マズくはないけど…
らーめんどう
らーめん道

photo

SHOP DATA
住  所静岡県伊豆市土肥1139-11
電話番号0558-98-0678
営業時間11:00~20:00(月~日)
定休日無休
席数カウンター8 テーブル14
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚54'07.2''
E138゚48'30.6''
地図を見る
最寄駅
取材日2022/01/08その他の情報...

メニュー

こってりラーメン+地どり煮たまご
940円
こってりラーメン
860円
赤からラーメン
860円
もずくカニラーメン
1080円
more...

新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株が各地で猛威を振るっていますね。
東京の本日の新型コロナウイルスの感染者は1224人と1000人を超えてきました。
感染力が強いと言われていますが重症化しにくいらしく、免疫獲得ができてしまうのかもしれませんね。まぁ、かからないに越したことはないですが…
また昨年の夏のように全国的に緊急事態宣言が出て、飲食店が休業に追いやられるような状況は何としても避けたいものですね。
管理人です。

今日は土曜日。
実は朝から土肥に向かって車を走らせている。
もちろん取材をするためなのだが、なんで土肥に向かっているのか。
それは昨夜のとあるバーでの出来事がきっかけになっている。

話は逸れて昨夜のこと。
沼津市内にある行きつけのバーで飲んでいる時のことだ。
隣には若い女性客2名がマスターと談笑している。何の話をしてるのかは聞いていなかったが、マスターがいきなりこちらに話を振ってきた。

「ここにラーメンのプロがいるよ」

待て待て、私はラーメン屋でもないし評論家でもないしアマチュアだし。
その女性の話を聞くと、とあるラーメン屋のことについて話しているようだ。
スマホを手渡して見せてくれたのだが、そこに書かれているのはそのラーメン屋に対する酷評だ。(詳しくはコチラから)
そのページはYahoo!ロコのページでGoogleMapの口コミ機能と同じ感じだろうか。★1つの評価が多く、その口コミ内容もかなり酷いものだった。
その場で食べログの口コミを見たのだが件数は4件で評価が割れている。(ちなみにGoogleMapの口コミもかなり酷いことをこの編集時点で知った)
そんなネタラーメン情報を聞いてしまったら行かない理由が見つからない。
だってネタラーメンが大好物だからだ。

話を戻そう。
自宅を出発して1時間。GoogleMapは伊豆縦貫道を経て国道136号線を進むルートを取る。
土肥に行くのも久しぶりだ。若い頃はとにかく車で色んな所へドライブと称した「無駄ガス」をしたものだが、この年になると無駄に走ることもなくなった。
山間部は一部、雪が残っているが気温も7度近くあるので凍結の心配もないだろう。

1時間半後。
現地に到着した。その店を「らーめん道」という。初めて聞いた屋号だった。
店裏に駐車場があるので入庫後。外観撮影は後回しにして早速、店内へ。

店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。
店主と思しき男性が厨房内に1人いるのだが、「いらっしゃいませ」等の声はない。
コチラに気付いていないのか、そういう接客なのか?よく判らないけど空いているカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。何を食べたらあのような酷評に出会えるのか判らないが、こういう時は左上の法則に従った方が良いだろう。

「すいませーん」

一度大きな声で声をかけた。やっと店主の声を聞く事が出来た。オーダーは口頭。こってりラーメン、地どり煮たまご、餃子をオーダーした。

店内は年季の入った感じでメニュー表に書かれていないメニューが壁に貼られている場合があるので注意が必要。伊勢えび、うなぎ、キムチ、サバ缶、岩のりと何でもラーメンと合わせちゃっている感じのメニューが多い。ラーメンは860円スタートで一番高額なラーメンは3880円の伊勢えびえびらーめんの大サイズ。大盛りというよりは伊勢えびのサイズで値段が変わるのであろう。

カウンター上には朝鮮人参やマムシを泡盛か焼酎に漬けたであろう酒が置いてある。昔、カクテルでハブ酒を使ったカクテルを紹介したことがあるのだが、その時にベースとなるハブ酒の香りを嗅いだことがあるが結構生臭い香りでした…

厨房観察。
店主は何故か鼻歌まじりで調理を行うスタイル。調理は先ず、丼に湯を張って加温することからはじまる。寸胴の数は小型の物が1器。醤油ダレはお玉1杯を掬って入れている。注がれるスープは透明度の高い清湯スープだ。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマー管理。湯切りは若干甘い。チャーシューは一度、麺茹で用の湯に潜らせている。

先ずはラーメンがやってきた。
見た目はそんなに悪くない。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。醤油味ながら第一印象で思いだしたのはサッポロ一番の味噌ラーメンの香り。赤みそ系の塩味にも似た酸味を帯びた印象だ。「こってり」と謳ったそれは味的に濃い目であるのは確かだが、所謂動物系油脂のコッテリ感はない。この酸味をどう捉えるかは食べ手の判断に委ねられる。
麺は中太麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量は標準的、加水率は若干高めの印象を受けた。茹で加減は柔らかめの仕上がり。
具はチャーシュー、メンマ、ワカメ、ナルト、柚子皮、ネギ。そして別注の地どりの煮たまご。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。味付けは穏やか。味玉はゆで卵かな?と思わせる程、漬かった形跡がないもの。茹で加減はハードボイルド。口コミでも酷評されていたメンマは確かに酸味を感じるもので、腐敗臭というよりはそういう味付けのメンマなんだろうと思われる。だって多くの人が訪れているのに行く度に酸味に似た腐敗臭って普通に考えておかしいでしょ。食後、特に腹も壊さなかったし。まぁ、賛否の分かれる味付けというのは否定しないけど。

後からやってきた餃子は何故かグラタン皿に入っていた。そして脇にはイタリアン・パセリが添えられている。餃子のタレは瓶に入った物が出てきたのでいつもの酢胡椒は諦めた。
皮が薄い餃子で感触が柔らかい。餡は肉3野菜7の印象でごく普通のもの。グラタン皿にタレをジャバジャバと入れたが、外にこぼれる心配がないのは良い。

お会計をして店を出てから気付いたのだが、敷地内には鶏を飼っている鶏舎があって、この子たちが生んだ卵だったようだ。
更に車を停めた近くには柚子の木が生えていてたわわな柚子がなっている。あの柚子皮もこの子たちだったんだろうなぁ。

まぁ、味はそこまでマズくなかったけど、店主の接客が一番マズかったという印象だ。


帰り道は無駄ガスをして、海沿いを走る県道17号線を通って帰ったのだが若い頃、付き合っていた彼女と行った恋人岬があった。
駐車場から見る駿河湾の風景は若かりし頃の記憶を呼び起こすもので、たまには遠出のドライブも良いもんだと思わせるのだった。

ページトップに戻る