うまくいかない日
ちゅうかそば げんげつ
中華そば 弦月

photo

SHOP DATA
住  所静岡県静岡市葵区七間町10-11 1階
電話番号
営業時間11:00~14:30(月~火・木~日)
18:00~21:00(月~火・木~日)
定休日水曜
席数カウンター8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚58'11.3''
E138゚23'02.8''
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最寄駅新静岡駅(静岡鉄道)
静岡駅(JR東海道本線)
静岡駅(JR東海道新幹線)
取材日2023/01/12その他の情報...

メニュー

つけそば+出汁玉子
1100円
中華そば
900円
塩そば
900円
つけそば
1000円
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文頭から話は逸れて先日のこと。
年が明けて早10日が過ぎ、新成人の方が色々な豊富をテレビ取材で語っている3連休の最中。地元の三嶋大社に初詣に出かけた。
年の初めの運試しとばかりに恒例のおみくじを引く。
同行した3名が末吉を引き当てる中、私だけが大吉を引き当てた。
『これは今年は良いことあるか?』などと一人ほくそ笑むのであった。
昼間とはいえ寒い中、2時間以上歩いたせいか、帰宅すると疲れを感じてそのまま仮眠。

実は昨日あたりから右耳の裏の付け根あたりにコブのような物が出来ていて痛みを感じていたのだった。
その痛みとこの疲れが関連しているのかは判らないが、コロナも疲れやすくなると言ってたし。ただ、熱は出ていない。
連休が明け、数日様子を見ていたのだが良くなる気配がない。

話を戻して今日は木曜日。
いよいよ病院で見てもらった方が良いだろうと判断した私は久しぶりの午前半休を取り、近くの総合病院を受診した。
何科にかかれば良いのか判らなかったが受付が判断したのは耳鼻咽喉科。実は昨日あたりから右側頭部の髪の中にもブツブツとしたかさぶたっぽい症状とビリビリと痺れる感じがあった。

「ウイルス性の炎症か、もしくは帯状疱疹ですねぇ」

帯状疱疹って免疫力の低下やストレスで起こると聞いた事があったが、腹に出来るものだと思っていた。ネットで調べてみると50歳を超えると発症率が上がるらしく、頭部に出てくる事例もあるらしい。
採血をすると同時に検査結果がウイルス性であった場合は点滴をするかもということで何だかスゴい状態で血液検査の結果を待つことに…
血液検査の結果、白血球量の増加などウイルス性の症状がないとの判断で、抗ウイルス薬と帯状疱疹の薬を処方してもらう。健康保険適用で6000円という薬代の請求にはたまげた…
俺の大吉はどこにいったのであろうか…

午後。
普通に勤務先での仕事を終えた私はある店の取材に向っていた。
何度か店先までいって休業の憂き目にあってきた食堂だ。
遠くに店の灯りが見える。やった!今日こそ取材が出来る…あれ?
店の灯りは点いていて中にお客が一人いるのだが、暖簾が閉まってある。
店の引き戸にはこんな貼り紙がしてあった。

「営業時間のお知らせ 11:00~18:00」

コロナ感染が増えているのでこれまでの18時半から30分繰り上がったようで現在、17時50分だが既に入店出来ないようだ。
以前の取材記でもこの店の前までいって撃沈された旨を書いたが、ご縁がないのかもしれない。

踵を返して繁華街の方に戻り、リカバリー先を考えた。
街中に貝出汁をウリにした店が出来たっていってたなぁ。こう非常事態になってくると「行きたい店」よりも「行ってない店」に優先度が変わってくる。

5分後。
店に到着する。店先には若者2人がタバコを吸って談笑している。外観撮影をしたいが人が映り込むとモザイク加工が面倒なので後回しにして入店しようとすると店先の看板は「CLOSE」と書かれており、カメラ用の三脚が置かれている。店の扉にも貼り紙がしてあって、「本日の夜営業は誠に勝手ながら…」
もう、全文を読む気力もない。
もしかしてテレビの取材か何かがあるのか?そう考えると店先の若者が撮影スタッフにも見えないこともない。

『三笑亭の近くにラーメン出す飲み屋があったか』

行ってミタが「心を込めて準備中」であった。
脱力したまま七間町方面へ向かうとある店の事を思い出した。
ただ、無化調の端麗系のラーメンだったような記憶もあり、乗り気ではなかったが背に腹は代えられない。早速、現地にむかった。

その店を「弦月」といった。以前、取材した「真海」という店の隣にあるのがスゴい。
外観を撮影して早速、店内へ。

店内に入ると左手に券売機が見えた。実は明日は花金(死語?)なのだが飲みに行く事が出来ない用事があるため、今夜が私の花金。ここまで歩いた距離もハンパないためアルコールで喉を潤したい。後、酒のアテはあるのだろうか。事前情報が全くないので券売機を見渡す。オーダーは食券制。つけそば、出汁玉子、肉シウマイ、瓶ビールをオーダーした。

開店して間もない店内に先客の姿はない。「お好きな席へ」とアナウンスされたので入口に割りと近い席へと陣取った。
食券を渡す際、つけそばと味玉は後にしてもらうようにお願いした。すると…
「シウマイも7分かかりますが」と言われたがお願いした。

店内はカウンター席のみ。赴きのあるお盆とレンゲが整然と並べられ席にセットされている。
店主と思しき男性は坊主頭の彼であろうか。調理全般を担っている。あと男性店員1名の2名体制で切り盛りしているようだ。

店内を見ながら数分待ったがビールが出てくる気配がない。まぁ、シウマイと一緒に提供しようと考えているのか判らないが、先ずはビール出すでしょ。

「すみません、ビール出してもらっていいですか?」

前述した通り、夜の街中を長い距離歩いたので喉がカラカラだ。
そしてビールがやってきた。お疲れチャン>俺。ビールが喉に染み渡る。突き出しに穂先メンマも出てきた。メンマをアテにシウマイの到着を待つことにした。

数分後。
キッチンタイマーの音と共に蒸しあがったようで肉シウマイが到着。
「味が付いているのでそのままでも良いですが、醤油もございますのでお好みで」
せいろに入った状態で提供される。蓋を開けると1個が結構大きい焼売だ。
先ずはそのまま食べてミタ。確かに味が付いてるのでそのままでも充分美味い。餃子と違い、ほぼ挽肉の塊なので肉々しいのは当たり前。ラーメン屋で焼売を食べた記憶って殆どないが今は亡き、藤枝にあった「八芳苑」という町中華で食べたシュウマイを思い出した。
醤油に漬けて食べてみたが醤油は要らないかも。肉の旨味のダイレクト感が心地よく、醤油に漬けるとその感じがスポイルしている印象しかない。

焼売でビールをやっつけて、つけそばの調理をお願いした。
厨房観察。
寸胴は中型の物が1器のみ。この席数のキャパに対して少し大きく見える。麺茹では深ざるを使用したもの。冷水で〆て器に盛り付けるときはかなり丁寧に行っているのが判る。

そしてつけ麺がやってきた。先ずは麺から食してみた。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率はやや高めの印象を受けた。冷水でシッカリと〆られている。麺肌は滑らかで啜り心地が良い。ハルユタカ、春よ恋等の有名な小麦を使用しているようだ。
そして、つけ汁へ移行する。
つけ汁のベースは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープだが、出汁感があまり感じられない。醤油ダレは醤油由来の香ばしさ、酸味、塩味が同居する。ざるそばのつゆから味醂を入れ忘れたような印象。表層には多めのオイルが見受けられる。つけ汁の動物系の出汁感の弱さに少し違和感を感じる。ただ、麺と合わせるとそれほど違和感を感じる事はない。
具は麺の器にチャーシュー2種、のり、別注の出汁玉子。麺の器にメンマ、ネギ、白ゴマ。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚と鶏むね肉使用の茹で鶏。どちらも味付けは穏やか。出汁玉子は黄身が液体のタイプで私好み。黄身の部分に僅かな節系の香りを抱いている。

カウンター上にスープ割り用のポットがあるので入れてミタ。そもそものつけ汁自体の容量も多いが1:1で割ってもまだ飲み辛く、2:1まで割ってやっと飲める濃さになる。ただ、当初の3倍量になっているので相当量を飲まなければならず、言わずもがな腹パンである。

何だか上手くいかない事が多い年明けであるが、先ずはこの帯状疱疹を完治させることを考えよう。おみくじにはこんなことが書いてあった。

「病気は見かけよりも重いことがある。」

ヤバいじゃん>俺。

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