長い取材歴で培われた行列を制する方法とは…
いえけいそうほんざん よしむらや
家系総本山 吉村家

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SHOP DATA
住  所神奈川県横浜市西区岡野1-6-4
電話番号045-322-9988
営業時間11:00~20:00(火~日)
定休日月曜
席数カウンター22 テーブル4
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚27'35.0''
E139゚37'06.2''
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最寄駅横浜駅(市営地下鉄線)
平沼橋駅(JR横浜線)
取材日2023/05/04その他の情報...

メニュー

ラーメン+味玉+のり
880円
ラーメン
770円
中盛ラーメン
920円
大盛ラーメン
1020円
more...

今年もGWがはじまりましたね。(普通はとっくに始まってるのか?)
新型コロナウイルスが流行って早3年が経過し、GW開けにはいよいよ5類への移行となります。
まだ、完全に元通りという訳ではありませんが、徐々に以前の生活に戻りはじめています。
そんな訳で今回、横浜の方へ一人、ラーメンツアーに行くことにしました。
行きたい場所もあるし、行きたいバーもあるので泊りで計画しました。

5月4日。午前7時。
前日に仕掛けたアラームはすっかり聞き逃したようで、慌てて起きあがる。
今回、横浜に行きたいと考えた理由の一つは先日、移転した吉村家に行きたいと考えたからだ。
古いラー紀読者の方はご存じの通り、私がラーメン食べ歩きを始めたきっかけは伊東市にある吉田家という家系ラーメン店に端を発してる訳だが、その源流にあるのが吉村家である。

3月末頃に以前の店舗の賃貸契約が終了することを機に自社店舗を建設していた話はネットで何度か読んだことがあった。移転先の場所を調べてみると、旧店舗から徒歩数分という近さだった。

話が逸れた。
三島駅を7時40分に出発する東海道線の小金井行きに乗車する。自宅を出発する時間が普段と変わらない…
無事に電車に乗り込み、グリーン車で一路、横浜を目指した。

1時間半後。
横浜駅に到着した。
昔、やはりGWのラーメンツアーとして横浜市を取材したことがあったので調べてみると2012年のこと。既に11年も経過している。その時も1軒目は吉村家の旧店舗を取材している。一緒にいった実兄がその店舗で食べるのが初めてだったのがその理由だったのだが、まさか11年後に違う店舗で食べることになるとは思いもよらなかった。
現在時刻は9時25分。店のオープンは11時なので1時間以上の待ちがある。
なので、近くのネットカフェで時間を潰し、10時半くらいに店先に行けば良いかな?とも一瞬考えたが…

『新店舗の場所でも見とくかぁ』

そんな風に考え、店に向かって歩き出した。

10分後。
9時半過ぎの店舗前には既に行列ができ始めていた。流石は超人気店。数えるとまだ14名の行列。これが1時間後にどの程度の列になるか、予想もできなかった。
その予想できない行列の数の待ち時間も推し量れない、
それなら、ここで1時間半待てば、2クール目くらいで入店できると考え、行列の最後尾に急遽、接続した。

行列の最後尾には立て看板があり、先に食券を購入する旨と店舗の周りで待てるのはせいぜい20名程度。あとは少し離れた場所に並ぶことになるようでイラストで並ぶ場所を指示している。

ちなみに私がその店舗前に並ぶ最後尾になっているので、面倒くさいけど私の直後に並ぼうとしている輩に「最後尾はあっちだよ」とお節介をする係を自ら拝命。(日本語がおかしい)
最近、ラーメン店の行列に関しては代表待ちや横入り、大声でおしゃべりなど、色々とネットで話題になることが多いが、並んでいる皆がしっかりと秩序をもってすれば特に問題にもならないと思うのだが。

開店30分前。
若い男性店員が出てきて店舗回りで待っている私達に順に食券を購入するように指示。ぞろぞろと歩き出す私達。店舗前には「待ち時間120分」と書かれた立て看板が見えた。ディズニーランドのアトラクションかな(笑)
久しぶりに見る吉村家の券売機。オーダーは食券制。ラーメン、味玉、のり、ライスをオーダーした。

食券を購入し、元の場所に戻ると、前述の若い店員が別の若い店員に奥の行列の人数を訪ねている。

「80名くらいですねぇ」

開店30分前で店舗前も含めれば約100名の行列。あの時、選択を誤っていたら100人目に接続する訳で、何時間かかるのか見当もつかない。そう考えれば1時間半待ちで確実に食えるという確証があるのでポールポジションではなくても、15番グリッドくらいでも全然OKというものだ。

開店5分前。
フライング気味に先発隊が入店する。見てみると全カウンター席の半分を入店させている2部制になっており、旧店舗でのシステムと変わらない。ただ、席数は旧店舗より少なくなっているが、2階にも席があるようだ。

開店から5分後。やっと入店することができた。1階部分は厨房をL字に囲うカウンター席のみ。2階席に料理をあげるためのエレベーターも完備している。
私達のクールの着席が終わると、店員が一人ひとりに好みを聞いてまわる。私以外のすべてが硬めのオーダーだったのはなにか気になったが、私は油多めのみをお願いした。

厨房観察。
厨房内に店員は男性ばかり4名。外で客をさばいている店員が3名。女店員が1名の8名体制。あと、2階にも何名かいるのではないかと勝手な想像。
寸胴の数は大型の物が3器。麺茹で用が2器。それぞれのオーダーを覚えている司令塔となっている店員が他の店員に指示を出している。麺茹では当たり前のように平ざるを使用したもの。

結局、このクールの一番最後に私のラーメンがやってきた。まぁ、普通茹でなので仕方ない。
先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープはげん骨、豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象の白湯スープ。動物系の出汁感よりも醤油ダレの強さが印象的。表層の鶏油はぶ厚い層を成している。

麺は太ストレート麺。言わずもがな酒井製麺謹製である。デフォルトの茹で加減はあげる順番も最終なのでかなり柔らかめの仕上がり。

具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚モモ肉使用の焼豚。薫香が良い。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。

海苔巻きご飯タイムに突入する。
のりは相変わらずのシッカリしたタイプ。シッカリとスープに沈めてやらないと逆に巻き難いほどシッカリしている。ライスには少しばかりの浅漬けが付属する。

吉村家のラーメンを初めて食べたのは発祥の地である磯子区新杉田町の店舗でラー紀もまだ初まっていない1999年7月と記録に残っている。
インスタグラムに映る最近の吉村社長もだいぶお年を召した感じで当時、新杉田の店内で弟子に対して檄を飛ばしていた頃の片鱗は見られない。
そんな風に昔を思い出すと私も随分とお年を召したものだ。

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