| 店主は元フレンチシェフ、らしい… |
麺屋 松

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県富士市瓜島町108 信栄瓜島ビル1階 | |||
| 電話番号 | 054-567-0443 | |||
| 営業時間 | 11:30~14:30(月~火・木~日) 17:30~22:00(月~火・木~日) | |||
| 定休日 | 水曜 | |||
| 席数 | テーブル16 座敷8 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚09'43.9'' E138゚40'30.2'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2024/03/02 | その他の情報... | ||
メニュー
- 味玉味噌らぁ麺
- 1080円
- 味噌らぁ麺
- 960円
- 特製味噌らぁ麺
- 1180円
- 醤油らぁ麺
- 860円
早いもので3月になり昼の時間が長くなってきたのを感じますね。
県内の県立の高校などは3月1日に卒業式という学校も多く、昨日の帰り際の静岡駅には高校生っぽい若者が多かった印象でした。
中には卒業証書を持った女学生もいたりして、年度末なんだなぁと思う今日この頃です。
私が高校を卒業した日の夜は、悪友と駅前の村さ来で酒を飲んでいた記憶しかない(笑)
男3人で飲んでいると、女性3名の客に声をかけられた。よくよく聞けば向こうもその日に別の県立高校を卒業した女性だったのには驚いた。
約40年弱前の話なので連絡先の交換とかは無かったけど、時代が時代ならあったんだろうなぁ。
時代に翻弄される管理人です。
今日は土曜日。
給料日前ということで昨夜は最終電車で帰宅。勿論、夕飯も自宅で取った。アマプラを見ながらそのまま寝落ちしたらしく、目覚めたら朝の5時前。身体の節々が痛い…
その後、ベットに入り起床は9時前。何とか起きれた感じだ。
本日の取材先は昨日辺りから考えていた。久しく富士市に行っていないので、市内の比較的新しい新店を取材しようと考えていた。
朝風呂からあがるとPCを起動し、食べログで取材先の口コミを見てみる。低評価を付けている口コミを見ていると、色々と文句を述べている。それらを読みながら出発時間を待つことにした。
11時半に開店するようなので、10時半過ぎに自宅を出発した。
1時間後。
国道1号線を西進し、全てを一般道で向かう。前述した通りの金欠病なので時間を金に変換している感じだ。その店を「麺屋 松」といった。その店があるのは昔、取材した「いっぱち」という、店主や店員が当時18歳だったということで話題になった店だったが、僅か3ヶ月程で閉店してしまった店だ。当時、店の駐車場の台数が少なく、周りにコインパーキング等もないので何度かリカバリーをした経験があることから、同じ場所に新店が出来たという情報にも腰が重くなっていた。
この新店もオープンからそろそろ5か月になろうとしており、そろそろ落ち着いている頃だろうと踏んでいた。ただ、昼時に行けばそれなりに混むかもしれないと考え、開店時間を目指して自宅を出発したが5分前に到着した。
心配していた駐車場もガラガラ…というか先客の姿はないので久しぶりのポールポジションをゲットだぜ。入庫を終えると開店時間まで車中で待機した。
5分後。
店が開いたので入店する。女店員が出迎えてくれ、お一人様であることを告げると厨房から一番離れた末席のテーブル席に座るように指示された。まぁ、席のレイアウト的には厨房観察が難しい空間配置なので仕方ないか。
席に備え付けのメニューを見てみる。前述の「イッパチ」も味噌ラーメンがウリだったが今回の店も味噌ラーメンがウリに見える。ただ、醤油ラーメンやつけ麺、油そばなどもある。サイドオーダーを見てみると事前の予習の時には見当たらなかった炒飯がメニューに追加されていた。オーダーは口頭。味玉味噌らぁ麺、炒飯をオーダーした。すると…
「お冷とおしぼりはセルフになっていますので、あちらからお願いします」
女店員からアナウンスがあった。前述の食べログの低評価の口コミの中には、お冷やおしぼりについての言及がされていたのだが、そういう意見を受けて色々と改善しているんだろうなぁと感じた。まぁ、たまたまかもしれないけど。
店内はテーブル席と座敷席の構成。前の店の構成はテーブル席のみになっているのだが、聞いた話だと前の店の若者達は店で寝泊りをしていると聞いた事があるので、この座敷席になっている部分が彼らの寝床だったんだろうなぁと思うと感慨深い。
厨房観察は絶望的なので席に備え付けのメニューを撮影していると…
「お待ちどう様でした。味玉味噌らぁ麺です」
おぉ、意外と早い提供。まぁ、私以外の客は居ないので私のオーダーに全力投球した結果なのだろう。ラーメンを撮影していると炒飯もやってきた。口コミにも書いてあったけど提供スピードが早いのは良い事だ。ある程度、調理の内容も推し量ることができるし。
先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象ながら、今回は味噌味なのでその素性は判りにくい。味噌ダレが濃厚で表層の背脂がコクを演出する。塩梅も悪くない。少しスープの温度が低い印象も受けるが範疇内。中華なべでスープ、オイル、味噌を加熱して仕上げる調理方法はスープはアツアツになるが、味噌の風味が飛びやすいし、舌は高温の物を味わえるほど上手くは出来ていない。悪戯に温度が高いよりは適温だと思う。味噌ダレをスープで溶かして作っているのだろうと勝手に想像するが実際はどうなんだろう?
麺は中太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。デフォルトでやや堅茹での仕上がりで提供されるため、後半になってもそれなりのコシが残る。味噌ラーメンの場合、多かん水麺やたまご麺のような黄色くテカテカとした麺を使用することで濃厚なスープに抗うようにバランスを取るのだが、この堅茹での仕上がりが同じような効果を与えているように感じる。
具はチャーシュー、味玉、もやし、メンマ、のり、おろし生姜、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚を炙ったもの。味付けは穏やか。味玉は黄身が液体のタイプで私好み。味付けはこちらも穏やか。もやしは茹でて熱を入れている印象で事前に仕込んだものだろうか。そう考えると提供スピードの早さの説明がつく。おろし生姜を後半に混ぜ込むとややキリっとした印象に変化するが持続力はない。席にはおろし生姜がないので更なる追い生姜は出来ないのだがおろしニンニクはある。まぁ、私は積極的な味変はほぼしないので良いのだが…
炒飯はコロチャー、炒り卵、ネギで構成されたシンプルチャーハン。味付けは穏やかだが、味噌スープを味わった後なので余計に穏やかに感じるのかもしれない。味噌ラーメンのお供にはちょうど良い塩分濃度。ややしっとり系。「半炒飯」ではなく「炒飯」と表記されているが値段も量も半量なのが良き。
ある人が言っていたが、「ラーメンを食べる人は、半分はバックボーンとなる情報を食べている」と聞いた事がある。店主の前の経歴、元々が日本食の職人だったりフランス料理のシェフだったりと他業種からラーメン屋にジョブチェンジする人は珍しくない。
ただ、そういう情報を知ってしまうと、出てくるラーメンを勝手にイメージし、実際にラーメンを食べた時にガッカリするといった状況が起きる人が多いようだ。
料理人とは調理全般の多くの技術、知識を持っている人であり、その業態に合わせた味作りを出来るのが仕事である。また、ラーメン屋という業種になったということは、前の業種では作れなかった味を作りたいからラーメン屋になったという店主も多いだろう。だから、私は店主が前に何をしていたのか?という話にはあまり興味がない。
その店主が作りたかった味は、目の前にあるこの一杯の中にあるのだから。
県内の県立の高校などは3月1日に卒業式という学校も多く、昨日の帰り際の静岡駅には高校生っぽい若者が多かった印象でした。
中には卒業証書を持った女学生もいたりして、年度末なんだなぁと思う今日この頃です。
私が高校を卒業した日の夜は、悪友と駅前の村さ来で酒を飲んでいた記憶しかない(笑)
男3人で飲んでいると、女性3名の客に声をかけられた。よくよく聞けば向こうもその日に別の県立高校を卒業した女性だったのには驚いた。
約40年弱前の話なので連絡先の交換とかは無かったけど、時代が時代ならあったんだろうなぁ。
時代に翻弄される管理人です。
今日は土曜日。
給料日前ということで昨夜は最終電車で帰宅。勿論、夕飯も自宅で取った。アマプラを見ながらそのまま寝落ちしたらしく、目覚めたら朝の5時前。身体の節々が痛い…
その後、ベットに入り起床は9時前。何とか起きれた感じだ。
本日の取材先は昨日辺りから考えていた。久しく富士市に行っていないので、市内の比較的新しい新店を取材しようと考えていた。
朝風呂からあがるとPCを起動し、食べログで取材先の口コミを見てみる。低評価を付けている口コミを見ていると、色々と文句を述べている。それらを読みながら出発時間を待つことにした。
11時半に開店するようなので、10時半過ぎに自宅を出発した。
1時間後。
国道1号線を西進し、全てを一般道で向かう。前述した通りの金欠病なので時間を金に変換している感じだ。その店を「麺屋 松」といった。その店があるのは昔、取材した「いっぱち」という、店主や店員が当時18歳だったということで話題になった店だったが、僅か3ヶ月程で閉店してしまった店だ。当時、店の駐車場の台数が少なく、周りにコインパーキング等もないので何度かリカバリーをした経験があることから、同じ場所に新店が出来たという情報にも腰が重くなっていた。
この新店もオープンからそろそろ5か月になろうとしており、そろそろ落ち着いている頃だろうと踏んでいた。ただ、昼時に行けばそれなりに混むかもしれないと考え、開店時間を目指して自宅を出発したが5分前に到着した。
心配していた駐車場もガラガラ…というか先客の姿はないので久しぶりのポールポジションをゲットだぜ。入庫を終えると開店時間まで車中で待機した。
5分後。
店が開いたので入店する。女店員が出迎えてくれ、お一人様であることを告げると厨房から一番離れた末席のテーブル席に座るように指示された。まぁ、席のレイアウト的には厨房観察が難しい空間配置なので仕方ないか。
席に備え付けのメニューを見てみる。前述の「イッパチ」も味噌ラーメンがウリだったが今回の店も味噌ラーメンがウリに見える。ただ、醤油ラーメンやつけ麺、油そばなどもある。サイドオーダーを見てみると事前の予習の時には見当たらなかった炒飯がメニューに追加されていた。オーダーは口頭。味玉味噌らぁ麺、炒飯をオーダーした。すると…
「お冷とおしぼりはセルフになっていますので、あちらからお願いします」
女店員からアナウンスがあった。前述の食べログの低評価の口コミの中には、お冷やおしぼりについての言及がされていたのだが、そういう意見を受けて色々と改善しているんだろうなぁと感じた。まぁ、たまたまかもしれないけど。
店内はテーブル席と座敷席の構成。前の店の構成はテーブル席のみになっているのだが、聞いた話だと前の店の若者達は店で寝泊りをしていると聞いた事があるので、この座敷席になっている部分が彼らの寝床だったんだろうなぁと思うと感慨深い。
厨房観察は絶望的なので席に備え付けのメニューを撮影していると…
「お待ちどう様でした。味玉味噌らぁ麺です」
おぉ、意外と早い提供。まぁ、私以外の客は居ないので私のオーダーに全力投球した結果なのだろう。ラーメンを撮影していると炒飯もやってきた。口コミにも書いてあったけど提供スピードが早いのは良い事だ。ある程度、調理の内容も推し量ることができるし。
先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象ながら、今回は味噌味なのでその素性は判りにくい。味噌ダレが濃厚で表層の背脂がコクを演出する。塩梅も悪くない。少しスープの温度が低い印象も受けるが範疇内。中華なべでスープ、オイル、味噌を加熱して仕上げる調理方法はスープはアツアツになるが、味噌の風味が飛びやすいし、舌は高温の物を味わえるほど上手くは出来ていない。悪戯に温度が高いよりは適温だと思う。味噌ダレをスープで溶かして作っているのだろうと勝手に想像するが実際はどうなんだろう?
麺は中太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。デフォルトでやや堅茹での仕上がりで提供されるため、後半になってもそれなりのコシが残る。味噌ラーメンの場合、多かん水麺やたまご麺のような黄色くテカテカとした麺を使用することで濃厚なスープに抗うようにバランスを取るのだが、この堅茹での仕上がりが同じような効果を与えているように感じる。
具はチャーシュー、味玉、もやし、メンマ、のり、おろし生姜、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚を炙ったもの。味付けは穏やか。味玉は黄身が液体のタイプで私好み。味付けはこちらも穏やか。もやしは茹でて熱を入れている印象で事前に仕込んだものだろうか。そう考えると提供スピードの早さの説明がつく。おろし生姜を後半に混ぜ込むとややキリっとした印象に変化するが持続力はない。席にはおろし生姜がないので更なる追い生姜は出来ないのだがおろしニンニクはある。まぁ、私は積極的な味変はほぼしないので良いのだが…
炒飯はコロチャー、炒り卵、ネギで構成されたシンプルチャーハン。味付けは穏やかだが、味噌スープを味わった後なので余計に穏やかに感じるのかもしれない。味噌ラーメンのお供にはちょうど良い塩分濃度。ややしっとり系。「半炒飯」ではなく「炒飯」と表記されているが値段も量も半量なのが良き。
ある人が言っていたが、「ラーメンを食べる人は、半分はバックボーンとなる情報を食べている」と聞いた事がある。店主の前の経歴、元々が日本食の職人だったりフランス料理のシェフだったりと他業種からラーメン屋にジョブチェンジする人は珍しくない。
ただ、そういう情報を知ってしまうと、出てくるラーメンを勝手にイメージし、実際にラーメンを食べた時にガッカリするといった状況が起きる人が多いようだ。
料理人とは調理全般の多くの技術、知識を持っている人であり、その業態に合わせた味作りを出来るのが仕事である。また、ラーメン屋という業種になったということは、前の業種では作れなかった味を作りたいからラーメン屋になったという店主も多いだろう。だから、私は店主が前に何をしていたのか?という話にはあまり興味がない。
その店主が作りたかった味は、目の前にあるこの一杯の中にあるのだから。
