| 夜更けに食べる家系ラーメン? |
【閉店】横浜家系らーめん 夜更家

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 18:00~2:00(月~土) | |||
| 定休日 | 日曜 | |||
| 席数 | カウンター10 テーブル8 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚08'57.2'' E138゚39'14.1'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 富士駅(JR東海道本線) | |||
| 取材日 | 2021/07/17 | その他の情報... | ||
メニュー
- 醤油ラーメン(麺小盛り)+味玉子+のり増し
- 920円
- 醤油ラーメン
- 770円
- 味噌ラーメン
- 880円
- 塩ラーメン
- 770円
最近、YouTubeを見ることが多いのだが、サムネイルでよくあるのが「○○がヤバすぎた」という表現。実際に見てみると大してヤバくない物が多い。
また、飲食系の動画やブログにある表現で「メッチャ美味い」っていうのがある。何がどう美味いのかが全く伝わってこない表現である。
感じ方に対する個人のものさしってそれぞれだと思うが、それにしても安易に使いすぎてるような気がする。
ちなみに私の寸評では「メッチャ美味い」は出てきません。その代わり、「心の中でガッツポーズ」という謎ワード満載ですが何か?
管理人です。
今日は金曜日。
明日土曜日は午後から私用があったり、夜は飲みに出かける予定があったりとゆっくり取材記を書いている暇がない。なので平日に取材を済ませ、土曜日の朝から取材記を書こうと考えていた。
平日の取材となると公共交通機関を利用して行ける場所に限られる。まぁ、今は便利な時代になってGoogleマップで経路検索をすれば、バス路線なども簡単に調べられるので昔に比べたらかなりハードルが下がったような気はするが。
食べログに保存している予定店を探すも「コレっ!」って店がない。仕方なくGoogleマップで途中下車できる主要駅の近くでラーメン店を検索してる時のことだ。
なんだか見慣れない店の屋号を発見した。その店を「夜更家」といった。最初、「よふけや」だと思っていたが、「よふけ」と読むらしい。
ネットで調べてみるとInstagramにページがあって、店のオープンは6月4日だという。開店から既に1ヶ月以上が経過しているのだが、掲示板等でこの店の情報を見つけることはできなかった。勿論、食べログにも未掲載だ。
夕刻。
勤務先を後にした私はいつもの電車に乗り込んで富士へと向かった。
富士駅前に降り立つのも結構久しぶりだ。昨年末から今年の頭にかけて富士駅前では多数のクラスターが発生し、近づくことが憚られる時期があった。
富士駅前には行きつけのバーがあるので、取材が終わったら寄ってみようかな。
30分後。
富士駅に到着した。
本当に久しぶりに富士駅に降り立つ。街の風景もあまり変わっていないように見えるが、以前取材した駅前のラーメン屋などもリニューアルと称して閉店していた。
目的の店は前述した行きつけのバーと同じビルの中にあるが、このビルってのが改めて見ると結構デカい。
駅前の大きな歩道橋を目的の店の方に向かって降りていくと、
店の案内看板が見えた。店先にも看板が出ているので迷うことはない。
店先に到着。外観を撮影して早速店内へ。
店内に入ると客席が外から見えない構造になっていて、なんだか普通の店とは違う感じ。バーであればこういう構造はよくあるのだが。
構造物を避けて店内に入る。L字のカウンター席とテーブル席の構成。一人であることを告げると「お好きな席へどうぞ」と指示されたので、厨房内が見えそうな入り口に近い席に陣取った。
事前にメニューを見てきており、お酒の提供があるのも判っている。仕事終わりだし先ずは一杯やりますか。オーダーは口頭。ハイボール、炙りチャーシューをオーダーした。
この店、「夜更家」というだけあって、夜の営業がメインの店のようだ。ただ、今は試験的に昼の営業もしているようなのだが、いつまで昼営業が続くのかは判らないのでラーメン紀行の営業時間には記さないことにする。
営業開始から30分程度経っている店内は先客の姿は1名のみ。店主と思しき男性が一人で切り盛りしている。
先ずはハイボールがやってきた。プラカップに入っていて何だか味気ない。取り合えずお疲れチャン>俺。ちらっと作ってる姿は確認したが何のウイスキーを入れたかは見ていない。
何気なく店内を見ているとちょっとした違和感に気付く。ラーメン屋だというのにシッカリとしたバックバーが存在し、ウイスキーやリキュールなどの酒瓶でいっぱいだ。この店って実は二毛作の店なのだろうか。ある時間帯だけバーになるラーメン屋っていうのはこれまでいくらでも見たことがある。この謎についてはこの後、真相を知ることになる。
そうこうするうちに炙りチャーシューがやってきた。
白いお皿なのに何故か黒いプレートに乗っている。この黒いプレートは耐熱性があるようで、炙っても割れないようになってるのであろう。ただ、提供時の見た目はあまり良くない。
冷蔵保存されたチャーシューの塊をバーナーで炙って温めようという考えなのだが、それならレンチンした後、表面だけを軽く炙る程度で済ますならお皿で直接炙っちゃっても問題ないような気がするし、肉塊なので温まり具合にムラがある。
ただ、550円という値段の割にはチャーシューの量も多く、醤油が焦げた香ばしい香りが良い。
炙りチャーシューをアテにハイボールをやっつけて、そろそろ取材モードに入る。
メニューを改めて見直す。醤油、味噌、塩のとんこつ、中華そば、油そばとメニューのラインナップもナカナカ。また、メニューをよく見ると「麺小盛り」のオーダーを受け付けてくれるようだ。麺少なめが出来るなら、ライスでもいっちゃうか。それにはのり増しも必要だ。オーダーは口頭。醤油ラーメンを麺小盛り、味玉子、のり増し、ネギ盛り丼をオーダーした。ちなみに
好みを聞いてくれる旨の掲示がされており、あまつさえ麺も2種類から選択可能。今回は中太麺とし好みは普通でお願いした。
また、麺類をオーダーした上でライスや丼物をオーダーした場合に限り、
ライスのおかわりが無料になるようだ。
厨房は店の奥にあって観察は絶望的。既にやることもないのでボーっと店内を眺めていると
ある部屋の存在に気が付いた。
『おっ、喫煙室があるじゃん!』
もう、願ったり叶ったりである。酒を飲んで一頻り。1時間以上喫煙していないのでそろそろタバコでも吸いたいなぁと思っていた矢先の発見。
室内は
古い書斎の壁を思わせるような本棚の壁紙。ちょっと面白い。また、小窓が付いているので
カウンター席を撮影するにも持ってこいだ。
そしてラーメンがやってきた。麺小盛りにすると丼も一回り小さなものに変わるようだ。まぁ、今の私には丁度いいサイズ感。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは乳化度合いの高いスープで、ミルキーな印象が強いが豚臭さはない。表層のオイルもやや風味の付いたものが乗っている。セントラルキッチンか業務用と思われるが、深夜に飲むスープとしてはそこまで重くないのが良い。若干、スープの温度が低い。
麺は中太の平打ち麺。かん水の量は標準的。加水率は若干高めの印象を受けた。麺小盛りにして大正解で麺量が丁度いい。茹で加減も良い。
具はチャーシュー、ほうれん草、うずらの卵、のり、ネギ。そして別注の味玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚で渦巻きチャーシュー。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。半身に切られて供される味玉にトロトロタイプはない。
ネギ盛り丼はごま油や調味料で味付けされたネギのみが大量に乗った丼。これをスープを浸した海苔で巻いて食べるのが今回のミッション。ネギの清涼感とオイルを纏った海苔。そしてご飯。良いコンビネーションだ。
退店後。
行きつけのバーに立ち寄ったのだが、そこで面白い事を聞けた。
この夜更家があった場所は元々ショットバーがあったらしいのだが、数か月で閉店し、現在のラーメン屋へ業態変更した店なのだそうだ。
そう考えるとバックバーにお酒が残っているのも納得だし、経営者自体は変わっていないのも判る。
「ラーメン屋ってそんなに簡単にできるものなのですか?」
バーテンダーが問うが、スープ、タレ、麺、具材と全て調達する事が出来る昨今は、簡単にラーメン店を開業できる環境にはある。ただ、それを持続させるのが大変な時期でもある。
また、飲食系の動画やブログにある表現で「メッチャ美味い」っていうのがある。何がどう美味いのかが全く伝わってこない表現である。
感じ方に対する個人のものさしってそれぞれだと思うが、それにしても安易に使いすぎてるような気がする。
ちなみに私の寸評では「メッチャ美味い」は出てきません。その代わり、「心の中でガッツポーズ」という謎ワード満載ですが何か?
管理人です。
今日は金曜日。
明日土曜日は午後から私用があったり、夜は飲みに出かける予定があったりとゆっくり取材記を書いている暇がない。なので平日に取材を済ませ、土曜日の朝から取材記を書こうと考えていた。
平日の取材となると公共交通機関を利用して行ける場所に限られる。まぁ、今は便利な時代になってGoogleマップで経路検索をすれば、バス路線なども簡単に調べられるので昔に比べたらかなりハードルが下がったような気はするが。
食べログに保存している予定店を探すも「コレっ!」って店がない。仕方なくGoogleマップで途中下車できる主要駅の近くでラーメン店を検索してる時のことだ。
なんだか見慣れない店の屋号を発見した。その店を「夜更家」といった。最初、「よふけや」だと思っていたが、「よふけ」と読むらしい。
ネットで調べてみるとInstagramにページがあって、店のオープンは6月4日だという。開店から既に1ヶ月以上が経過しているのだが、掲示板等でこの店の情報を見つけることはできなかった。勿論、食べログにも未掲載だ。
夕刻。
勤務先を後にした私はいつもの電車に乗り込んで富士へと向かった。
富士駅前に降り立つのも結構久しぶりだ。昨年末から今年の頭にかけて富士駅前では多数のクラスターが発生し、近づくことが憚られる時期があった。
富士駅前には行きつけのバーがあるので、取材が終わったら寄ってみようかな。
30分後。
富士駅に到着した。
本当に久しぶりに富士駅に降り立つ。街の風景もあまり変わっていないように見えるが、以前取材した駅前のラーメン屋などもリニューアルと称して閉店していた。
目的の店は前述した行きつけのバーと同じビルの中にあるが、このビルってのが改めて見ると結構デカい。
駅前の大きな歩道橋を目的の店の方に向かって降りていくと、
店の案内看板が見えた。店先にも看板が出ているので迷うことはない。店先に到着。外観を撮影して早速店内へ。
店内に入ると客席が外から見えない構造になっていて、なんだか普通の店とは違う感じ。バーであればこういう構造はよくあるのだが。
構造物を避けて店内に入る。L字のカウンター席とテーブル席の構成。一人であることを告げると「お好きな席へどうぞ」と指示されたので、厨房内が見えそうな入り口に近い席に陣取った。
事前にメニューを見てきており、お酒の提供があるのも判っている。仕事終わりだし先ずは一杯やりますか。オーダーは口頭。ハイボール、炙りチャーシューをオーダーした。
この店、「夜更家」というだけあって、夜の営業がメインの店のようだ。ただ、今は試験的に昼の営業もしているようなのだが、いつまで昼営業が続くのかは判らないのでラーメン紀行の営業時間には記さないことにする。
営業開始から30分程度経っている店内は先客の姿は1名のみ。店主と思しき男性が一人で切り盛りしている。
先ずはハイボールがやってきた。プラカップに入っていて何だか味気ない。取り合えずお疲れチャン>俺。ちらっと作ってる姿は確認したが何のウイスキーを入れたかは見ていない。
何気なく店内を見ているとちょっとした違和感に気付く。ラーメン屋だというのにシッカリとしたバックバーが存在し、ウイスキーやリキュールなどの酒瓶でいっぱいだ。この店って実は二毛作の店なのだろうか。ある時間帯だけバーになるラーメン屋っていうのはこれまでいくらでも見たことがある。この謎についてはこの後、真相を知ることになる。
そうこうするうちに炙りチャーシューがやってきた。
白いお皿なのに何故か黒いプレートに乗っている。この黒いプレートは耐熱性があるようで、炙っても割れないようになってるのであろう。ただ、提供時の見た目はあまり良くない。
冷蔵保存されたチャーシューの塊をバーナーで炙って温めようという考えなのだが、それならレンチンした後、表面だけを軽く炙る程度で済ますならお皿で直接炙っちゃっても問題ないような気がするし、肉塊なので温まり具合にムラがある。
ただ、550円という値段の割にはチャーシューの量も多く、醤油が焦げた香ばしい香りが良い。
炙りチャーシューをアテにハイボールをやっつけて、そろそろ取材モードに入る。
メニューを改めて見直す。醤油、味噌、塩のとんこつ、中華そば、油そばとメニューのラインナップもナカナカ。また、メニューをよく見ると「麺小盛り」のオーダーを受け付けてくれるようだ。麺少なめが出来るなら、ライスでもいっちゃうか。それにはのり増しも必要だ。オーダーは口頭。醤油ラーメンを麺小盛り、味玉子、のり増し、ネギ盛り丼をオーダーした。ちなみに
好みを聞いてくれる旨の掲示がされており、あまつさえ麺も2種類から選択可能。今回は中太麺とし好みは普通でお願いした。また、麺類をオーダーした上でライスや丼物をオーダーした場合に限り、
ライスのおかわりが無料になるようだ。厨房は店の奥にあって観察は絶望的。既にやることもないのでボーっと店内を眺めていると
ある部屋の存在に気が付いた。『おっ、喫煙室があるじゃん!』
もう、願ったり叶ったりである。酒を飲んで一頻り。1時間以上喫煙していないのでそろそろタバコでも吸いたいなぁと思っていた矢先の発見。
室内は
古い書斎の壁を思わせるような本棚の壁紙。ちょっと面白い。また、小窓が付いているので
カウンター席を撮影するにも持ってこいだ。そしてラーメンがやってきた。麺小盛りにすると丼も一回り小さなものに変わるようだ。まぁ、今の私には丁度いいサイズ感。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは乳化度合いの高いスープで、ミルキーな印象が強いが豚臭さはない。表層のオイルもやや風味の付いたものが乗っている。セントラルキッチンか業務用と思われるが、深夜に飲むスープとしてはそこまで重くないのが良い。若干、スープの温度が低い。
麺は中太の平打ち麺。かん水の量は標準的。加水率は若干高めの印象を受けた。麺小盛りにして大正解で麺量が丁度いい。茹で加減も良い。
具はチャーシュー、ほうれん草、うずらの卵、のり、ネギ。そして別注の味玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚で渦巻きチャーシュー。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。半身に切られて供される味玉にトロトロタイプはない。
ネギ盛り丼はごま油や調味料で味付けされたネギのみが大量に乗った丼。これをスープを浸した海苔で巻いて食べるのが今回のミッション。ネギの清涼感とオイルを纏った海苔。そしてご飯。良いコンビネーションだ。
退店後。
行きつけのバーに立ち寄ったのだが、そこで面白い事を聞けた。
この夜更家があった場所は元々ショットバーがあったらしいのだが、数か月で閉店し、現在のラーメン屋へ業態変更した店なのだそうだ。
そう考えるとバックバーにお酒が残っているのも納得だし、経営者自体は変わっていないのも判る。
「ラーメン屋ってそんなに簡単にできるものなのですか?」
バーテンダーが問うが、スープ、タレ、麺、具材と全て調達する事が出来る昨今は、簡単にラーメン店を開業できる環境にはある。ただ、それを持続させるのが大変な時期でもある。
