| 秘密基地 |
中華飯店 光龍

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県沼津市大手町5-3-10 | |||
| 電話番号 | 090-8546-3100 | |||
| 営業時間 | 18:00~2:00(月~土) | |||
| 定休日 | 日曜 | |||
| 席数 | テーブル20 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚05'51.2'' E138゚51'42.6'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 沼津駅(JR東海道本線) | |||
| 取材日 | 2024/11/08 | その他の情報... | ||
メニュー
- ワンタン麺+味付たまご
- 1000円
- 光龍麺
- 1300円
- チャーシュー麺(醤油・塩)
- 1100円
- 担々麺(タンタンメン)
- 1000円
先日のこと。(と言っても結構前のことだが)
夜の沼津市内を歩いていると、
あるポップが目に留まった。
そのポップでは「鶏そば」という商品をお勧めしているのだが、その傍らに描かれた男性のキャラクターと同じものを見た覚えがあるのだ。
それが、今は亡き「さがみ軒」の「
冷しラーメン」のポップに使用されていたキャラクターとそっくりなのだ。
そのポップを出している店は聞き覚えのない屋号。機会があれば取材してみようと考えていた。
話を戻して今日は金曜日。
ここ数日ですっかりと秋めいてきたというか寒くなってきた。スーツの上着も着はじめたし、後はいつ頃から防寒用にネクタイを締めはじめるかを考える毎日。12月に入れば確実にネクタイをしているであろう。電車通勤者の悩みどころだ。
話が逸れた。
で、本日は前述の店を取材してみようかと考えていた。事前に食べログやGoogleマップの口コミを見ていたのだが、どうも客席が屋外らしいのだ。
口コミの内容を抜粋すると、「屋内かと思って訪問したら、オープンエアでした」とか「入ってみたらそこはオープンエア!南国のフードコートみたいですね。」などの内容が散見された。この寒空の中、オープンエアでハイボールが煽れるであろうかと一抹の不安を感じながら店に向かう。
店先に到着した。その店を「中華飯店 光龍」といった。店自体は道沿いにはなく、
「スナック 奥」の看板が示す通り、路地の奥に店舗入口があるのでそのまま向かう。
途中に店の看板があるのだが、「ここを入る、奥の奥」と書かれた一言がシュールだ。路地の一番奥に到着すると右手に「スナック 奥」があり、左手に目的の店舗の入口が見えてくる。その入口に意を決して入ると、前述の
オープンエアな空間を見る事が出来た。
女店員が出迎えてくれたので、お一人様であることを告げると、左手にあるビニールカーテンで仕切られた空間に通された。
先客として女性4名と男性1名の2組が既に食事をはじめている。空いているテーブル席に通された。
席に備え付けのメニューを見てみる。先ずは一杯やりますか。オーダーは口頭。えびせん、水餃子、油淋鶏、角ハイボールをオーダーした。
店内ではストーブが炊かれており、寒さを凌ぐことができた。まぁ、この時期にオープンエアで食事では、客だって入りたくないだろうし、長居もできない。前述の男性客は食事が終わったようで私と入れ替わりで退店した。女性客の方はおしゃべりをしながら料理に舌鼓を打ち、サワー系のお酒を楽しんでいるようだ。
厨房は入店した右手に存在し、この左手にある客間と棟 を隔てている関係で観察自体は絶望的。まぁ、今回は普通に中華で酒を楽しみますか。
先ずは角ハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。4日しかなかったけど、今週も忙しかったなぁ。華金に外食を含め、この後どの店に行こうかとワクワクするこの時間が好きだ。
店内には1990年代のJ-POPが流れているのだが、何とMDで再生されているようで、MDプレイヤーを久しぶりに見た。
私が10代の頃は、音楽といえばレコードやカセットテープなど、音はアナログ音源として記録されていた時代。
その後、CDが開発され、デジタル音源が主流になると、その後に持ち運びを考慮したMDが開発され、CDウォークマンからMDウォークマンに進化していき、音楽を持ち歩くのが格段に楽になった。
そしてMP3が開発されることでフラッシュメモリーに記録する現代の形態に移っていく訳だが、MDはその過渡期に存在した中繋ぎ的な立ち位置で、非常に短命だったのを思い出した。
そうこうする内に水餃子がやってきた。
『いやいや、えびせんが先だろ…』
心の中でつぶやくも、まぁ来てしまったものは仕方ない。当初、スープに浮かんだ餃子をイメージしていたのだが、少し違った。餃子の下には醤油ベースのタレと茹でもやしが敷いてある。ナカナカ肉々しい餃子で美味。焼き餃子とは違う食感もたまには良いもんだ。
そして少しして油淋鶏がやってきた。
『いやいや、ここはえびせんの方が先だろ!』
同じ揚物だし、えびせんなんて数秒で揚げあがる代物。順序的にはえびせんの方が手間がかからないスピードメニューだと思うのだが。
価格が1000円する揚物なので、どの程度の量が出てくるのかビクビクしていたが、意外と量は多くない。味は美味いのだが、一人で食べるには少しコスパが悪く感じた。鶏胸肉を使用しているのか、ややパサついた食感だが、薄切りになっているので硬くて仕方ないということはない。
ハイボールが終わったのでハイボールを追加オーダーする。流石に水餃子と油淋鶏でハイボール1杯で納まる訳もなく(納めるつもりがない)、えびせんも到着してないので追加は必須である。
そして最後のトリを務めるえびせんがやってきた。
いやぁ、このタイミングでえびせんなんだぁ。えびせんとか枝豆などのスピードメニューの役割って、オーダーした料理の到着までの中繋ぎ的な存在だと思うんです。手の込んだ料理って提供に時間がかかるので、その間をえびせんをポリポリしながら待つ。そんな存在だと思っていたのだがまさかの大トリ。フラッシュメモリー全盛のこの時期にMDプレイヤーが売れないのと同じで、順序が悪いとその存在意義が発揮できないのである。
料理を食べ終えてそろそろ取材モードに入る。改めてメニューを見直すと、前述の鶏そばもあるのだが、初来店なのでベーシックなメニューを頼みたい。オーダーは口頭。ワンタン麺、味付けたまごをオーダーした。
オーダーした後に気付いたのだが、水餃子とやや被ってしまったが後の祭りか。前述した通り、厨房観察は出来ないので、
客席の外に出て、一服をすることに。
ちなみにこの店、喫煙が可能のようで席には灰皿が置かれているのだが、流石に密閉された空間で煙をくゆらすのは憚られたので外に出た次第だ。
頭上を見上げると高層の建物に囲まれた場所であることが判る。この空間だけがポッカリと空いている感じで、初冬の寒空にむけて煙をくゆらせた。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。ややオイリーな印象を抱くのは、揚げネギか海老天かすのようなフレーク状の物がスープ内に存在するからであろう。醤油ダレの塩梅は穏やか。
麺は細ストレート麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。製麺所は麺箱から三島市内の秋山製麺所謹製を確認した。茹で加減はやや堅茹でに仕上がっており、しなやかなコシがある。番手もこのスープには合っている。
具はワンタン、メンマ、ナルト、ネギ。そして別注の味付けたまご。チャーシューの類は乗らない。5粒程度が入ったワンタンは皮がシッカリとしており、餡も餃子とまでは行かないが入っている方だと思う。味玉はハードボイルドの一歩手前の茹で加減。味付けは穏やか。半身に割られて供される。
街中のビル街に囲まれた閉鎖的な店舗だが、それが一種の隠れ家的な印象でナカナカ悪くない。ただ、全体的に価格が高めの設定なので、お酒のアテとして中華料理を楽しむなら、複数人でシェアする形であれば、値段もそこまで気にならないであろうか。
色んな意味でワクワクする店である。
夜の沼津市内を歩いていると、
あるポップが目に留まった。そのポップでは「鶏そば」という商品をお勧めしているのだが、その傍らに描かれた男性のキャラクターと同じものを見た覚えがあるのだ。
それが、今は亡き「さがみ軒」の「
冷しラーメン」のポップに使用されていたキャラクターとそっくりなのだ。そのポップを出している店は聞き覚えのない屋号。機会があれば取材してみようと考えていた。
話を戻して今日は金曜日。
ここ数日ですっかりと秋めいてきたというか寒くなってきた。スーツの上着も着はじめたし、後はいつ頃から防寒用にネクタイを締めはじめるかを考える毎日。12月に入れば確実にネクタイをしているであろう。電車通勤者の悩みどころだ。
話が逸れた。
で、本日は前述の店を取材してみようかと考えていた。事前に食べログやGoogleマップの口コミを見ていたのだが、どうも客席が屋外らしいのだ。
口コミの内容を抜粋すると、「屋内かと思って訪問したら、オープンエアでした」とか「入ってみたらそこはオープンエア!南国のフードコートみたいですね。」などの内容が散見された。この寒空の中、オープンエアでハイボールが煽れるであろうかと一抹の不安を感じながら店に向かう。
店先に到着した。その店を「中華飯店 光龍」といった。店自体は道沿いにはなく、
「スナック 奥」の看板が示す通り、路地の奥に店舗入口があるのでそのまま向かう。
途中に店の看板があるのだが、「ここを入る、奥の奥」と書かれた一言がシュールだ。路地の一番奥に到着すると右手に「スナック 奥」があり、左手に目的の店舗の入口が見えてくる。その入口に意を決して入ると、前述の
オープンエアな空間を見る事が出来た。女店員が出迎えてくれたので、お一人様であることを告げると、左手にあるビニールカーテンで仕切られた空間に通された。
先客として女性4名と男性1名の2組が既に食事をはじめている。空いているテーブル席に通された。
席に備え付けのメニューを見てみる。先ずは一杯やりますか。オーダーは口頭。えびせん、水餃子、油淋鶏、角ハイボールをオーダーした。
店内ではストーブが炊かれており、寒さを凌ぐことができた。まぁ、この時期にオープンエアで食事では、客だって入りたくないだろうし、長居もできない。前述の男性客は食事が終わったようで私と入れ替わりで退店した。女性客の方はおしゃべりをしながら料理に舌鼓を打ち、サワー系のお酒を楽しんでいるようだ。厨房は入店した右手に存在し、この左手にある客間と
先ずは角ハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。4日しかなかったけど、今週も忙しかったなぁ。華金に外食を含め、この後どの店に行こうかとワクワクするこの時間が好きだ。
店内には1990年代のJ-POPが流れているのだが、何とMDで再生されているようで、MDプレイヤーを久しぶりに見た。
私が10代の頃は、音楽といえばレコードやカセットテープなど、音はアナログ音源として記録されていた時代。
その後、CDが開発され、デジタル音源が主流になると、その後に持ち運びを考慮したMDが開発され、CDウォークマンからMDウォークマンに進化していき、音楽を持ち歩くのが格段に楽になった。
そしてMP3が開発されることでフラッシュメモリーに記録する現代の形態に移っていく訳だが、MDはその過渡期に存在した中繋ぎ的な立ち位置で、非常に短命だったのを思い出した。
そうこうする内に水餃子がやってきた。
『いやいや、えびせんが先だろ…』
心の中でつぶやくも、まぁ来てしまったものは仕方ない。当初、スープに浮かんだ餃子をイメージしていたのだが、少し違った。餃子の下には醤油ベースのタレと茹でもやしが敷いてある。ナカナカ肉々しい餃子で美味。焼き餃子とは違う食感もたまには良いもんだ。
そして少しして油淋鶏がやってきた。
『いやいや、ここはえびせんの方が先だろ!』
同じ揚物だし、えびせんなんて数秒で揚げあがる代物。順序的にはえびせんの方が手間がかからないスピードメニューだと思うのだが。
価格が1000円する揚物なので、どの程度の量が出てくるのかビクビクしていたが、意外と量は多くない。味は美味いのだが、一人で食べるには少しコスパが悪く感じた。鶏胸肉を使用しているのか、ややパサついた食感だが、薄切りになっているので硬くて仕方ないということはない。
ハイボールが終わったのでハイボールを追加オーダーする。流石に水餃子と油淋鶏でハイボール1杯で納まる訳もなく(納めるつもりがない)、えびせんも到着してないので追加は必須である。
そして最後のトリを務めるえびせんがやってきた。
いやぁ、このタイミングでえびせんなんだぁ。えびせんとか枝豆などのスピードメニューの役割って、オーダーした料理の到着までの中繋ぎ的な存在だと思うんです。手の込んだ料理って提供に時間がかかるので、その間をえびせんをポリポリしながら待つ。そんな存在だと思っていたのだがまさかの大トリ。フラッシュメモリー全盛のこの時期にMDプレイヤーが売れないのと同じで、順序が悪いとその存在意義が発揮できないのである。
料理を食べ終えてそろそろ取材モードに入る。改めてメニューを見直すと、前述の鶏そばもあるのだが、初来店なのでベーシックなメニューを頼みたい。オーダーは口頭。ワンタン麺、味付けたまごをオーダーした。
オーダーした後に気付いたのだが、水餃子とやや被ってしまったが後の祭りか。前述した通り、厨房観察は出来ないので、
客席の外に出て、一服をすることに。ちなみにこの店、喫煙が可能のようで席には灰皿が置かれているのだが、流石に密閉された空間で煙をくゆらすのは憚られたので外に出た次第だ。
頭上を見上げると高層の建物に囲まれた場所であることが判る。この空間だけがポッカリと空いている感じで、初冬の寒空にむけて煙をくゆらせた。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。ややオイリーな印象を抱くのは、揚げネギか海老天かすのようなフレーク状の物がスープ内に存在するからであろう。醤油ダレの塩梅は穏やか。
麺は細ストレート麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。製麺所は麺箱から三島市内の秋山製麺所謹製を確認した。茹で加減はやや堅茹でに仕上がっており、しなやかなコシがある。番手もこのスープには合っている。
具はワンタン、メンマ、ナルト、ネギ。そして別注の味付けたまご。チャーシューの類は乗らない。5粒程度が入ったワンタンは皮がシッカリとしており、餡も餃子とまでは行かないが入っている方だと思う。味玉はハードボイルドの一歩手前の茹で加減。味付けは穏やか。半身に割られて供される。
街中のビル街に囲まれた閉鎖的な店舗だが、それが一種の隠れ家的な印象でナカナカ悪くない。ただ、全体的に価格が高めの設定なので、お酒のアテとして中華料理を楽しむなら、複数人でシェアする形であれば、値段もそこまで気にならないであろうか。
色んな意味でワクワクする店である。
