月に2日しか営業しないプレミアム感
めんやぎりゅう だいいっしょう
【休業】麺屋義流 ~第一章~

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間18:00~22:00(第2金)
18:00~22:00(第4金)
定休日月曜・火曜・水曜・木曜・土曜・日曜
席数カウンター5 座敷5
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚05'28.0''
E139゚04'39.1''
地図を見る
最寄駅来宮駅(JR伊東線)
取材日2023/06/23その他の情報...

メニュー

柚子塩海老雲呑+ダシ味玉
1240円
柚子塩海老雲呑
1100円
柚子塩ラーメン
930円
 
■トッピング
  チャーシュー
350円
more...

文頭から話は逸れるが先月末のこと。
インスタグラムを見ていると、あるラーメン屋の一周年記念ということで一杯5円のラーメンを出すという内容を見つけた。その日は5月26日。私の誕生日でもあった。
正直、1杯5円のラーメンなら、その日は大行列が出来るであろう。
取材と称して行く店はほぼ初来店の店である。その店を知ったタイミングがあったにせよ、5円で食べて帰ってくることには抵抗があった。
その店の名を「麺屋義流 ~第一章~」といった。あまりネット上でも名前があがってこないので色々と調べると、第2、第4の金曜日の夜にしか営業しない店だということが判った。
そして、メニューは日によって違うということが判った。

話を戻して今日は金曜日。実は有給休暇を取っている。
話は逸れるが先日、我が社の常務から連絡があり、今の業務の状況について話がしたいとチャットがあった。話は小一時間で終わるという。
そんな訳で静岡の勤務先には午後から出社する旨を伝えていたのだが、勤務先での昨日の話。
トイレで大きい方をしている時、私の息子に苛烈を極める激痛が走った刹那、「コロンッ」という音と共に何かが生まれ落ちた音がしたのだった。
便器の中を覗いてみると何と直径4㎜程度の結石が出てきたのだった。
まぁ、尿路結石の発作は2度ほど経験した事があったが、結石自体を目の当たりにしたのははじめてのこと。
午前中に前述の話もあるし、近所の泌尿器科は午後からの診察だったこともあり、有給休暇となった次第だ。

午前中に自社に行き、常務とお話。まぁ、細かい話は割愛するが、50代半ばという年齢なので、これからの事などが中心の話だった。

会社での話が終わり、自宅に戻ると今度は午後の診察。
CT撮影や採尿など、色々と診てもらったが特に心配はないとのこと。
ただ、腎臓には新たな結石もあるらしいのだが、薬で散らす等の手立てがある訳ではないのでこれ以上、治療も出来ないようだ。

そんなこんなで夕刻を迎えた私は自宅を出発した。
いつもは静岡からホームライナーに乗車して向かうが、今回は自宅から伊豆っ箱、東海道線と乗り換えて熱海駅に到着。
更にバスに乗って渚町までやってきた。
店の場所は前に取材した「一徹」という店の近所であることは知っていたが、店自体は細い路地を入った場所にあった。
店の看板らしきものがあるっちゃあるが、小さな看板である。入口が開いていたので中を覗くと満席だ。
仕方なく、店先で待っていると中から男性店員が出てきてカウンターの一番奥が空いているというのでギリ入店する事が出来た。

店内は5席のカウンター席と5席の座敷席の構成で広い店ではない。その狭い空間に10名がいる様はカオスそのもので、この狭い感じが良い。

席に備え付けのメニューを見てみる。といっても前述した通り、ラーメンについては今日限定のラーメンであり、インスタグラムで事前に調べている。お酒もあるので先ずはやっちゃいますか。オーダーは口頭。柚子塩海老雲呑、ダシ味玉、餃子、ハイボールをオーダーした。

店内はインスタグラムで見た店主と前述の男性店員の2名で切り盛りする。店員の方は店主のお父様のようである。店主はラーメンと餃子作り。お父様がドリンクやつまみ等を担当しているようだ。

カウンター席に座っている客は4人客でお父様の知り合いのようだ。座敷に座っている客は店主の知り合いのように見えた。皆、お酒をやりながら、つまみを食べる者、ラーメンを食べる者と様々。開店して既に1年が経過しているのでほぼ、常連客で構成されているのであろうが、私のような新規客もちらほら散見された。

先ずはハイボールがやってきた。お疲れチャン>俺。あっ、今日は仕事してなかったっけ。
アルミ製のタンブラーに入ってきた。冷たさはキープできるけど、インスタ映えは望めない。中身は角瓶が使われている。美味し!

厨房観察。
寸胴は小型の物が1器、確認出来た。ただ、営業用のスープは仕込みが終わって鍋に移し替えてある。麺茹では深ざるを使用したもの。小型の寸胴に深ざるを引っかけて行われる。1ロットで出来るラーメンは2杯まで。厨房がとにかく狭いので丼も2つ以上は置けないだろうし、深ざるも2つしかない。茹で加減にキッチンタイマーに頼った風はない。今回は海老雲呑が入ったメニューもあるので別の鍋に湯が張られており、雲呑を茹でている。
カウンター席と厨房内は距離が近いので、ぼーっと観察をしていると店主が話しかけてきた。

「どちらから来られたんですか?」と問うので「三島からです」と答えると「以前の5円ラーメンの時に来て下さったとか?」とかえされたので「インスタを見て来ました。いきなり5円ラーメンではおこがましいので日を改めました」と返すと「うれしいなぁ」と微笑んだ。
インスタグラムで見る店主はちょっとやんちゃな印象なのだが、人柄はとても優しく、真面目な方なんだろうなぁと思った。どれだけSNSが発達しても、やはりリアルは大事だ。

そして餃子がやってきた。卓上の酢胡椒で頂くことに。
餡は野菜と肉が半々といった印象で、ニンニクが盛大に効いたタイプだ。小ぶりなのでハイボールと共にサクッと完食。
ラーメンの調理も既にはじまっているので、スピード感が大事だ。

そしてラーメンがやってきた。
先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。塩ダレの塩梅は穏やかで鶏の旨味を感じる事が出来る。柚子の香りは感じる事が出来るが限定的で支配的ではない。

麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。中細麺なのでコシは期待しない。番手は穏やかなスープに合っている。

具は海老雲呑、大根の剣、柚子皮、ネギ、そして別注のダシ味玉。海老雲呑の中には海老の身をペースト状にしたものが入っている。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けは醤油に頼った風がない。

インスタを見ているとこの店主は松福で修行されていた時代があるようだ。
この店の屋号には「第一章」という副題があるのだが、この店舗での営業はあくまで間借りした店舗であり、自分の店という位置づけではないのがインスタを見ていると判る。
第二章となる頃にはご自身のお店をオープンするのであろうが未だ、道の途中といったことなのだろうか。
店主の更なるご活躍を祈念したい。

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