凄い人気店だった
ばんり
萬里

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SHOP DATA
住  所静岡県富士市富士岡452-5
電話番号0545-34-1741
営業時間11:30~14:00(月・水~日)
17:00~19:30(月・水~日)
定休日火曜
席数カウンター3 テーブル6 座敷4
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚09'20.3''
E138゚43'40.8''
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最寄駅岳南富士岡駅(岳南鉄道)
取材日2025/05/24その他の情報...

メニュー

タンメン
750円
ラーメン
600円
わかめラーメン
650円
広東メン
750円
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文頭から話は逸れるが先日のこと。
行きつけのバーでそのバーの常連さんでよく話をする方と飲んでいる時のことだ。
話が町中華の話題に移行する中、彼に一軒の町中華の情報を教えていただいた。
私はその場でGoogleマップに保存したのだった。

話を戻して今日は土曜日。
昨夜は居酒屋、スナック、バー、スナックと四軒まわったが、帰宅はいつも通りの2時半過ぎ。
寝覚めが悪く、目を覚ますと11時少し前。風呂にも入りたいし、取材もしなければいけない。
朝風呂に浸かりながら取材先を考えた。
ここ数回の取材先を見直すと熱海市、清水区、富士宮市、葵区、沼津市、平塚市、伊豆の国市と続く。そう考えると次は富士市、御殿場市あたりであろうか。
そんな時、前述の教えていただいた店のことを思い出した。
身支度を整えると早速、自宅を出発した。

40分後。
Googleマップが店の近所に到着したことを告げる。
事前に店の外観は見ていたが、看板のひとつも無いのでここが店かと気付くまで時間がかかってしまった。一度、店を通り過ぎ、Uターンして店に向かう。店の奥が駐車スペースになっているようだが満車状態。諦めかけていると丁度一台の車が出ていくところだったので入れ替わりで駐車することが出来た。駐車場の込み具合を見るにつけ、人気がある店なのだということを改めて思い知る。
外観を撮影して早速、店内へ。

店内に入ると席はほぼ満席だったが、前述の入れ替わりの客が座っていたであろうカウンター席が2席空いている。

「片づけますからそこに座ってお待ちください」

店主と思しき男性から指示されたので入口にある待ち席に座って暫し待つことに。
数分して片づけが終わったのでカウンター席に陣取った。

席に備え付けのメニューを見てみる。メニューも事前に見ているので迷うことはない。オーダーは口頭。久しぶりにタンメン、餃子をオーダーした。

店内はカウンター席、テーブル席、座敷と一通りが揃っている。
店主と女将のご夫婦で営む、絵にかいたような町中華である。こういう場合、店主が鍋を振り、女将がラーメンを茹でたりする場合が多いが、調理工程の殆どを店主が行っており、女将はホール係とオーダーを見ながら調理がスムーズに行われるように使用する食材を準備する等のサポートに徹しているように見えた。

昼時なので未だ食べ始めていない客が多いので、ゆっくりと厨房観察。寸胴の数は小型の物が1器。麺茹では深ざるを使用したもの。他の客のオーダーを見ているとチャーハンを頼んでいる人が多いのに気付く。私もチャーハンは一瞬考えたが、半チャーハンがないので諦めたのだった。大盛りを頼む人も多く、この店はチャーハンを押さえないとダメだったんじゃないかと後悔し始めている。

私の注文の調理がはじまった。先ずは餃子を焼くことからはじめるようだ。この餃子の出来る時間に合わせてタンメンの調理が逆算で行われる。具材は中華なべで一度は炒めるが、その時間は非常に短時間で、直ぐにスープが注がれている姿を見るにつけ、具材はスープで煮こんで熱が入れられているようだ。中華なべでの調理と同時に麺茹でを開始。先に麺が丼に移され、更に中華なべの具材とスープを丼にもって完成である。

そして、タンメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラ、野菜等から得られる清湯スープ。前述した通り、具材と一緒に煮こまれている関係からスープ自体は濁っている。ごま油の香りが印象的。塩味のバランスも良い。

麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量はやや少なめ。加水率は標準的な印象を受けた。麺肌が滑らかで啜り心地が良い。茹で加減はやや柔茹で。コシは期待しない。

具は豚こま、もやし、キャベツ、玉ねぎ、人参、ほうれん草、キクラゲ。チャーシューの類は乗らない。いつもの味玉はメニューにない。前述した通り、スープと共に煮込むことで熱が入っているため、具材にメイラード反応はなく、見た目は白っぽい。個人的には若干の香ばしさが欲しいところか。

餃子は薄めの皮に肉と野菜が半々といった具合の餡が入っている。こちらは良い感じの焦げ目が付いていて食欲をそそる。悪戯に肉汁が多い訳ではないが普通に美味い餃子。今回は酢胡椒でいただいた。

先週の取材記でも書いたが、物価が高騰し、コメの値段が限界突破する昨今において、ラーメン1杯を600円代で提供する町中華は、本当にありがたい存在だ。
いつまでも残って欲しい、町中華という存在に改めて注目が集まっていると思うのである。

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