ご縁がないと思っていたら
たいしゅうちゅうかしょくどう おれっち
大衆中華食堂 俺っち

photo

SHOP DATA
住  所静岡県御殿場市東田中870-1 ファッションプラザ1階
電話番号0550-82-1167
営業時間11:30~14:00(月・水~日)
17:00~2:00(月・水~金・日)
17:00~3:00(金~土)
定休日火曜
席数カウンター5 テーブル11 座敷8
駐車場あり(ファッションプラザの駐車場)
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚17'56.5''
E138゚56'16.9''
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最寄駅御殿場駅(JR御殿場線)
取材日2023/03/04その他の情報...

メニュー

海鮮塩チャンポン
1050円
昔なつかしの醤油麺
800円
チャーシュー麺
990円
超名物坦々麺
990円
more...

文頭から話は逸れるが先日、通勤では見られない中学生と思しき学生達が電車に乗ってくる光景を目にしました。
多分、高校受験のために試験会場となる高校に向かったのだと時期的にも判断できるのだが、高校の受験ってこんな3月の初旬でしたっけ?
既に40年以上前の記憶なので曖昧だが、3月初旬で未だ自分が通う高校が確定していないっていうのも何だか不安だよなぁと思った。
大学に行かなかった私は試験らしい試験といえば高校受験以外だと最後に受けた試験は専門学校の入学試験になるのだが、いつ頃だったのか記憶がない。
確か、入学金を収めれば合格できる私立の専門学校を滑り止めとしてから本命である専門学校を受験した。結果的には受かったから良かったものの、親には無駄な金を使わせたものだと今、考えると思う。
ただ、大学に行くつもりはなかったので「専門学校浪人」という訳の判らない状況にはなりたくなかったし、まぁ結果オーライなのである。
後の人生には大学受験、就職試験とまだまだ色々な試験が待っています。
頑張れ、若人!管理人です。

今日は土曜日。
実は会社のWeb会議が朝9時から予定されている関係で、華金の昨夜は自宅で大人しく晩酌。寝坊は許されないので昨晩セットしたスマホのアラームで叩き起こされた。
まぁ、普段の方がよっぽど早起きなので7時起床なんてへっちゃら。
朝風呂に浸かり、上半身だけ身支度を整えてWeb会議に臨む。予定時間は2時間。

2時間後。
予定より少しだけ押して会議が終了すると、下半身の身支度を整えて自宅を出発した。
数日前からどこで取材するかを考えていた。たまには北に向かうか!と考えた私は裾野方面にむかって走り出した。
目的の食堂は以前、取材した「食事処すその」という店の取材からの帰り道に見つけた店。昭和の古き良き佇まいである。勿論、ラーメン、うどん、丼やカレーなどのご飯ものもあるので、ラーメン、半チャーハンでキメようかと考えていた。
事前に調べた道のりも一般道を使っても40分程度で到着するという。
早速、Googleマップに目的地をセットして、自宅を出発した。

45分後。
目的の店に到着した。駐車場がよく判らないが隣の空き地っぽい場所に数台の車が停めてあったので入庫後。外観を撮影してさて、入店しようとすると…

「すみません。うどんか定食しかできないのですが…」

店の勝手口から出てきた女店員がすまなそうに言っている。

「ラーメンがないってことですか?」

聞き返してみると「麺が売り切れてしまいまして」とのこと。このタイミングで言ってくれて良かった。
入店して、メニュー見て「ラーメンください」って言った時に「スミマセン。麺が売り切れまして」と店内で言われたら、小心者の私はカレーうどんをオーダーして「カレーラーメン」として存在しないメニューを掲載するところだった。

踵を返して車内に戻り、Googleマップに保存してある「いってみたい」スポットを検索してみる。すると、何度か店先までいって貸し切りだったり臨休だったりでご縁がない店が出てきた。(詳しくはコチラから)

「ココはないな」

そうだ、御殿場にガールズデュオの名前みたいな屋号のラーメンがあったなぁ。サッパリラーメンだからこれまで敬遠してきたけど、この年になって判る味もある。
早速、目的地をセットして車を走らせた。

そろそろ目的地に到着するも何だか路地っぽい場所に誘導されている。

「目的地に近づきました。案内を終了します。目的地は右側です」

右側って言われても丁字の脇道しかないんだけど…
近くのコンビニに一時停車して、先程の履歴から目的地を再設定。もう一度、向ってみるか…
すると何だか違う方向へ誘導されているのに気が付いた。

『もしかして、最初の目的地設定って間違ってセットしたのか?』

大きな道を通って駅の方に向かっているように見えた。随分と違う場所をセットしてたんだなぁ。

5分後。
ナビは駅前に誘導している。流石に何だかおかしいと気付き始めた私。そして…

『これってあのご縁のない店に誘導しているのか?』

見慣れた場所が見えてきた。その店を「俺っち」といった。店先に向かうと店は営業している様子。この店はハイボールで一杯やってから〆のラーメンをとずっと考えてきた店だが背に腹は変えられない。店先にある施設専用の駐車場に入庫後。店へと向かった。

店内に入ると店主の姿が見えない。私の入店には気づいていたようで店の奥から「いらっしゃいませ」と声が聞こえた。昼時だけど先客の姿はない。厨房に面したカウンター席に陣取った。
店主がランチメニューと共にお冷を持ってきてくれた。ただ、初来店ではグランドメニューを頼むことにしているのでグランドメニューを開いてミタ。
麺類の他に一品料理も充実している。あぁ、これをアテにハイボールをキメるって最高かよ。まぁ、今は飲めないので飲み代をラーメン代にまわしますか。オーダーは口頭。海鮮塩チャンポン、焼餃子をオーダーした。

店内はカウンター、テーブル、座敷と一通りを備えているので20名程度の宴会は充分、出来そうだ。1年前のあの夜、ジャイアンとたかピーはこのテーブル席で勤続20年を祝って頂いたのだろう。
店主は年の頃は60代といった感じの風貌で一人でお店を切り盛りしている。

厨房観察。
寸胴は小型のものが1器のみ。麺茹ではアルミ製の大鍋に湯を張っておこなっている。
チャンポンの調理は中華なべで海鮮と野菜を炒め、スープを注いで一煮立ちさせる。隣では麺を茹で始めている。1分程度の早茹でで麺を上げ、更にその麺を中華なべに投入して煮込んでいる。
餃子は小さなフライパンを使って焼いているのが判る。

先ずはチャンポンが。少しだけ時間をおいて餃子もやってきた。
先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。味付けは塩胡椒、化学の力、ごま油という3種の神器ではあるが、海鮮や野菜からの風味も加わっているのでかなり複雑な味わいに仕上がっている。

麺は細縮れ麺。かん水の量は多め、加水率は標準的な印象を受けた。後述する具材が多すぎて麺を引っ張り出すのに苦労する。最初、「麺少ないなぁ」なんて思っていたが、具材に埋没していたようで後になって大量に出てきた。コシは期待しない。

具は小エビ、イカ、あさり、キクラゲ、白菜、キャベツ、人参、もやし、ナルト、ウズラの卵、ネギ。チャーシューや豚こまなどの動物系は入らない。小エビがプリプリしていて美味い。ダイスカットされたイカの熱の入り方も良く、柔らかく仕上がっている。前述した通り、具材が大量で少し恐怖を覚える。久しぶりのうずらの卵も良い。ナルトも久しぶり。

餃子は肉がやや多めの餡を比較的薄い皮で包んでいる。肉汁も多くて結構肉々しい餃子だが、この肉々しさってやっぱ皮が薄いから感じるんだろう。ニンニクの香りはあまりしない。所々、破れや剥がれができてしまっているがあまり気にならない。この餃子でハイボールをキメたかった…

全然、行く気がなかったのに、紆余曲折があって辿り着いたのも何かに誘われた結果なのだろうか。
ただ、夜営業で徒歩で来られなかったのが心残りでならない。

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