ご縁があるから
かすがやしょくどう
春日屋食堂

photo

SHOP DATA
住  所静岡県富士市浅間上町1-11
電話番号0545-52-0758
営業時間11:00~13:30(月~火・木~日)
16:30~19:30(月~火・木~日)
定休日水曜
席数カウンター8 テーブル12 座敷8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚09'48.9''
E138゚40'57.2''
地図を見る
最寄駅
取材日2023/06/10その他の情報...

メニュー

カレーライスラーメン
750円
ラーメン
520円
ワンタンメン
700円
タンメン
750円
more...

今日は土曜日。目覚めは悪くない。
昨夜は久しぶりにバーや行きつけのスナックで華金を謳歌した。
バーで聞いた話によれば、先週の大雨のため、浸水被害に遭った家屋や店舗って結構多かったみたいで、大手町にある半地下に位置するバーは床上浸水の被害でお店自体が水没したらしい。
また、店に向かうことが難しいバーテンダーも数多くいたようで、臨休する店があったり、店まで海パン・ビーサンで向かったツワモノもいたりと皆、色々と苦労したようだ。
まぁ、コアなラー紀フリークはご存知だと思うが、私は東田子の浦駅で電車が停まり、自宅に帰るのがやっとの状態で、そんな浸水被害を知る由もなかったけど。
何事もなく、普通にお酒が飲める生活って実は幸せなことなんだと改めて感じた。

話が逸れた。
朝風呂に浸かりながら取材先を考える。
富士市内に新店が2軒も出来ているという情報を得ているのでいってみたいと考えた。
ただ、出来て1か月も経っていないので、混んでいることは充分に予想される。
先ずはその内の1軒に向かって車を走らせた。

40分後。
店の近所にやってきた。
この店は端麗系っぽい醤油ラーメンがウリの店。開店前からインスタグラムをフォローしていて先月下旬にオープンした店だ。
何だか店の前が渋滞している。見てみると目的の店舗前が道路工事の真っ最中のようで誘導員が立って片側交互通行になっていた。
店先に到着するも駐車場は満車。仕方ないので店を通り過ぎ、Uターンをしてリカバリー先の店舗に向かうことに。
改めて店先を通ると道路工事が終わったようで誘導員も撤収を始めている。まぁ、ご縁がなかったのだろう。

20分後。
リカバリー先の店の近くまでやってきた。
こちらは味噌ラーメンがウリの店らしい。事前情報で場所も判っているのだが昔、ラー紀でも取材した「令和ラーメン(現在は閉店)」の近くにある店だ。
店先に到着し、店舗前の駐車場が空いているので入庫すると、店側の4台分だけが店の駐車場らしく、空いているのは他所の店舗の駐車スペース。街中にある店なので周辺のコインパーキング等も考えたが、コチラもご縁がなかったということで食べログを確認。
近くで保存してある店を探すと1軒だけ見つかった。
早速、現地に向かった。

5分後。
リカバリー先に到着した。その店を「春日屋食堂」といった。
食べログに自分用に残しているメモには「ラーメン定食 カレーライスラーメン」と書かれているので、この店を保存した時にそのワードに引っかかったのであろう。
店前には僅か3台分の駐車スペースしかないのだが1台分空いている。こういうタイミングみたいなのがご縁があるという事なのだ。
外観を撮影して早速、入店する。

店内に入ると壁伝いのカウンター席とテーブル席。そして座敷席もある。唯一、厨房に面しているカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。確かに「ラーメン定食」「カレーライスラーメン」というメニューがあった。どちらも750円とリーズナブル。でもラーメン定食ってラーメンと何がセットになっているのか?判らなかったのでパスすることに。オーダーは口頭。カレーライスラーメンをオーダーした。

昼時の店内は結構混んでいて、私のような一人客、2人連れのご婦人など年齢も性別も様々。席に備え付けられたメニューの他に、私の座っている頭上にもメニューが書かれているのだが、備え付けのメニューにはないメニューなどもある。ラーメンとセットになったメニューがとにかく多く、私がオーダーしたカレーライスの他、焼肉、唐揚げ、チャーハン、かつ丼、ギョーザとライス等とラーメンを合わせる事が出来る。
しかも、定食も安くて焼肉定食、唐揚げ定食、ミックス定食(焼肉と唐揚げ)とどれも650円というハイコストパフォーマンスだ。

厨房観察はあまり出来なかったが、寸胴は小型のものが1器のみ確認できた。

そして、ラーメンとカレーライスがやってきた。
いやぁ、一目見ただけで美味そうなルックス。カレーライスは後回しにして先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象ながら、表層にオイルを添加した形跡はなく、全体的にはサッパリとした印象。ただ、醤油ダレのアタック感と生姜であろう香りが何ともいえない好みの味付け。無論、物足りなさを感じる事もない。

麺は中細の縮れ麺。かん水の量はやや多め。加水率は標準的な印象を受けた。意外と強めの縮れを持っており、スープを掬いあげる。

具はチャーシュー、メンマ、かまぼこ、ネギ。言わずもがないつもの味玉はメニューにない。チャーシューは豚モモ肉使用の茹で豚。シッカリとした肉感が残っている。具としてのかまぼこって珍しい。ナルトの代わりかな。

そして、カレーライスに移行する。
外食のカレーって何故かボンカレーっぽいレトルトな味がするものが多いのだが、コチラのカレーは所謂、家庭で作ったかのような手作り感のある味。何種類ものスパイスを使用したとか、そういう面倒くさい拘りがなく、良い意味で安心して食べられる。辛さはお子様が食べてもちょうど良く、何だか懐かしい味がする。こういうので良いんです。こういうのが良いんですよ。具は豚こまと玉ねぎと至ってシンプル。脇にはちょこんと福神漬けが添えられている。途中でテーブルに備え付けのウスターソースをかけて味変を試みる。酸味とコクがプラスされ、辛みの少ないカレーの味と風味をワンランクアップさせる。毎日、食べるならこういうカレーが良い。

ラーメンスープの量も多いので、カレーとラーメンでかなり腹パンになった。しかし、このボリュームで750円である。これがその辺のラーメン屋なら、ノーマルラーメン一杯の値段だ。
電気代や物の値段が高騰する昨今。子育て支援という名目でまた増税を目論む今の政府。
人々の生活が困窮し、何とかやりくりをしている人が多い中、この安価な食堂が眩しく見えたのだった。

ページトップに戻る