| 深夜までやっている町中華 |
熱海飯店

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県熱海市渚町10-2 水梅ビル1階 | |||
| 電話番号 | 0557-27-1481 | |||
| 営業時間 | 18:00~3:00(火~日) | |||
| 定休日 | 月曜 | |||
| 席数 | カウンター6 座敷16 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚05'32.8'' E139゚04'41.0'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 熱海駅(JR東海道本線) 熱海駅(JR東海道新幹線) | |||
| 取材日 | 2024/04/19 | その他の情報... | ||
メニュー
- タンメン
- 900円
- らーめん
- 700円
- もやしらーめん
- 800円
- 辛ネギらーめん
- 800円
文頭から話は逸れるが2月中旬のこと。
久しぶりに熱海の新店の取材をした帰り道でのことだ。
とある店舗の店先でポップを見つけた。そのポップは
求人募集のポップで、店の中にも灯りが灯っており、中に人の姿も見えたのだが、店がやっている感じではない。
ただ、その求人募集のポップには「熱海鍋焼きラーメン」と書かれていることに引っかかった。この店、その内ラーメン店としてオープンする店なのだろう。しかも、鍋焼きラーメンと言えば高知県のご当地ラーメンとして聞いた事がある。
私がその存在を初めて知ったのはテレビ番組で、今は亡き佐野実氏がある店に赴いてその鍋焼きラーメンを食べている絵面 を見たことがある。
話は更に逸れて先日のこと。
食べログのニューオープンを見ていると熱海の新店の情報が上がってきた。
そこには鍋焼きラーメンの文字が。ただ、屋号は「熱海鍋焼きラーメン」ではなかったものの、私が前述の求人募集のポップを見た場所と一致したのでオープンしたのであろう。
話を戻して今日は金曜日。
勤務先での仕事を終えた私は静岡駅を18時ちょうどに出発するホームライナーに乗車した。勿論、その新店に向かうためだ。
事前にメニューを見ていると、鍋焼きラーメンの他に浜焼きやお酒を提供しているので、先ずは浜焼きで一杯やって、〆にラーメンをと考えていた。
1時間10分後。
沼津駅で在来線に乗り換え、熱海駅までやってきた。
前回、熱海に来た時は小雨混じり。しかも2月だったので寒かったしコートも着ていた覚えもあるのだが、流石に4月中旬。コートも必要なく、特に雨が降っていないというのは大きい。店までは徒歩で向かうことにした。
20分後。
店の近所に到着した。流石に新店。オープン2日目ということで店先にはお祝いの花が飾られており、店先には客引きの女店員が立っている。
「本日、オープン記念でウェルカム・ドリンクをサービスしていますがどうですか?」
まぁ、そんなサービスがなくても行く予定だったので問題ない。女店員に誘われる形で入店した。ただ、一つだけ気がかりな事が頭を過っていた。
店内はL字のカウンター席とテーブル席の構成。カウンター席の末席に陣取る。男性店員が前述のサービスの話をしている中、私はその気がかりな事柄をぶつけてみた。
「あの、この時間で鍋焼きラーメンは食べれますか?」
私にとって一番重要な内容がこれだ。求人募集のポップに書かれた屋号なら、ラーメン屋が確定するので「ラーメンがない」という事態は想像できない。ただ、浜焼きにもスポットが当たり、鍋焼きラーメンが二の次になっている以上、確認せざるを得ない状況だ。
「すみません。鍋焼きラーメンはランチの段階で終わってしまいまして」
やはり、私の嫌な予感の的中率は8割。早々に店を後にする羽目になったのは言うまでもない。
ただ、私もこれですごすごと帰る訳ではない。熱海まで出張っているのだ。取材歴20年以上を舐めちゃいけない。ちゃんとリカバリー先は考えてあるのだ。気を取り直してリカバリー先に向かうことにした。
5分後。
リカバリー先の店に到着した。その店を「熱海飯店」といった。
この店も昨年の9月に出来た比較的新しい新店である。ただ、オープン当初は結構混んでいるという話を聞いていたので二の足を踏んでいた。オープンから半年経っているのでそろそろ大丈夫だろうと考えた訳だ。外観を撮影して早速、入店する。
店内は結構混んでいて少し待たないとダメか?と一瞬考えたがカウンター席が空いているということで女店員に通された。
席に備え付けのメニューを見てみる。先ずは一杯やりますか。オーダーは口頭。ハイボール、煮卵メンマ、鶏の唐揚げをオーダーした。
店内は店主と思しき若者と女店員の2名体制。総席数20席を越える店を二人で回すのって大分しんどいように思える。しかも奥の座敷席には食べ終わった食器類がそのまま。片付けや洗い物に手が回っていないのが判る。
この店、昼営業はなく夜営業が中心の店。しかも、深夜3時まで営業しているので〆のラーメンとしても重宝する。(私は深夜にラーメンは食べないけど)
ただ、似たような店は同市内に多い。しかし、この店が有名になったのは「伊豆の肉チャーハン」というメニューだろう。
このメニューで有名なのが神奈川県藤沢市にある「よなかそば」のチャーハンでテレビ番組に取り上げられて有名になったメニュー。提供方法もそっくりなのである。
まぁ、私はハイボールが飲みたいので炭水化物はアテにならないので華麗にスルーするのだが…
先ずはハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。ウイスキーはブラックニッカを使用している。この店、
喫煙ができるらしく愛煙家にはありがたい。
店内はカウンター席の他は全て座敷席で構成されており、前述のチャーハンなども複数名でシェアするのが望ましいが、お一人様はそれも叶わない。先客の中にもチャーハンをシェアしている客がいたがこの店の最適解だろう。
数分して煮卵メンマがやってきた。ラー油を回しかけたメンマの中心に煮卵が置かれている。メニューを見る限り、トッピングの味玉がないので、味玉を食すチャンスはこのメニューを選ぶしかない。メンマは良いが煮卵は結構浸かり込んだ感じで塩味がかなり立っている。これは酒がススム君であるが肝臓に悪そう…ハイボールがかなり進んでしまった。
そして唐揚げがやってきた。あぁ、やっちまった。600円という値段は判っていたが鶏もも肉2枚分くらいはありそうな量だ。スパイスが調合されたお塩が付属するのでお好みでかけて食べるらしい。既にハイボール1杯でやっつけられるとは思っていないのでハイボールを追加オーダー。食べ切れない量ではないけど、揚げたてアツアツなので時間がかかりそうだ。
唐揚げ自体は高温で一気に揚げた印象で表面はカリカリ。中はややピンク色をしているが大丈夫だろう。別添えでマヨネーズも付いているのでそのまま、塩、マヨネーズと味変もできるので飽きることはない。
ハイボールで唐揚げをやっつけると結構腹パンに近いのでここで取材モードに入る。改めてメニューを見てみるが、腹の具合からも普通のラーメンでも良いのだが折角の町中華なのでいつものアレをオーダーしてみたい。オーダーは口頭。タンメンをオーダーした。
厨房観察は私が座っている席からは絶望的。というか、どの席に陣取ったとしても観察自体は難しいかもしれない。中華なべを振っている姿が唯一確認できた。
後客も入ってきているので少し待つ形となったがタンメンがやってきた。
先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした清湯スープであろう。具材と共に煮込まれているため提供時のスープは濁りを帯びている。タンメンにありがちなごま油に頼った風は見られない。具材の旨味が出ているので普通に美味いタンメンスープに仕上がっている。
麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。茹で加減はデフォルトで堅茹でに仕上がっている。この硬質な印象は後半になっても結構続いている。スープを良く持ち上げる。
具は豚こま、もやし、キャベツ、ニラ、人参、キクラゲ。チャーシューの類は乗らない。具材はスープと煮込んで熱を入れている印象。特に豚こまの焼き目(メイラード反応)が見られない。それは他の具材にも同じことが言える。まぁ、調理工程を見ていないのであくまで推測の域を脱しないが。
コロナ過が過ぎ、多くの観光客が訪れている熱海であるが、夜の街を歩いているとまだまだ夜のお客が多いなぁという印象は感じられない。
観光業の街の夜の風景も時代によって様変わりしているのかもしれない。
久しぶりに熱海の新店の取材をした帰り道でのことだ。
とある店舗の店先でポップを見つけた。そのポップは
求人募集のポップで、店の中にも灯りが灯っており、中に人の姿も見えたのだが、店がやっている感じではない。ただ、その求人募集のポップには「熱海鍋焼きラーメン」と書かれていることに引っかかった。この店、その内ラーメン店としてオープンする店なのだろう。しかも、鍋焼きラーメンと言えば高知県のご当地ラーメンとして聞いた事がある。
私がその存在を初めて知ったのはテレビ番組で、今は亡き佐野実氏がある店に赴いてその鍋焼きラーメンを食べている
話は更に逸れて先日のこと。
食べログのニューオープンを見ていると熱海の新店の情報が上がってきた。
そこには鍋焼きラーメンの文字が。ただ、屋号は「熱海鍋焼きラーメン」ではなかったものの、私が前述の求人募集のポップを見た場所と一致したのでオープンしたのであろう。
話を戻して今日は金曜日。
勤務先での仕事を終えた私は静岡駅を18時ちょうどに出発するホームライナーに乗車した。勿論、その新店に向かうためだ。
事前にメニューを見ていると、鍋焼きラーメンの他に浜焼きやお酒を提供しているので、先ずは浜焼きで一杯やって、〆にラーメンをと考えていた。
1時間10分後。
沼津駅で在来線に乗り換え、熱海駅までやってきた。
前回、熱海に来た時は小雨混じり。しかも2月だったので寒かったしコートも着ていた覚えもあるのだが、流石に4月中旬。コートも必要なく、特に雨が降っていないというのは大きい。店までは徒歩で向かうことにした。
20分後。
店の近所に到着した。流石に新店。オープン2日目ということで店先にはお祝いの花が飾られており、店先には客引きの女店員が立っている。
「本日、オープン記念でウェルカム・ドリンクをサービスしていますがどうですか?」
まぁ、そんなサービスがなくても行く予定だったので問題ない。女店員に誘われる形で入店した。ただ、一つだけ気がかりな事が頭を過っていた。
店内はL字のカウンター席とテーブル席の構成。カウンター席の末席に陣取る。男性店員が前述のサービスの話をしている中、私はその気がかりな事柄をぶつけてみた。
「あの、この時間で鍋焼きラーメンは食べれますか?」
私にとって一番重要な内容がこれだ。求人募集のポップに書かれた屋号なら、ラーメン屋が確定するので「ラーメンがない」という事態は想像できない。ただ、浜焼きにもスポットが当たり、鍋焼きラーメンが二の次になっている以上、確認せざるを得ない状況だ。
「すみません。鍋焼きラーメンはランチの段階で終わってしまいまして」
やはり、私の嫌な予感の的中率は8割。早々に店を後にする羽目になったのは言うまでもない。
ただ、私もこれですごすごと帰る訳ではない。熱海まで出張っているのだ。取材歴20年以上を舐めちゃいけない。ちゃんとリカバリー先は考えてあるのだ。気を取り直してリカバリー先に向かうことにした。
5分後。
リカバリー先の店に到着した。その店を「熱海飯店」といった。
この店も昨年の9月に出来た比較的新しい新店である。ただ、オープン当初は結構混んでいるという話を聞いていたので二の足を踏んでいた。オープンから半年経っているのでそろそろ大丈夫だろうと考えた訳だ。外観を撮影して早速、入店する。
店内は結構混んでいて少し待たないとダメか?と一瞬考えたがカウンター席が空いているということで女店員に通された。
席に備え付けのメニューを見てみる。先ずは一杯やりますか。オーダーは口頭。ハイボール、煮卵メンマ、鶏の唐揚げをオーダーした。
店内は店主と思しき若者と女店員の2名体制。総席数20席を越える店を二人で回すのって大分しんどいように思える。しかも奥の座敷席には食べ終わった食器類がそのまま。片付けや洗い物に手が回っていないのが判る。
この店、昼営業はなく夜営業が中心の店。しかも、深夜3時まで営業しているので〆のラーメンとしても重宝する。(私は深夜にラーメンは食べないけど)
ただ、似たような店は同市内に多い。しかし、この店が有名になったのは「伊豆の肉チャーハン」というメニューだろう。
このメニューで有名なのが神奈川県藤沢市にある「よなかそば」のチャーハンでテレビ番組に取り上げられて有名になったメニュー。提供方法もそっくりなのである。
まぁ、私はハイボールが飲みたいので炭水化物はアテにならないので華麗にスルーするのだが…
先ずはハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。ウイスキーはブラックニッカを使用している。この店、
喫煙ができるらしく愛煙家にはありがたい。店内はカウンター席の他は全て座敷席で構成されており、前述のチャーハンなども複数名でシェアするのが望ましいが、お一人様はそれも叶わない。先客の中にもチャーハンをシェアしている客がいたがこの店の最適解だろう。
数分して煮卵メンマがやってきた。ラー油を回しかけたメンマの中心に煮卵が置かれている。メニューを見る限り、トッピングの味玉がないので、味玉を食すチャンスはこのメニューを選ぶしかない。メンマは良いが煮卵は結構浸かり込んだ感じで塩味がかなり立っている。これは酒がススム君であるが肝臓に悪そう…ハイボールがかなり進んでしまった。
そして唐揚げがやってきた。あぁ、やっちまった。600円という値段は判っていたが鶏もも肉2枚分くらいはありそうな量だ。スパイスが調合されたお塩が付属するのでお好みでかけて食べるらしい。既にハイボール1杯でやっつけられるとは思っていないのでハイボールを追加オーダー。食べ切れない量ではないけど、揚げたてアツアツなので時間がかかりそうだ。
唐揚げ自体は高温で一気に揚げた印象で表面はカリカリ。中はややピンク色をしているが大丈夫だろう。別添えでマヨネーズも付いているのでそのまま、塩、マヨネーズと味変もできるので飽きることはない。
ハイボールで唐揚げをやっつけると結構腹パンに近いのでここで取材モードに入る。改めてメニューを見てみるが、腹の具合からも普通のラーメンでも良いのだが折角の町中華なのでいつものアレをオーダーしてみたい。オーダーは口頭。タンメンをオーダーした。
厨房観察は私が座っている席からは絶望的。というか、どの席に陣取ったとしても観察自体は難しいかもしれない。中華なべを振っている姿が唯一確認できた。
後客も入ってきているので少し待つ形となったがタンメンがやってきた。
先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした清湯スープであろう。具材と共に煮込まれているため提供時のスープは濁りを帯びている。タンメンにありがちなごま油に頼った風は見られない。具材の旨味が出ているので普通に美味いタンメンスープに仕上がっている。
麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。茹で加減はデフォルトで堅茹でに仕上がっている。この硬質な印象は後半になっても結構続いている。スープを良く持ち上げる。
具は豚こま、もやし、キャベツ、ニラ、人参、キクラゲ。チャーシューの類は乗らない。具材はスープと煮込んで熱を入れている印象。特に豚こまの焼き目(メイラード反応)が見られない。それは他の具材にも同じことが言える。まぁ、調理工程を見ていないのであくまで推測の域を脱しないが。
コロナ過が過ぎ、多くの観光客が訪れている熱海であるが、夜の街を歩いているとまだまだ夜のお客が多いなぁという印象は感じられない。
観光業の街の夜の風景も時代によって様変わりしているのかもしれない。
