BARで食べるラーメン
いこいのばーめん ぎふと
【移転】憩いのBAR麺 贈と

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間19:00~3:00(金~土)
20:00~1:00(月~木・日)
定休日不定期
席数カウンター6 テーブル12
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'04.6''
E138゚51'46.8''
地図を見る
最寄駅沼津駅(JR東海道本線)
沼津駅(JR御殿場線)
取材日2021/06/11その他の情報...

メニュー

鬼グラBAR麺
850円
トマリコチーズBAR麺
850円
しょうゆBAR麺
700円
みそBAR麺
700円
more...

先日のこと。
沼津駅北口からほど近い行きつけのバーに行った時のことだ。

「Giftってバー知ってるでしょ。今ラーメン出してるらしいよ」

そう言ってマスターが一枚のフライヤーを手渡してくれた。
このGiftと言う店はバー関連のイベントで一度だけお邪魔したことがある。
地下にあるとはいえ沼津駅北口の目の前という素晴らしい立地。確か、カラオケなんかもできるような気軽なショットバーといった雰囲気の店だったのを思い出す。
そのフライヤーには小さな画像でラーメン関係のメニューが描かれているのだが、なかなか美味しそうに見えた。

話を戻して今日は金曜日。
前述の店に行ってみようと考えた私は沼津駅で下車。北口方面に向かって歩き出した。
そのバーの屋号を「憩いのBAR Gift」というのだが、事前に調べた情報によればラーメンを出す時間帯は「憩いのBAR麺 贈と(ギフト)となるようだ。
ラーメンを出す時間帯はバーの営業前の18時過ぎから。勿論、バーの営業時間中もオーダーは出来るのだが数量限定だという。早く行くに越したことはないのだ。
とは言ったものの静岡市から帰ってくる関係で18時に店に赴くこともできず、現在の時刻は19時20分過ぎ。足早に店に向かった。

店は駅北のマクドナルドの建物の隣にある寿ビルというビルの地下一階にある。
ビルの前には店の看板があるので撮影しようかと眺めていると…

『何故この看板、電気が点いてないんだろう?』

ちょっと嫌な予感がした。
外観撮影も終わり、ビルの入口から地下を目指す。一度行ったことがある店なので迷うことはないのだが、ここで衝撃的な事実が…

『真っ暗だ…』

店の入口は真っ暗でどう考えても営業している風はない。
まぁ、このコロナ禍にあって営業時間を変更せざるを得ないという理由もあるであろう。
地下に続く階段の途中に店が貼ったであろう貼り紙が色々あったので読んでいると…

「お店に来られた方ですか?」

後ろから声をかけられてびっくり。振り向くと見覚えのあるマスターの顔が目にとまった。
「すみません。これから店を開きますので」と店の方に入っていくマスター。
「どこかで少し時間を潰してきましょうか」と問うと「大丈夫ですよ。入ってください」と言われたので入店した。

店内はL字のカウンター席とローチェアーのテーブル席の構成。初めての店ではないので厨房の場所なども判っている。厨房が一望出来る一番奥のカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみるとフライヤーで見た、見覚えのあるメニューが目にとまった。まぁ、ラーメンは後回しにして先ずは飲みますか。オーダーは口頭。ジャックダニエルのソーダ割りをオーダーした。

開店準備をしているマスターを見ながらハイボールをクピッとやる。ちなみにバーなので喫煙が出来るのも愛煙家としてはありがたい。
食べログ掲載用のメニューの写真撮影をしていると、ラーメン以外のサイドメニューもあったりした。
事前に店のInstagramを見てきているのだが、確か富士山餃子を使ったメニューもあると聞いている。ただ、餃子は全て水餃子のような感じになっていて焼き餃子はない。他のメニューを見ていると面白いメニューが見つかった。
「BAR麺の上」と書かれたそのメニューはラーメンのトッピングだけを集めて酒のつまみにしようという趣向だ。追加でオーダーした。

夜の8時を前にして後客が一人、二人と入ってくる。気がつくとカウンター席は満席でテーブル席も二人ほど座っている。しかも後客が水餃子やラーメンを頼み始めている。こうなってくるとマスター一人で店を回すのは不可能で、フードで手一杯になってしまうマスターはたまらずどこかに電話をかけている。これも店のInstagramで知っていたのだがドリンクの提供をお手伝いしてくれる女性の店員を呼んでいるのであろう。

前述したとおり、店にはカラオケがあるのでカウンター席は透明な仕切りで区切られておりコロナ対策も万全だ。モニターにはなぜかエヴァンゲリオン新劇場版Qが流れており、店内を見るとアニメのフィギュアも多いことから、以前来店時は気がつかなかったがマスターはアニメ好きなのかもしれない。

BAR麺の上が到着。チャーシュー、味玉、メンマ、ナルトなどが盛られている。普通のラーメン屋でいう所の「おつまみ4点盛り」みたいなメニュー。ラーメンのトッピングをアテにお酒を飲むのって初めてではないが、バーでそれが出来るのは面白い。

BAR麺の上をアテにジャックソーダを2杯平らげたところでそろそろ取材モードに入る。改めてメニューを見てみるとInstagramでも紹介していた「トマリコチーズBAR麺」というメニューが美味しそうに見えたのだが、左上の法則に従うと「鬼グラBAR麺」というメニューが店の推しにも見えた。

『鬼グラのグラって何だろう?』

マスターに聞いてみると「オニオングラタンスープのグラ」らしい。オーダーは口頭。鬼グラBAR麺をオーダーした。

前述したとおり、私の座ってる席は厨房が一望できる唯一の場所なので厨房観察。全ての麺類がそうなのだが、スープやタレといったものは全て各種調味料を混ぜることによって出来上がっている。例えば醤油、塩、味噌といった基本的な調味料や創味シャンタン、コチュジャン、豆板醤、擦りおろしニンニクや生姜といったチューブタイプの物まで、色々な調味料を駆使してスープやタレの味つけをしている。
以前、富士宮で入った食堂のスープがこの手の手法を使ってラーメンスープを仕上げていたが、こういう創意工夫された一杯というのは感心させられる。ラーメン専門店がこの手法を取るのはご法度だが、ラーメンがメイン商品ではない食堂やバーが使うのであれば特に文句も出ないだろう。

3杯目のジャックソーダが終わるころ、BAR麺が到着した。
見た目が奇麗で食欲をそそるビジュアル。このBAR麺は汁なしなので先ずは縦回転(バーチカルロール)してから食してみた。
麺は中太の平打ち麺。かん水の量は標準的。加水率は若干高めの印象を受けた。表面積の大きい平打ち麺にタレがシッカリと絡みついている。タレだけで食すとオニオングラタンスープではないが、後述する具材を一緒に食べるとオニオングラタンスープっぽくなってくる。
具はベーコン、チーズせんべい、オニオンピューレ、パプリカ、玉ねぎ、ズッキーニ、味玉、パセリ。チャーシューの類は乗らない。オニオンピューレは玉ネギのみじん切りを飴色になるまで炒めた物でこれとチーズせんべいを一緒に食べるとオニオングラタンスープっぽい味になる。パプリカをはじめとする野菜たちも彩りに一役かっている。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。味付けは若干強めに効かせてあるので酒のアテにもなる。今夜だけで味玉は2個目だ(笑)

もう少しゆっくりしたかったがこの後に寄りたい店もあったのでここで店を後にした。
クラフトビールやカクテルなども出すバーなので今度はお酒を飲みにまた寄りたいと思う。

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