遂に「とんこつダレ」の全貌が明らかに!!
あじものがたり
【閉店】味物語

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~14:00(月・水~日)
17:30~21:00(月・水~日)
定休日火曜
席数カウンター8 テーブル8 座敷8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚50'23.4''
E138゚19'16.3''
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最寄駅
取材日2002/06/16その他の情報...

メニュー

しょうゆラーメン
500円
塩ラーメン
550円
みそラーメン
550円
とんこつラーメン
700円
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何気に購入した「静岡激うまラーメン」と言う本のとんこつとんこつ醤油を扱うラーメン店を制覇すると言う大きな野望に立ち向かって早半年。県内の色々な店に行ってはとんこつラーメンを食してきた。そんな半年の間、私には一つの疑惑が頭から離れなかった。それは業務用とんこつスープ疑惑」である。私が勝手に命名した。ラーメン紀行フリークの皆さんにはスッカリ有名だと思います。
初めて聞いた人のために説明しましょう。
静岡県の各ラーメン店にて「とんこつラーメン」を色々と食してきた私は一つの疑問にぶち当たった。「何かこのスープ、何処かで飲んだような・・・」と言う疑問である。確かに「とんこつラーメン」と言う似た物を食している訳であるから、たまにはそう言うこともあるのかな?とも最初は思った。
しかし、世の中に「業務用スープの素」と呼ばれる物があることをネットで知った。形態としては2種類の形態があり、一つは完全にスープ自体が出来上がっているタイプと、「とんこつダレ」と呼ばれる物を普通のガラスープで延ばすと「とんこつスープ」になると言うものであった。その存在を知った私は色々な店で厨房を観察した。しかし、その「とんこつダレ」を入れる瞬間を見たことはなかった。
しかーし!!今回、その瞬間を見てしまったのだぁ~。(長い前置きだ・・・)
今回も「静岡激うまラーメン」に掲載されている店に取材へ向った。その店は「味物語」と言う何ともカッチョいい名前の店である。静岡市内を通り越し約2時間後、現着した。店先の駐車場に入庫した私は早速店内へ。時間は午後一時の少し前だった。
店は非常に混んでいた。数えてみると13名が席へ着いていた。待っている客が6名。しかも、着席している13名の内、食べている人はわずかに4名。残りの9名は未だ食事を始めていないのである。私の前で待っている客は6名の団体。座敷が空くのを待っているようだ。カウンターが1席空いていたが、前の客の手前、一緒に待つことにした。そして数分後、前の客が座敷に付いたのを確認してからカウンターへ着席した。メニューを見ていると「とんこつラーメン」と言うメニューが目に入った。オーダーをすると女店員はビックリした様子でオーダーを取っていた。私は客としてノーマークだったらしい。ちなみにオーダーは口頭である。
ラーメンを待っている間、店主・店員(奥さんと若い女性)の動きを監察する。先ず最初に気が付いたのが店員の動きの悪さである。洗い物に手一杯と言った感じでお客に対して目が届いていない。店主は丁寧な仕事をするが、スピードが遅く、要領が悪い。奥さんと店員はお給仕のみに徹していて、ラーメンの具材を乗せるなどの作業はしない。その割に気が利かない。チャーハンセットと思われるメニューはチャーハンを作ってからラーメンを作り出すので、チャーハンは多少冷め気味だろう。
私の座ったカウンターの横の客がとんこつラーメンを食べている。
「久しぶりにやっちゃったみたい」と言っているのが聞こえてきた。
「何かインスタントラーメンみたいなスープ」
不安が過ぎる。スープの寸胴は1つ。明らかにとんこつラーメン用のスープは無い感じだ。
私の前には9名+6名の15名の客がいる。私のオーダーを作り出したのだ着席してから40分後であった。そんな訳であるから携帯にメニューも書き終わっており、自分のラーメンを作る作業の一部始終を観察することが出来た。そして遂に出た!「とんこつダレ」だ!黄土色した粘度のあるゴマペーストのような物体にガラスープを注いで一丁上がり!!と言った風景に愕然とした。そして、その器が私の前に運ばれてきた。早速スープをすすった。
俗に言う「業務用」の味がした。画一的な何処にでもあるような印象のスープを焼津まで来て食しに来ている自分が悲しかった。
麺は細ちぢれ麺。縮れ具合からかん水の量は標準的な印象。店主が丁寧な性格故、湯切りは完璧だった。
具はチャーシュー、メンマ、木くらげ、紅しょうが、のり、ゴマ、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。器に飾るのも一苦労のそのチャーシューは非常に柔かい。不味くはないが味付けは濃い目である。
今まで疑問に思っていた事が一つ解決した。静岡のラーメン店には「業務用」と思われる店が多い。勿論、そうでない店も静岡には沢山あるハズだ。一生懸命、時間をかけてとんこつスープを作っている店には申し訳ないが、こんな店も現実には沢山ある。
本当のとんこつスープを求め、私の旅はつづく・・・。

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