キッチンカーから実店舗へ
めんや こりゅう
麺屋 虎龍

photo

SHOP DATA
住  所静岡県富士市南町7-51
電話番号
営業時間10:00~19:00(火~日)
定休日月曜
席数カウンター5 座敷8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚09'20.6''
E138゚41'22.8''
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最寄駅ジャトコ前(岳南鉄道)
取材日2023/04/22その他の情報...

メニュー

濃厚醤油+味玉
1000円
濃厚醤油
900円
濃厚塩
900円
濃厚味噌
1000円
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文頭から話は逸れるが先日のこと。

勤務先で昼食を取りながらネット記事を読んでいる時のことだ。
とあるブログのラーメン記事が流れてきた。その聞き慣れない屋号に思わず、記事を見てみる事にした。
そのブログ記事によれば、富士市や富士宮市を中心としたイベントにキッチンカーで出店しているラーメン店が実店舗を立ち上げたという内容だった。
食べログには掲載がなかったが、Googleマップには既に登録があった。
ブログ記事によればオープンは2月7日。既に2か月以上経っているが初耳だった。

話を戻して今日は土曜日。
今日は朝から来客の予定があった。古いラー紀フリークはご存知だと思うが私は約9年前に自宅を建て替えている。その様子は当時、多事笑論でも書いた事があるので読んだ方も多いのではないだろうか。
その当時、営業担当だった方がハウスメーカーを退社することになったらしく、平日にご挨拶にきたと母親から聞いた。その彼が私と話をしたいということだったので、取材前のこの時間にセッティングしたのだった。
小一時間で予定していた話は何故か盛り上がり、気が付けば昼少し前まで話し込んでしまった。
彼が帰った後、早々に自宅を出発した。

40分後。
予定時間を大幅に過ぎていたので東名高速を使って富士市内にやってきた。
富士市役所前の通りを東に1㎞ほど進むと目的の店が見えた。その店を「麺屋 虎龍」といった。
駐車場が店の北側に位置する裏手にあるらしいのだが、その駐車場が面している通りが一方通行のため、その一方通行に北側から大きく回る形で入り直す必要があることは事前にブログ記事で確認していた。
グルっと回って駐車場に入庫。入口と思しき扉には「座敷の入口はコチラです。」と書かれた貼り紙がしてあった。お一人様なので座敷席はご遠慮するとして本来の入口はどこだ?
少し進むとテント地の(ひさし)の下に扉を見つけることが出来た。外観撮影は後回しにして早速、入店する。

店内に入るとカウンター5席だけの小さな空間だが前述通り、座敷席もあるようだ。コンパクトな厨房はカウンター席に面している。
先客は1組2名。入庫する時に見かけた客なので入店直後だ。向って左手に座っているので、真逆の右隅に陣取った。

壁に貼られたメニューを見てみる。濃厚と呼ばれるメニューには醤油、塩、味噌と一通りが揃っている。また、あっさりと呼ばれるメニューには醤油と塩があるようだ。実は前述のブログで濃厚醤油と呼ばれるラーメン自体の表情は見ているのだが、見た目はどう考えても業務用に見えた。オーダーは口頭。濃厚醤油、味玉、餃子をオーダーした。すると…

「太麺と細麺が選べますが?」と問う。太麺でお願いした。

また、「餃子は少しお時間がかかります」と私と前述の先客にアナウンスがあった。
先客の方はラーメン、餃子、半チャーハンとほぼフルラインナップといった感じでオーダーしている。多分、私と先客は同じロットで調理されるのであろう。

店内は店主と思しき方と女店員の2名で切り盛りする。金髪にアポロキャップ、マスクもしているので最初、男性かと思っていたが声を聴く限り、女性店主のようだ。

厨房観察をしたいのだが、肝心なコンロ前は死角になっていて窺い知ることは出来ない。調理段階で茹で湯で丼を加温している。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマー管理。茹で時間は1分30秒程度。スープはオーダー毎に加温する小鍋系で、注がれるスープは真っ白で業務用である思いを加速させた。

そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープをすすってみた。

ベースのスープは濃厚でミルキーな印象のスープ。タレと合わせた味合いも含めて資本系の家系ラーメンの味がした。醤油ダレの塩梅も良い。

麺は中太のストレート麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。茹で時間が前述した通り、1分30秒と早茹でなので、食感はやや硬質な印象を受ける。通常の家系のように茹で加減を指示できるかは判らないが多分、やっていないと思われる。麺帯の長さが短く、一口ですする量としては良い。

具はチャーシュー、半身の味玉、ほうれん草、玉ネギのみじん切り、のり、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。ややシッカリした味付け。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。

麺と具材を食べ終わっても未だ餃子がやってこないので、追加でライスをオーダー。ライスはおかわり自由ということで、2杯目からはセルフサービスらしい。食べ盛りの学生や若者にはありがたい。小ライスで残った味玉、スープで食べていると餃子が到着。

餃子は餡自体にあまり味付けが施されていないタイプ。肉がやや多めの餡でニラを使用した形跡は見られない。いつも通り、酢胡椒で頂いたが酢醤油の方が良いかもしれない。

座っている場所からはコンロや口数が確認できないのであくまで推測の域を越えないが、先客のオーダーした半チャーハンの調理でコンロが埋まっている関係で餃子が後回しになっている可能性が否定できない。お世辞にも広い厨房ではないので、餃子専用の焼き台があるとも考えられないし、一組の五徳をおいて調理している光景が想像できた。

キッチンカーと実店舗での工程ってどこまで違うのか判らないが、一つ言えるのはキッチンカーでは調理器具の関係でラーメン以外のメニューはあまり出来ないだろう。
ただ、逆を言えば、ラーメンの調理に集中できるというメリットはある。
これが実店舗となれば、家賃などの経費もかかるので、欲も出てサイドメニューやドリンクなども提供したいしで必然的にメニューの幅も広がる。
しかし、そうなるとやらなければいけない工程も増え、洗い物などの調理後の工程も必要になってくるので、どちらにもメリット、デメリットはあるのであろう。

また、キッチンカーでの営業も続けるらしく、その時は実店舗は休業するようなので、お店のインスタグラムを確認してから出向いた方が良いだろう。

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