久しぶりのがんこ系
いちじょうりゅうちゅうかそば ちそう
一条流中華そば 智颯

photo

SHOP DATA
住  所静岡県三島市幸原町2-15-37
電話番号
営業時間9:00~14:00(月~日・祝)
定休日不定期
席数カウンター9 テーブル6
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚08'08.8''
E138゚54'42.6''
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最寄駅三島駅(JR東海道本線)
三島駅(JR東海道新幹線)
三島駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)
取材日2024/06/22その他の情報...

メニュー

特製中華
1250円
特製100
1300円
肉増し100
1150円
智颯100
1000円
more...

皆さんはがんこ系ラーメン」と呼ばれるラーメンをご存知でしょうか。
コアで古いラー紀読者なら、その存在を少しは判っていると思いますが、がんこ系ラーメンは、総本家とされる一条安雪氏が作ったラーメンとその系列店のことで、ラー紀の「管理人の使う用語辞典」にも「がんこ系」の説明がされています。
ただ、資本系の台頭によってラヲタ以外の一般人にも市民権を得た家系ラーメンに比べると、がんこ系ラーメンの認知度はそこまでではないように思います。

私がラーメン食べ歩きを始めた2000年代初頭は、神奈川方面に出張ってたこともあって、がんこ系ラーメンの店に数回出向いた事があったり、前述の一条安雪氏が覆面を被った「覆麺」という店を取材したことがあるが、そこまで深くがんこ系ラーメンを追いかけていた訳ではない。

でだ。
地元三島市内にがんこ系ラーメンの店が出来ると掲示板か何かで情報をゲットしたのだが、オープンは5月25日。
その日は社員旅行で鹿児島に行っている最中だったり、その後は6泊7日で博多に出張に出ていたりと、ナカナカ取材する機会がなかった。
ようやく時間の都合がついたので早速、現地に向かうことにした。

20分後。
店の近所に到着した。その店を「一条流中華そば 智颯」といった。
どの程度、混んでいるのだろうか?想像も付かなかったが意外と空いていて店前の駐車スペースも空いている。ラッキー!
外観を撮影して早速、店内へ。

店内に入ると右手に券売機が見えた。左上には「智颯100」という看板メニューがあるのだが何故か売り切れを示す「×」が点いている。後、レギュラーメニューと言えば中華そばになるのだろうか。券売機のボタンがガチャガチャしていて見にくい。オーダーは食券制。特製中華そばをオーダーした。お値段1250円。ナカナカ強気な価格設定だ。
ちなみに券売機の写真を見て今、気付いたのだが、この日は「智颯100スペシャル」というスペシャルメニューだったらしく、通常1000円がこの日に限って1200円らしく、券売機の下部にある「スペシャルボタン」に貼り紙と共に掲示されていたが、普通に判りづらい。

ホール係の中年男性に空いているカウンター席へと案内された。カウンター上に食券を置いてオーダーを通す。

店主と思しき男性と女店員2名、前述の男性店員の計4名体制で切り盛りする店内。
カウンター席にさえ陣取れば、調理がほぼ観察できるオープンキッチン。新店なので厨房も奇麗で気持ち良い。

厨房観察。
寸胴の数は中型の物が2器。多分、智颯100と中華そばでスープが違うのであろう。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマー管理。麺はビニール袋に入れられたものが麺箱に入っているが製麺所は不明。

意外と早くラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラ、豚ガラを軸にした印象の清湯スープ。奥底に乾物系の香りと微かに生姜の香りも感じる事が出来る。表層にはオイルも確認できるが、焦がしネギからかもしれない。がんこ系ラーメンと言えば、塩味が強いことが特徴であるが、コチラはそこまで塩っぱい訳ではない。ただ、通常の醤油ラーメンに比べれば若干塩味が立っている印象はあるが範疇内。塩味は後からでも調整してくれる旨の掲示があったので、言ってみるのも良いだろう。途中で焦がしネギを混ぜ込むとビターでオイリーな印象に変化するが劇的ではない。

麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量は若干多め、加水率は標準的な印象を受けた。デフォルトで堅茹でに仕上げられている。

具はチャーシュー2種、味玉、焦がしネギ、メンマ、のり、ネギ。チャーシューは豚バラと豚肩ロース使用の煮豚。そこまで濃い味付けではない。味玉はハードボイルド一歩手前の茹で加減。味付けは穏やか。

物価が上がり続ける中、飲食店も材料費、光熱費と色々な物の値段が上がっており、それが価格に転化されているのは仕方のないことだ。
東京では既にラーメンも1000円を超えるものも珍しくなくなってきた昨今であるが、地方都市ではデフォルトトッピングのラーメン一杯に1000円を出すことに抵抗感がある。
この店も最低価格が930円というギリギリの価格設定ではあるが、一条流というブランドがどこまで地元民から受け入れられるのか、注目していきたい。

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