格式高い店内で…
めんしょう ふじい
【閉店】麺匠 藤井

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~14:00(火~日)
定休日月曜・第1日曜・第3日曜
席数カウンター12 テーブル30 座敷30
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚09'39.8''
E138゚39'40.4''
地図を見る
最寄駅
取材日2021/12/11その他の情報...

メニュー

和風魚介つけ麺+台湾ルーロー飯セット
1500円
和風魚介つけ麺
1000円
だし香る醤油らぁめん
900円
お子様つけ麺
500円
more...

今日は土曜日(と言っても先週の話だが)
今夜は年に一度開催されている親しいラーメン紀行読者との忘年会が予定されている。
今週分の掲載記事は平日に取材することによってあらかた出来上がっているのだが、昼間は時間に余裕があるので富士に出来た新店を取材することにした。
事前情報によれば夜は炉端焼き屋をやっている店舗で昼にラーメンを出しているという。
自宅を出発した。

50分後。
店の近所に到着した。
蔵のような外壁を持つ背の高い立派な店舗だ。ただ、裏に回ってみれば単なる鉄骨を組んだプレハブであることが判る。
店先に駐車場があるので入庫後。外観を撮影して早速店内へ。

店内に入るとコの字型をしたカウンター席とその中央には炉端焼きの焼き台がある。
女店員に一人であることを告げると、メニューの置かれている席に着くように促された。
カウンター席は全部で12席あるのだが、店側の想定している客数は4名。ソーシャルディスタンスを考えてのことのようだ。カウンター席が埋まり、5人目の客が入ってきた時には座敷席の方に誘導していた。

席に備え付けのメニューを見てみる。ラーメンのメニューとしては醤油ラーメンとつけ麺の二つしかなく、後はミニ丼でバリエーションを出している感じ。最近町中華が多くて何だか久しぶりにつけ麺が食べたい気分だ。また、ミニ丼の中に気になるメニューを見つけてしまった。オーダーは口頭。和風魚介つけ麺、台湾ルーロー飯のセットをオーダーした。
ちなみにつけ麺はオーダー時に中太平打ち麺と細麺を選ぶことが出来る。中太平打ち麺でお願いすることにした。なお中太平打ち麺は茹で時間に多少時間がかかるアナウンスがあった。

店内はカウンター席、テーブル席、座敷席と一通りが揃う。キャップを後ろ手に被った若い男性と調理助手の男性。そして女店員の3名体制で切り盛りする店内。
内装は和風な雰囲気を作り込んだ感じはあるが一度(ひとたび)天井に目を向けると結構プレハブ感が丸出しである。

厨房観察。
麺茹では深ざるを使用したもので茹で加減はキッチンタイマー管理。麺とスープはキャップを後ろ手に被った男性店員の担当で、調理助手の男性は具材の用意をしている。ちなみにこの店、ラーメンもつけ麺もトッピング等の具材は別皿で供される。冷蔵庫から取り出して皿に盛って準備しているのが判る。

入店から20分後。
やっとつけ麺がやってきた。ルーロー飯は後回しにして、まずは麺から食してみた。
麺は平打ちの中太麺。かん水の量は標準的。加水率は高めの印象を受けた。メニューに書いてある内容を引用すれば使用されている小麦は愛知県産の「あいちのみのり」という粉が使用されているようだ。粒状痕が確認できるので全粒粉を使用した麺であろう。冷却はしっかりとされており、かなり強い弾性を持っている。
つけ汁は所謂またおま系。ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象の白湯スープながら粘度はそれほど高くない。魚介風味は節粉によるものだろうか。表層にオイルが浮いているが、時間が経つとコラーゲン由来であろうの膜が張ってくる。味付けはややシッカリ。スープ自体はチンチンに熱くしてあり、チゲ鍋に使用するような土鍋に入っている。
具はチャーシュー3種、味玉、かぼちゃ、ミニトマト、オクラ、ヤングコーン、メンマ、ネギ。チャーシューは豚バラ、豚肩ロース、鴨ロースを使用しており、鴨ロースだけはやや生っぽい低温調理。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けは穏やか。全ての具材は火が通っているが冷めているのでチンチンに熱くなったスープで加温するしかない。

ルーロー飯は賽の目切りされた豚バラ、フライドオニオン、高菜、半身の味玉がご飯の上に乗ったもの。豚バラは醤油ベースの甘辛仕立てで、全体の香りはウーシャンフェンが支配する。昔、ルーロー飯を自宅で作ったことがあるのだが、外食で食べるのは初めてかも。良い経験になった。

ラーメンが900円、つけ麺が1000円と考えると高いようにも思えるが、トッピング全部乗せだと考えれば充分お得感はある。
ただ、「トッピングなんてイラネー」と考えている御仁には高く映ってしまうのかもしれない。

ページトップに戻る