屋」という店があるのだが、その店に併設する形で2月に出来た「静岡オールスターフードコート」にある「アブラカタブラ」という二郎系を扱う店だ。
ただ、Googleマップや食べログを見ていると、アブラカタブラという実店舗があるのか?様子がよく判らなかったので行ってみたいと前々から思っていた。

5分後。
フードコートの入口に到達した。店前にはそれぞれの店舗のおすすめメニューの立て看板が見えた。外観を撮影して早速、施設内へ。

施設内に入ると右手にタッチパネル式の券売機が見えた。先ずは店舗を選ぶらしい。現時点ではラーメンの厨、蕎麦の欅庵、カツカレーのジャイアン。そしてお目当てのアブラカタブラの4店舗。アブラカタブラを選択する。
店舗を選択するとメニューの一覧が出てきた。還暦前のオッサンはミニラーメンくらいが丁度良い。オーダーは食券制。ミニラーメン、すき焼き風卵をオーダーした。ちなみに好みを選ぶことが出来るのでヤサイ、背脂の量、味の濃さを普通、ニンニクの量は少なめでお願いした。ちなみに午後からお客様との打合せが入っていた事に購入後に気付いたのはナイショの話。
お金を投入して会計が終わるとレシートが発券されると共に呼び出し番号が記載されているのに気付く。
商品受け渡し口っぽい場所の上のモニターには番号が表示され、調理中である事が判る。この場で料理の完成を暫し待つようで、待つための席も用意されているので座って待つことが出来る。
受け渡し口の中を除いて厨房観察をすると、男女2名の東南アジア系の若い店員が調理を一手に行っているのが判る。4店舗の商品をこの厨房で2名の店員で作り上げるということか。
Uber Eatsなどのフードデリバリーが出始めたことでデリバリーやテイクアウトに特化したゴーストキッチンという飲食業態が多く見られる昨今だが、ここは実店舗があるゴーストキッチンみたいなもので先日、取材した松福とキッチン太陽の関係性に酷似している。
返却口の横には2階へ繋がる階段があり、2階が飲食エリアになっているようだ。

数分後。
自分の番号が呼ばれたので商品を取りに行く。受け取り口には箸やレンゲ、紙ナプキンなどが用意されているので必要に応じて取ってからそのまま2階へ。
飲食エリアは70名が座れる空間であるが、昼時少し前は閑散としていた。自然光が入る窓際の席に陣取り、先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは豚ガラを軸にした印象の白湯スープ。醤油の塩味と甘みの合わさる所謂二郎系の味に仕上がっている。スープ自体の粘度はなくサラサラしている。

麺は中太縮れ麺。かん水の量は標準的。加水率は低めの印象を受けた。二郎系をイメージするなら強靭なコシを期待するが、ややポソポソした低加水な食感がそのイメージを更に乖離させる。この麺は正直、改善する必要があると思う。

具はブタ、ヤサイ、アブラ、ニンニク。ブタは豚腕肉使用の煮豚。脂身はトロトロで赤身はやや繊維質ながら違和感はない。デフォルトのヤサイの量は少なめ。アブラは醤油ダレで味を付けたような色合い。

別注で「すき焼き風卵」というメニューをオーダーしたのだが、生卵の入った器の他に褐色の液体が入った器が付属している。液体をそのまま舐めてみると、醤油、砂糖、節系の香りがする液体で所謂ツナピコの味がする。(判り辛ぇ~)
卵を溶いて、液体を調整しながら入れ、麺を絡めて食べると確かにすき焼き風といった赴だが、これならサイドオーダーでライスがあるとありがたい。すき焼きのタレご飯。油と糖の組み合わせで美味いんだよなぁ。

食事を終え、1階にある返却口に食器を返すと券売機周辺には多くの人が。昼時を迎えたので皆、昼食目当てで訪れたのであろう。

施設の外に出ると今後の出店予定店舗を見る事が出来た。はじめ人間ギャートルズに出て来そうなマンモーの肉や喫茶店のメニューがオーダー出来るようになるようだ。このフードコートを運営しているのは駿河屋だと思うのだが上手いことを考えたものだ。
一つの厨房で多店舗の調理を叶えるためには、前述の東南アジア系の若者が数あるメニューを作れることが前提なのだが、流石に4店舗分のメニュー数は膨大な数になるので、そこをアシストするための仕組みが厨房内にあるのであろう。(例えば調理手順がシステム化されており、画面上の手順通りに行えば誰でも出来る仕組み等)
ショッピングモール内のフードコートとは違う、新たなフードコートの形である。

ちなみに勤務先までの途中でコンビニに立ち寄り、ミンティアを購入したのは言うまでもない。

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