判ってる!
おうみじゅくせいしょうゆらーめん じゅうにぶんや しずおかてん
近江熟成醤油ラーメン 十二分屋 静岡店

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SHOP DATA
住  所静岡県静岡市駿河区中吉田43-24
電話番号054-294-8221
営業時間11:00~15:00(月~金)
11:00~23:00(土~日・祝)
17:30~23:00(月~金)
定休日無休
席数カウンター7 テーブル28 座敷18
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚59'36.0''
E138゚26'26.8''
地図を見る
最寄駅県立美術館前駅(静岡鉄道)
取材日2023/12/05その他の情報...

メニュー

味玉白ごまつけめん
1070円
十二分屋そば
850円
味玉十二分屋そば
970円
特製十二分屋そば
1150円
more...

今日は火曜日。
勤務先での仕事を終えた私は静岡鉄道に乗車するために新静岡駅に向かっていた。
そう、平日に取材しようと考えているのだった。
師走に入り、コロナも明けた今年は忘年会も復活。
今週末は会社の忘年会もあるし、ラー紀関連の知り合いとの忘年会が土曜日にある。
そういう訳で平日に取材して、取材記を書いてしまおうという算段だ。

話は逸れて昼間のこと。
夜の取材先について考えていた。
こういう平日の取材のために勤務先近くの新店を取材しないでいる。何だかメジャーリーグで大活躍している選手の名前を思い出させる屋号の店でも取材しようかと考えていたが…

『ハイボールが700円かぁ…』

仕事終わりの一杯も兼ねている中、ハイボール700円って有り得ない。まぁ、お酒の価格も高騰しているし判らないでもないけど。
勤務先の近くを諦め、帰り際の店に切り替える。静岡鉄道沿線に行ってみたい町中華もあるのだが、先にも書いたように新店を取っておいてあるので、行かないとまた行かないまま閉店とか有り得るのである程度新しい店を探していると…

『おっ、ハイボール400円じゃん!』

ラーメンの内容よりもハイボールの値段で取材先を決めてしまう私って…

話を戻そう。
取材先の最寄り駅である県立美術館前駅に到着した。更に徒歩で5分程度で目的地に到着した。
その店を「近江熟成醤油ラーメン 十二分屋」といった。この店、昔取材した「麺屋 蔵の助」の跡地。一度は来たことがある。昔は味噌ラーメン屋だったので味噌の仕込み樽を模した看板が醤油の仕込み樽に見えてくるから面白い。
外観を撮影して早速、店内へ。

店内に入ると女店員が出迎えてくれた。「お好きな席へどうぞ」とテーブル席方向へ案内しようとしている。
「カウンター席でも良いですか?」と断りを入れ、カウンター席に陣取った。

席に備え付けのメニューを見てみる。
この店、ハイボールが400円なのはありがたいのだが、問題はつまみだ。
まぁ、餃子を頼めば380円なのだが、気分的には唐揚げが食べたい。しかし、唐揚げが700円もする。今回は700円という値段がキモになっている。
そこで私は考えた。
この店、セットメニューが豊富で、唐揚げ2個セットというのがある。まぁ要らないライスも付いてくるけど。このセットの良い点は好きなラーメンが選べる点だ。
これらを同時にオーダーして、ラーメンを後回しにして唐揚げでハイボールをキメる、という算段だ。
ただ、それではラーメンが伸びてしまうのでそこは伸びないラーメンを頼むまでだ。
オーダーは口頭。味玉白ごまつけめん、ライス+唐揚げ(2個)セット、ハイボールをオーダーした。

店内はカウンター席、テーブル席、座敷と一通りが揃う。前述の蔵の助の取材記での席数を見ていると、カウンター席のみ2席少なくなっているがテーブル席と座敷席は当時のままだ。また、カウンター席の前の一段高くなった場所にある厨房という記述も当時と変わらないというのが判る。要は前の店を居抜きで使用しているのが判る。まぁ、外観もほぼ変わっていないのでお察しの通りだ。

夕飯少し前の店内に先客は1名のみ。後客が2組3名。
厨房は男性店員が1名で切り盛りし、あとはホール係の前述の女店員の2名体制。平日とは言え、これだけの箱を1名の調理と1名のホール係で回そうというのだから大変だ。
昨今、飲食店の人材不足が叫ばれているが、こういう状況を見ると肌で感じる光景だ。

先ずはハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。泡がシッカリとしており、炭酸が強めなのが判る。しかもジョッキでの提供で400円ならウイスキーが何であれ文句はない。
後は飲み過ぎないようにチビチビとやりながら料理の提供を待つだけだ。

前述したように厨房は高い位置にあるので観察自体は難しい。特に手元が見えないので動作と音で確認するくらいしか術がない。
当たり前のように揚げ物をしている音が聞こえる。メニューに書いてあったのだが、つけめんの麺は茹で時間が8分程かかるという。同じ麺を使用したまぜそばが「6分程かかる」と書かれているので、実際の茹で時間は6分でつけめんは更に冷却に2分程度かかるのであろう。そんな風に考えた時、唐揚げの方が先に上がるのではないかと期待した。

珍しく予想は的中し、唐揚げが先に供された。ハイボールを目の前にしているので考慮してくれたのであろうか。判ってるなぁ。
大ぶりな鶏肉の塊で食べ応えは充分。しかも揚げたてなので美味い。
ただ、ここで問題なのはこの唐揚げはライスとセットの商品であるがライスが来ていない。
メニュー写真としてのラー紀への掲載にあたってはライスと一緒に撮影する必要がある。ライスも一緒に出してもらえるように女店員に頼めば良かったのだが小心者なので…
仕方ないので別撮りして後で合成するか…

唐揚げをやっつけた頃、つけ麺がやってきた。正にベストタイミング。同時にライスもやってきた。先ずは麺から食してみた。

麺は太ストレート麺。かん水の量は多め、加水率は標準的な印象を受けた。長方形の各断面を備えており番手は低い。冷水でシッカリと冷却されており、あまつさえ器もキンキンに冷えている。まるで提供直後のショートカクテルのグラスのようである(判りづれぇ)。歯応えもかなり硬質な印象でモチモチ感とは異なる。

つけ汁はとんこつスープをベースに芝麻醤を混ぜ込んだ印象。大量のすりゴマも鎮座する。甘み、塩味、酸味が混在するが言葉で表しづらい複雑で不思議な味がする。高粘度なのでつけ汁が絡みつく。参鶏湯(サムゲタン)などに使用されるような器でチンチンに熱せられて供されるので注意が必要だ。

具はチャーシュー2種、味玉、メンマ、刻みのり。ロース肉使用の茹で豚肩ロース使用の低温調理チャーシュー。どちらも冷えているのでつけ汁にインする。味付けは穏やか。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けはこちらも穏やか。

麺を食べ終わり、席に備え付けのラー油をつけ汁に回しかけ、ライスを投入する。スープ割りの存在は確認しなかった。麺量も結構多く、ライスもそれなりの量があるので腹パンだ。

以前の取材記に蔵の助はトライ・インターナショナルと言う会社が経営していた店舗との記載が残っているが、今回の店は前の会社とは関係なく、滋賀県彦根市に本社を置く株式会社十二分屋という会社が経営しているようだ。
会社概要を見てみると社員は僅か3名で設立10年未満の若い会社のようだ。
飲食業もコロナもあったりして色々と大変な時であるが頑張ってもらいたい。

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