黒いダイヤ
えいらく
栄楽

photo

SHOP DATA
住  所静岡県三島市芝本町6-6
電話番号055-972-1066
営業時間11:00~20:00(月~火・木~日)
定休日水曜
席数カウンター8 テーブル4 座敷12
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚07'11.0''
E138゚55'01.2''
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最寄駅三島駅(JR東海道本線)
三島駅(JR東海道新幹線)
三島駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)
取材日2021/06/18その他の情報...

メニュー

モツラーメン
800円
天津メン
950円
カニソバ
950円
五目ソバ
850円
more...

東京都の緊急事態宣言が解除され、まん防に移行しましたね。
少しづつお酒の提供もできるようになったようですが、ラストオーダーが午後7時までって馬鹿にしてますか?(笑)
ワクチン接種も進んで、職域接種する会社もかなりあるようでスピード感が感じられますね。
私が今お世話になってる大手企業でも職域接種をするらしく、接種希望のアンケートが来たのですが、そもそも接種券を持っていません…(意味ないじゃん)
管理人です。

文頭から話は逸れるが先週のこと。
久しぶりに行きつけの大岡のバーで飲んでいる時のことだ。
隣に居合わせた女性はマスターの古い友人だという。なんでも沼津駅北口でホルモン焼き屋をやってるらしい。
店内にいたアベック(死語?)もその日の夜にそのホルモン焼き屋に行ったのだという。
どういう状況でこの三人が一緒のカウンターに座ってるのかわからないが、多分別々のお客として来店したのだろう。
アベックの女性の方が「すごい美味しかったです」と言っているので、「じゃあ今度お邪魔しますね」と軽い挨拶をしたのだった。

話を戻して今日は金曜日。
たまにはホルモン焼きをアテに一杯というのも悪くない。と考えた私は沼津駅で下車。北口方面に歩き出した。すると…

『雨が降ってきたなぁ』

いつもは持っている折りたたみ傘。昨夜の帰りがけに使って乾かしたままになっているので持ち合わせていない。それだけで何だか嫌な予感がした。コンビニまでダッシュしてビニール傘を買うと、その店に向かって歩き出した。

店先に到着。店からはもうもうと煙が立ち上っており、繁盛している様子が窺えた。
店内を覗き込むとほぼ満席で、私が入る隙など全くない。先週お会いした女性が出てきて少しだけ挨拶をした。

「平日だったらまだ空いてるんですが、今日は予約でいっぱいで…」

繁盛してるようで何よりだ。「また寄りますよ」とだけ挨拶して店を後にした。
ここで私は考えた。舌は既にホルモン焼きになっている。このまま沼津で別の焼肉屋に入って欲望を満たすか。それとも三島に戻って欲望を満たすか。
先週末も沼津だったので、今日は三島で飲むか。三島なら終電の心配もないし。
そして何よりも、雨が降ったり店にフラれたりと良い事が続いてない。早々に地元に戻った方が良いような予感がしたのだった。

20分後。
三島駅に到着した。相変わらず雨が降っているので先ほど購入した傘をさして歩き出した。
駅前に焼肉屋はあるのだが、何となくスルー。焼肉が食いたいというよりもホルモンが食べたいという勝手な衝動からだ。
更に南下して行くと、とある中華料理屋が見えてきた。私がこの店の前を通る夜8時過ぎは必ず閉まっている店なのだが、今日に限っては開いていた。時計を見ると夜7時20分。営業中の店を見るのは久しぶりだ。その店を「栄楽」といった。
実は前から食べログに保存してある店で、この店のとあるメニューが気になっていたのだ。
舌はホルモンになっているが折角、営業しているので入店することにした。

店内に入ると左手にカウンター席、右手には1組のテーブル席と座敷席で占められている。先客が1名居たのでその隣のカウンター席に陣取った。ちなみにカウンターにはアクリル板の衝立が設けられており感染対策も万全だ。
席に備え付けのメニューを見てみる。前述した通り、今回は気になるメニューがあった。そのメニューで一杯やっちゃおうという寸法だ。オーダーは口頭。木くらげと豚肉、ビールをオーダーした。

先ずはビールがやってきた。中瓶っていうのがお一人様にはちょうど良い。お疲れチャン>俺。何だか久しぶりの瓶ビールだ。

私が座ってるカウンター席は厨房に面しているので厨房観察。
乾燥キクラゲを戻し、中華鍋で豚肉やネギと一緒に炒めて、最後に全体にトロミをつけているようだ。

木くらげと豚肉がやってきた。
ほぼキクラゲといったルックス。メニュー名も「木くらげと豚肉」となっている通り、この料理の主役は豚肉ではなくキクラゲだ。見た目は真っ黒。色味的には食欲をあまりそそらない。味付けは塩胡椒で穏やかに付けられている。コリコリとしたキクラゲの食感が良い。というか、キクラゲをこんなに食べたのも久しぶりだ。キクラゲと言えばとんこつラーメンのトッピングとして有名だが、細切りされた物が多い。昔、新宿の思い出横丁にある「岐阜屋」という店で食べた木耳玉子いための方が彩的には綺麗なのだが、この黒いダイヤを彷彿とさせるキクラゲだらけというのもナカナカ映える。

木くらげと豚肉はそれほど量も多くないのでビール一本でやっつけることができた。そろそろ取材モードに入る。改めてメニューを見てみた。すると、既に諦めかけていたホルモンに通ずるようなメニューを発見してしまった。オーダーは口頭。モツラーメンをオーダーした。

厨房観察。
冷凍保存されたモツを雪平鍋で茹でて解凍している。また別鍋でスープを加温している。モツの解凍が終わったら中華なべに油、生姜を入れて香りをだし、モツ、ネギなどを炒め、最後に片栗粉でトロミを付けている。
同時に女将が麺を茹で始める。ステンレス製の打ち出し鍋に湯が張られており、深ざるを引っかけて麺茹でする。丼にスープを張り、麺を入れ、中華なべから具材を盛り付けて完成である。

そしてラーメンがやってきた。先ずは具材に汚染されていない部分のスープをすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象だが、動物系の出汁感は弱く若干、魚介系のような出汁感を感じるが醤油ダレから来るものなのかは判らない。油っ気が少なく、通常のラーメンの様子が窺えた。
麺は細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。細麺って中華料理屋では定番の番手に思える。味噌ラーメンなどもラインナップされているが同じ麺を使用しているのであろうか。
具はシロ、レバー、ネギ。レバーはあまり得意ではないが、生姜の香りと甘仕立ての餡によって意外と食べれる。シロは柔らかく、仕込みの段階で長時間茹でたものであろう。

私がいる間、隣の先客がお冷のみを飲みながらズーっとスマホをいじっているのだが、どうも常連さんらしく、雨の止むのを待っているようだ。
私は初めて寄った店だが、こういう常連さんによって店は長く続いている。

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