| 資本系じゃない家系ラーメン |
ラーメン 塚田家

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県沼津市岡一色471-6 | |||
| 電話番号 | 055-929-8833 | |||
| 営業時間 | 11:00~15:00(月~日) 17:00~21:00(月~日) | |||
| 定休日 | 不定期 | |||
| 席数 | カウンター12 テーブル4 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚07'51.4'' E138゚52'32.9'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2022/06/29 | その他の情報... | ||
メニュー
- ラーメン+味付玉子+のり(+5枚)
- 900円
- ラーメン
- 700円
- チャーシューメン
- 1000円
- 麺大盛り
- 100円
今年は早々に梅雨が明けて、連日猛暑が続いていますね。
平年より3週間近く早い梅雨明けで、東海地方は観測史上2番目の早さだとか。
昨年来のイメージだと7月中旬を過ぎても梅雨明けせず、梅雨の長雨や線状降水帯によって九州地方などに大きな水害が出ていましたが、今年に関してはそれはなくて良かったですね。
ただ、夏が長いということはそれだけエアコンを使わなければいけない期間が長くなる訳で、電力需要ひっ迫注意報などと言うこれまで聞いたことないような注意報が出たりして、一体どうすればいいんでしょうか。
しかも、電気料金がバカ高くなっているのには私自身も困ってしまっています。
ただ、エアコンを我慢すれば熱中症になりますし、暑いからといってマスクを外せばコロナに感染する確率も上がりますし、八方塞がりですね。
管理人です。
今日は水曜日。
勤務先での仕事を終えた私は静岡駅を18時に出発するホームライナー沼津に乗車して一路自宅を目指していた。
先日の日曜日、沼津市内にオープンした家系ラーメンの新店に行くためだ。
オープン初日の日曜日の開店は昼の12時。当たり前だが行列ができているのは容易に予想できる。こんな炎天下の中、待っているだけとはいえ炎天下に立ち尽くすのは熱中症になりに行くようなものだ。
私がこの水曜日を選んだ理由は色々あるのだが今週、土曜日に会社の所用があって取材に行けないこと。明日の木曜日はやはり会社の所用で自宅でWeb会議があること。金曜日に行くという手もあるのだが花金はやっぱどこかで飲んだくれていたい。
そもそも、車を出さないと行けない場所なので、自宅に一旦戻って車に乗り換えて店を目指すことにした。
自宅を出発して20分後。
店に到着した。その店を「塚田家」といった。
事前情報では「武蔵家」や「武道家」で修行をした方がオープンした店だという。武蔵家の上流は「たかさご家」だ。
たまたまなのだが20年前の2001年12月。ラー紀では武蔵家とたかさご家を2週に渡って取材している。何故かと言えば2週に渡ってタニムラのコンサートやライブに行くために東京に行っていたからだ。(懐かしい…)
当時の取材記を読んでみると、コクがないだの塩っぱいだのあまり良い事が書いてない。
その6年後、何故か沖縄で武蔵家の支店で食べているのだが、その時の感想も同じようだった。
話が逸れた。
店先の駐車スペースに入庫後。外観を撮影し、行列の最後尾に並ぶ。前には10名程度の待ち客。回転率は悪くない。日が落ちて30分程度経っているので気温はそこまで暑くないので店内を眺めながら待つことにした。
15分後。
女店員に食券を買うように促された。オーダーは食券制。ラーメン、味付玉子、のりを塩っぱさ対策で油多めでお願いした。また、この店、ライスが無料らしい。過去の取材記にもライスを無料で頂けた旨が書いてある。半ライスをお願いした。
店内にも待ち席があるのでそこで先ずは待機する。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と1組のテーブル席の構成。麺茹でとスープの管理をする店主と思しき男性、調理助手の男性、洗い物担当の若い男性、ホール係の女性2名の5名で切り盛りする店内。
威勢の良い接客は嫌いな人も多いだろうがまぁ、新店なので活気は必要だろう。
10分後。
空席が出来たので通された。入口から一番遠い末席。厨房観察をするにはちょうど良い。
と言う訳で厨房観察。
寸胴の数は大型のものが3器。全ての寸胴が強火にかかっている。木べらでスープをゴリゴリとかき混ぜる姿。目の前で炊きだしている様子は資本系の家系ラーメンでは見る事が出来ない大きな違いだ。昔は当たり前だった風景も今は過去のものだろうか。
調理自体は4杯を1ロットとして行われる。お客の回転速度から導き出された杯数なのだろう。たまに2杯になったりして調整しているのが判る。
麺茹では平ざるを使用したもの。この平ざる捌きも資本系では絶対に見られない風景だ。資本系は大した修行もせずに深ざるで容易に麺上げをする。平ざるの扱いは簡単ではない。昔の吉田家の店先では小さな寸胴に水を張り、中に入れた雑巾を麺に見立てて平ざるで麺上げする姿を良く見たものだ。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
おぉ、美味いぞ!ベースのスープはげん骨、鶏ガラを軸にした印象。ブリックス濃度がかなり高く、乳化が進んでいる。多めにした鶏油はあまり感じられない。醤油ダレの塩梅も良いと思うが、これを塩っぱいと思うのは人それぞれなので言及はしないが。
麺は平打ち形状の中太麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。製麺所は酒井製麺謹製。麺長が短くすすり易い。茹で時間は2分30秒ほど。意外と早茹でである。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の味付玉子とのり。チャーシューは豚肩ロース使用のレアチャーシュー。積極的な味付けは施されていない。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けは穏やか。のりは長時間スープにさらされてもへこたれない、家系フリークからは「良い海苔だ」と評価されるタイプである。海苔巻きご飯が美味い。
資本系の家系ラーメン店が勢力を伸ばす昨今。あれを家系ラーメンであると認識されている人には是非食べて頂きたい一杯だ。
そして、物の価格が高騰するこのご時世にあってラーメンが700円スタートという価格も食べ手にはありがたい。
末永く、お店が続くことを願って止まない。
平年より3週間近く早い梅雨明けで、東海地方は観測史上2番目の早さだとか。
昨年来のイメージだと7月中旬を過ぎても梅雨明けせず、梅雨の長雨や線状降水帯によって九州地方などに大きな水害が出ていましたが、今年に関してはそれはなくて良かったですね。
ただ、夏が長いということはそれだけエアコンを使わなければいけない期間が長くなる訳で、電力需要ひっ迫注意報などと言うこれまで聞いたことないような注意報が出たりして、一体どうすればいいんでしょうか。
しかも、電気料金がバカ高くなっているのには私自身も困ってしまっています。
ただ、エアコンを我慢すれば熱中症になりますし、暑いからといってマスクを外せばコロナに感染する確率も上がりますし、八方塞がりですね。
管理人です。
今日は水曜日。
勤務先での仕事を終えた私は静岡駅を18時に出発するホームライナー沼津に乗車して一路自宅を目指していた。
先日の日曜日、沼津市内にオープンした家系ラーメンの新店に行くためだ。
オープン初日の日曜日の開店は昼の12時。当たり前だが行列ができているのは容易に予想できる。こんな炎天下の中、待っているだけとはいえ炎天下に立ち尽くすのは熱中症になりに行くようなものだ。
私がこの水曜日を選んだ理由は色々あるのだが今週、土曜日に会社の所用があって取材に行けないこと。明日の木曜日はやはり会社の所用で自宅でWeb会議があること。金曜日に行くという手もあるのだが花金はやっぱどこかで飲んだくれていたい。
そもそも、車を出さないと行けない場所なので、自宅に一旦戻って車に乗り換えて店を目指すことにした。
自宅を出発して20分後。
店に到着した。その店を「塚田家」といった。
事前情報では「武蔵家」や「武道家」で修行をした方がオープンした店だという。武蔵家の上流は「たかさご家」だ。
たまたまなのだが20年前の2001年12月。ラー紀では武蔵家とたかさご家を2週に渡って取材している。何故かと言えば2週に渡ってタニムラのコンサートやライブに行くために東京に行っていたからだ。(懐かしい…)
当時の取材記を読んでみると、コクがないだの塩っぱいだのあまり良い事が書いてない。
その6年後、何故か沖縄で武蔵家の支店で食べているのだが、その時の感想も同じようだった。
話が逸れた。
店先の駐車スペースに入庫後。外観を撮影し、行列の最後尾に並ぶ。前には10名程度の待ち客。回転率は悪くない。日が落ちて30分程度経っているので気温はそこまで暑くないので店内を眺めながら待つことにした。
15分後。
女店員に食券を買うように促された。オーダーは食券制。ラーメン、味付玉子、のりを塩っぱさ対策で油多めでお願いした。また、この店、ライスが無料らしい。過去の取材記にもライスを無料で頂けた旨が書いてある。半ライスをお願いした。
店内にも待ち席があるのでそこで先ずは待機する。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と1組のテーブル席の構成。麺茹でとスープの管理をする店主と思しき男性、調理助手の男性、洗い物担当の若い男性、ホール係の女性2名の5名で切り盛りする店内。
威勢の良い接客は嫌いな人も多いだろうがまぁ、新店なので活気は必要だろう。
10分後。
空席が出来たので通された。入口から一番遠い末席。厨房観察をするにはちょうど良い。
と言う訳で厨房観察。
寸胴の数は大型のものが3器。全ての寸胴が強火にかかっている。木べらでスープをゴリゴリとかき混ぜる姿。目の前で炊きだしている様子は資本系の家系ラーメンでは見る事が出来ない大きな違いだ。昔は当たり前だった風景も今は過去のものだろうか。
調理自体は4杯を1ロットとして行われる。お客の回転速度から導き出された杯数なのだろう。たまに2杯になったりして調整しているのが判る。
麺茹では平ざるを使用したもの。この平ざる捌きも資本系では絶対に見られない風景だ。資本系は大した修行もせずに深ざるで容易に麺上げをする。平ざるの扱いは簡単ではない。昔の吉田家の店先では小さな寸胴に水を張り、中に入れた雑巾を麺に見立てて平ざるで麺上げする姿を良く見たものだ。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
おぉ、美味いぞ!ベースのスープはげん骨、鶏ガラを軸にした印象。ブリックス濃度がかなり高く、乳化が進んでいる。多めにした鶏油はあまり感じられない。醤油ダレの塩梅も良いと思うが、これを塩っぱいと思うのは人それぞれなので言及はしないが。
麺は平打ち形状の中太麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。製麺所は酒井製麺謹製。麺長が短くすすり易い。茹で時間は2分30秒ほど。意外と早茹でである。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の味付玉子とのり。チャーシューは豚肩ロース使用のレアチャーシュー。積極的な味付けは施されていない。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けは穏やか。のりは長時間スープにさらされてもへこたれない、家系フリークからは「良い海苔だ」と評価されるタイプである。海苔巻きご飯が美味い。
資本系の家系ラーメン店が勢力を伸ばす昨今。あれを家系ラーメンであると認識されている人には是非食べて頂きたい一杯だ。
そして、物の価格が高騰するこのご時世にあってラーメンが700円スタートという価格も食べ手にはありがたい。
末永く、お店が続くことを願って止まない。
