味が薄い…
とんこっちょう
【閉店】豚骨頂

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間7:00~9:00(土~日)
11:00~14:00(月・水~日)
17:00~21:00(月・水~日)
定休日火曜
席数カウンター6 テーブル8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚17'14.6''
E138゚53'50.8''
地図を見る
最寄駅
取材日2023/06/03その他の情報...

メニュー

豚骨頂(濃厚豚骨)
1030円
豚骨頂
880円
辛骨頂(辛ダレ)
1050円
とり豚醤油
950円
more...

文頭から話は逸れるが今日は金曜日。
日本をかすめるように台風2号が太平洋上を東進していく。
勤務先でも「帰れるようなら帰ってください」と言われていたのでギリ仕事をして、勤務先を午後3時半過ぎに後にする。
静岡駅に到着すると新幹線は停まっている様子だが、在来線はまだ動いている。
16時3分の熱海行に乗車。17時過ぎには三島に着けるだろうと考えていた。
大雨の時の鬼門である富士川も通過し、富士駅も越えた。東部に入ったことへの安堵感もあった。

『今回は上手くいった』

そんな気持ちが支配していた。

JR東海のHPには運行状況を確認出来るページがあって、自分の電車は勿論、他の電車の動きや遅れ具合がチェック出来る。
16時50分頃。東田子の浦駅に到着すると電車が停まった。運行状況を見ていると、前を走る電車が次の原駅との途中で停まっているように見えた。その電車は既に20分以上の遅れを出している。
定刻通りに動いていた私の電車は東田子の浦駅で停車しながら遅れを示す表示が増えていく。その時間が60分、70分と増えていく中、雨は激しさを増しているように見えた。

そして、東田子の浦駅に停車して2時間を越えた19時過ぎ。
我々乗客に死の宣告が告げられた。

「この電車は本日の運行を終了します」

あぁ、やっちまった。
勤務先を15時過ぎに出れば2本前の電車に乗れたはずだ。
SNS等で知り合いの状況などを見ていると、沼津市内もあまねガードなどのガード下は冠水を見越して通行が禁止されており、酷い渋滞が発生しているという。
私は電車内で軟禁状態だが、バスの車内で軟禁されている知り合いもいた。

ここが原駅ならワンチャン、駅前でタクシーも拾えそうだけど、東田子の浦駅前って正直、何もない。
居合わせた乗客達の動きも様々で、電話でお迎えに来てもらうように手配する者。電車で一泊を覚悟した者はシートを大きく使ってくつろぎモードに入っている。近くのコンビニで買ってきたであろう弁当を食べ始める若い女性客など様々。
仕方ないのでLINEで親兄弟に状況を知らせると実弟が迎えに来てくれることになった。
皆さんは台風の被害はいかがだったでしょうか。命を守るための早めの行動って大事ですね。
管理人です。

更に話を逸らして先日のこと。
通勤電車の中でメールチェックをしている時のことだ。
ラーメン紀行宛てのメールが届いていた。中を見てみると読者の方であろうか。新しいラーメン屋の情報が書かれていた。
昔、取材した御殿場にあった「らーめんR」の跡地に新しいラーメン屋が出来たようだ。
早速、Googleマップを調べてみると、5月13日にオープンしたらしく、既に3週間ほど経っているが、掲示板や食べログには情報がなく、全くのノーマークだった。
ただ、らーめんRが閉店したのは知っていたので、何の飲食店が入るのだろうと気にはなっていた矢先だった。

話をすべて戻そう。
今日は土曜日。昨夜の生還から一晩が過ぎた。
テレビでは県内の台風被害の状況が報道されており、東海道線に至っては未だ走り始めていないという。あの一泊を決めた乗客達はどうなったのだろうか。
外を見てみると雨は小康状態ではあるが、東名高速も閉鎖されているという。
ただ、午後には雨も止むという予報なので、前述の店にむかって取材を開始した。

前述通り、東名高速が閉鎖されているため、国道246号線は所々ではあるが渋滞していた。
ただ、動かない訳ではないのでそのまま北進することにした。

1時間後。
見慣れた風景が見えてきた。まぁ、一度は来ている場所なので近くまで来れば迷うことはない。
店先に駐車スペースがあることも知っているので入庫後、外観撮影をする。その店を「豚骨頂」といった。
早速、入店する。

店内に入ると直ぐ券売機が見えた。事前に予習はしていたが無難に左上の法則に従う。オーダーは食券制。豚骨頂の濃厚豚骨、ミニチャーシュー丼をオーダーした。ちなみにいつもの味玉は売り切れ。今回、ミニチャーシュー丼をオーダーしたのは、前述の読者のメールに「チャーシュー丼は味もなく美味しくありませんでした」と書いてあったからだ。

食券を購入後。店員がいるカウンターに食券を渡すと麺の硬さの好みを聞かれたので、「普通」でお願いする。
店員から半券を渡され、「21番でお呼びします」と告げられる。フードコートのようなシステムを採用しているようだ。
ちなみに据え膳、下げ膳、お冷もセルフという、究極のセルフ・サービスとなっている。

店内は窓際に面したカウンター席とテーブル席の構成。カウンター席は厨房に背を向けることになり、厨房観察が出来ないので今回はテーブル席に陣取った。
昼少し前の店内は2組5名の客の入り。オープンから3週間が経過しているので多少は落ち着いているのであろう。
店主と思しき男性と少し若い店員の2名体制。奥でラーメンを調理しているのが店主で、オーダーを受け付けたり、ラーメンの盛り付けやサイドオーダーを作るのが店員の仕事らしい。

厨房観察。
奥に大型の寸胴が見える。スープはアルミの打ち出し鍋に容器を入れて湯線で加温されているようだ。タレ、オイルを入れた丼にスープを注ぎ、ハンドブレンダーで攪拌している。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマー管理。チャーシューは店員によってバーナーで炙られている。

「21番さん、おまちどうさまでした」

ラーメンが出来たようなので取りに行く。
半券を渡し、商品の乗ったお盆を受け取り、席まで持っていく。
個人のラーメン屋でこのフードコートのシステムを採用しているのは今回で2度目かも。
席に戻り、先ずはマー油で汚染されていない部分のスープをすすってみた。

スープは見た目は真っ白で業務用のルックス。塩味が弱く、ミルキーさが際立っている。どこかのカキコで「終盤(塩)辛い」と書かれていたが全く逆の印象を受けた。タレの味は殆どしないので卓上に置かれた「秘伝のタレ」と書かれた瓶で追いダレしてみたが結果が好転することはなかった。

麺は細ストレート麺。かん水の量は若干少なめ、加水率は若干低めの印象を受けた。普通でお願いした茹で加減は結構熱が入っている印象で、細ストレート麺のパツパツとした食感はない。

具はチャーシュー、きくらげ、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚を炙ったものが2枚乗っている。積極的な味付けは施されていない。具材に特筆すべき部分は少ない。

そのチャーシューの印象を受けて、ミニチャーシュー丼に移行する。読者が言うように味がなく、炙った香りだけが残る。併せているのが無味なライスだけに、チャーシューにそれなりの味付けがないと「味がない」という印象にしかならないのだろう。せめてライスにタレがかかっていれば良いのだが。

全体的に味が薄いので、卓上の「秘伝のタレ」をジャブジャブ使って調整すれば良いだろう。
ただ、追いトッピングをしていないラーメン1杯が1000円越えって言うのが可愛くない。
また、普通の豚骨頂と濃厚バージョンで150円差があるのだが、何が違うのだろうか。
何に対して対価を支払っているのかが若干判らなくなる内容だった。

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