松崎町で初取材!
つるる。
Tu-lu-lu。

photo

SHOP DATA
住  所静岡県松崎町江奈242-10
電話番号
営業時間11:00~14:00(火~日・祝)
17:30~20:30(火~土)
定休日月曜
席数カウンター7
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚45'31.4''
E138゚46'37.3''
地図を見る
最寄駅
取材日2025/09/23その他の情報...

メニュー

味玉チャーシューめん(醤油)
1200円
味玉らーめん(醤油/塩)
950円
らーめん(醤油/塩)
850円
チャーシューめん(醤油/塩)
1100円
more...

今日は火曜日。秋分の日の休日である。
実は今週末の土曜日は午後から所用があり、取材に出掛けたとしても余裕がないので事前に取材を終わらせようと考えてた。

『行ったことない町ってないかなぁ』

ラー紀内のデータを調べると、静岡県内で取材していない市町村を確認できるのだが、中部では川根本町。西部では湖西市、菊川市、牧之原市、森町。そして東伊豆町、河津町、南伊豆町、西伊豆町、松崎町と伊豆半島の町の多くが未取材なのが判った。
そんな市町の名前を見ていると、あるラーメン屋をGoogleマップで保存していたことに気付いた。
明日はまた仕事だけどちょっと遠出してみるのも悪くない。
早速、自宅を出発した。

2時間後。
車は国道136号をひた走るルートを選択。伊豆縦貫道を経由して西伊豆の海沿いを経て松崎町内に入ってきた。
Googleマップによれば店までの所要時間を1時間半と計算していたが時間通りに着ける訳もなく、30分程度の余裕を見て全行程2時間と考え、店の開店時間である11時に合わせて自宅を9時過ぎに出発していた。
現地が見えてきたが現在時刻は10時50分。10分前に到着したがここで心配事が…

「今日は営業するのであろうか」

店先に駐車スペースがあるので入庫し、店の中を眺めるも立て看板が邪魔で窺い知ることは難しい。ただ、その立て看板には…

「23 昼のみ営業」

先ずは一安心。まぁ、そんな時のためのリカバリー先も考えていたが杞憂のようだ。
店先で待っていると一人の男性客がやってきた。私は声をかけて1番目に入店してくれるようにお願いした。営業が開始されると暖簾をかけるのだが、その絵を撮っていないからだ。

定刻の11時になり、中から女店員が出てきた。立て看板を立て、暖簾を掛けて店は開店した。女店員と共に入店する前述の男性を見送り、外観を撮影すると早速、店内へ。

店内に入ると右手に券売機が見えた。メニューは大別すると醤油、塩、台湾まぜそばの三枚看板。スープを味わいたいので台湾まぜそばの選択肢はない。オーダーは食券制。味玉ちゃーしゅーめんの醤油、TKGをオーダーした。

店内は厨房をL字に囲うカウンター席のみ。先客は末席に陣取っていたので、私はL字の角席に陣取り、カウンター上に食券を置いた。
店主と思しき男性と女店員の2名体制。店主は40代といった感じ。女店員は店主のお母上にも見えたが詳細は判らない。

厨房観察。
丼は麺茹で機の上で加温されてその出番を待っている。チャーシューは切り置きせず、その場で切るようで先ずはチャーシューのカットをしている。スープはオーダー毎に加温する小鍋系で既に雪平鍋で加温がはじまっている。
チャーシューを切り終えると丼の湯気を拭き、タレ、オイルを入れ、それと同時に女店員に麺を投入するように指示している。麺茹では深ざるを使用したもの。ちなみに先客の麺と私の麺の投入時間は微妙にずらしている。
スープを張るのもかなり慎重に行われており何か目安があるのであろう。非常に丁寧に作られているのが判るが時間はかかる。

着席してから13分。ラーメンがやってきた。
先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープで魚介系の風味を抱いている。漆黒の濃い醤油色をしたスープではあるが塩っぱい訳ではなく塩梅は申し分ない。

麺は中細のストレート麺。かん水の量は若干少なめ、加水率は若干低めの印象を受けた。シコシコとやや歯応えのあるそれはストレート形状も手伝ってか啜り心地が良い。麺量もそれなりに多くて食べ応えもある。

具はチャーシュー、味玉、穂先メンマ、あおさ、紫玉ネギのみじん切り、三つ葉。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。味付けは穏やか。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けはこちらも穏やか。

遅れてやってきたTKGにも手を付ける。
付属された醤油を卵に回しかけ、かき混ぜてからライスの上にぶちまける。付属の醤油は博多で使用されるような甘めの醤油なので、かけすぎても塩っぱくなることはない。まぁ限度はあるけど。TKGに特筆する部分は少ないけど無難に上手いのがTKG最大の魅力だと個人的には思う。

都内でも充分に通用するラーメンが松崎町内で食べれるのって凄いことだと思う。
末永く店が続いてくれることを願って止まない。

折角、松崎町まで出張ってきたので少しだけ観光。松崎町といって思い出されるのは「なまこ壁」。そのなまこ壁の第一人者である入江長八の美術館があるので行ってミタ。

入館料は500円だったがJAFに加入していると半額になるらしく250円で観覧することができた。館内は長八にちなんだ漆喰を使った作品や、なまこ壁の構造が展示されている。この美術館の壁も漆喰で作られていて、流石に長八美術館だなぁといった赴きのあるもの。順路の途中にある天井のレリーフも漆喰で作られているようだ。

美術館を後にして大通りから一つ裏にある「なまこ壁通り」を散策。江戸時代に建てられた歴史的な家を近くで見ることができるそうだ。一般的な建物から、ステンドグラスとなまこ壁を組み合わせた当時では大変モダンだったであろう建物まで、数々のなまこ壁を見る事が出来る。近所の美容院の駐車場案内までなまこ壁になっている(笑)

駐車場までの帰り際。神社を見つけたので参拝することに。後から調べて知ったのだが、伊那下神社というらしい。境内はあまり撮影しなかったが、ご神木なのか大きな木が目に留まった。Googleマップによれば「松崎伊那下神社の公孫樹」というらしい。

いよいよ駐車場に戻ろうかと境内を歩いていると「展望台 650m」と書かれた看板を見つけた。

「展望台かぁ」

神社の奥に山があるのだが、その頂に展望台があるのだろう。

『いっちょ登ってみるか』

少しばかり遠出して、観光をしている気分だからそんな風に考えるのか。展望台までの道のりを登り始めた。
当初は手すりもある階段状に整備された道を歩きはじめるのだが、それも序盤のみで中盤からは手すりもなくなり鬱蒼(うっそう)とした森の中を進む感じ。
9月後半とは言え、まだまだ気温も高い。ただ、森の中なので直射日光は当たらず、森を抜けてくる風が心地よい。
ただ、そんなことを言ってられるのは序盤10分程で、息も上がり、身体の中から湧き上がる熱さで汗だくになってくる。
何度、引き返そうかと考えたが山の中腹までやってきた事が判る。森の木々の隙間から海が見えるのだが展望台に着けば大パノラマが待っているはず!

そんな景色を想像しながら進む私に驚愕の事実が告げられる。

「150m長八記念館 展望台500m」

これだけ苦労して登ってきたのにたった150mしか移動できていない事実。500mといえばこれまでの行程の3倍以上をかけて登らなければならない。無理だ。絶対無理だ。
絶望に打ちひしがれ、来た道を戻るのであった…

ちなみにGoogleマップの3Dマップでその道のりを見てミタのだが、これは厳しい…
また、牛原山町民の森という場所に車で行って、そこから徒歩で展望台に向かうのが正しいらしい。無知は罪だなぁ。

ページトップに戻る