| 二毛作の店 |
【閉店】麺屋 シリウス

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~20:00(月~水・金~日) | |||
| 定休日 | 木曜 | |||
| 席数 | カウンター8 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚06'08.8'' E138゚51'43.7'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 沼津駅(JR東海道本線) 沼津駅(JR御殿場線) | |||
| 取材日 | 2021/01/11 | その他の情報... | ||
メニュー
- 白湯らーめん+味玉(味玉サービス)
- 900円
- 淡麗らーめん(塩・醤油・白醤油)
- 850円
- 白湯らーめん
- 900円
- 淡麗昆布水つけ麺(塩・醤油・白醤油)
- 900円
木曜日に緊急事態宣言が発令されて初めての祝日がやってきた。
毎年、成人の日を含む三連休といえば、東京でラーメン&バーを満喫していたのも懐かしい。
昨年、初めて行った銀座のバー「テンダー」はこのコロナが原因かどうかは判らないが閉店してしまった。惜しい店が亡くなったが最後に意を決して行けたのは救いであった。
今年も始まって10日あまりだが、緊急事態宣言から始まった今年はどんな一年になるのだろうか。管理人です。
というわけで今日は成人の日を含む三連休の最終日。
私は沼津に向けて車を走らせていた。実は食べログで昨年から新店が出来るという情報をゲットしていたからだ。
話は逸れるが去年のこと。
食べログの新店の情報を調べていると、来年の1月11日にオープンすると書かれた店の名を見つけた。その店を「麺屋シリウス」といった。
実はこの「シリウス」という屋号には聞き覚えがあった。沼津駅北口にある私の行きつけのバーの近くで「シリウス」というバーを見たことがあったのだ。
若向きなショットバーといった趣で秘匿性なども皆無。寒色系の照明が多い店内はカウンターのみの構成に見えた。
食べログに記載されている住所を調べてみると、やはりこのバーが二毛作としてラーメン屋をやるのであろう。
このコロナ禍にあって夜の街は壊滅的なダメージを受けている中、同じ高島町でクラスターまで発生しているので、経営的にもなかなか厳しいのであろう。
特に県内に緊急事態宣言が発令された場合、「営業が夜8時まで。お酒の提供は7時まで」なんて言われた日には営業自体ができないであろう。
話を戻そう。
食べログには営業時間が書かれており、昼の11時にオープンするという。そこに合わせて自宅を出発した。
20分後。
現地付近に到着した。
店の前を通ってみると「ラーメン」と書かれた幟が見えたが、店の入り口には「オープン」と書かれた幟が入り口を塞ぐ形で横たわっている。時間は11時10分前。元々飲み屋なので駐車場の用意はないと考え、周辺のコインパーキングに入庫後。店までは徒歩で向かった。
遠回しに店の方を見てみると若い男性が「オープン」と書かれた幟を立てているのが見えた。男性が店に入るのを確認して入店する。
店内は見たことがあるのでさほど違和感はない。アクリル製のシールドで全ての席が仕切られている。このコロナ禍にあっては大事なことだろう。
「一人ですが」と告げると「お好きな席へどうぞ」と促された。L字のカウンターの頂点部分に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。食べログには既にラーメンの写真が投稿されており、メニューなども見ているので迷うことはない。オーダーは口頭。白湯らーめん、味玉をオーダーした。
厨房は間仕切りされた奥にあって観察自体は絶望的だ。
私の後にすぐ2名の後客が入ってきた。その後も数名の後客が入ってくるのだが、誰も彼もがホール係の若い男性と知り合いのようで、言ってしまえば私以外の客はバーの常連客なのであろう。
「今はラーメン屋なので、話とか入って良いのか判らないです(笑)」
まぁ、バーの接客とラーメン屋の接客っていうのは全然違うものだと思う。
マスクはしてるとは言え、このご時世である。あまり喋られても気持ちの良いものではない。
私自身もバーに赴く時はある意味「覚悟」を決めて行っているが、ラーメン屋ではその覚悟はない。
「お客様はここへ来るのに駐車場を使われてますか?」と先ほどの若者が問う。
車で来ていることを告げると現在オープン記念で近隣の駐車場を使って来店されている場合に限り、100円のトッピングをサービスしているらしい。ありがたいことだ。
そうこうする内にラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の白湯スープ。乳化具合はそこまで濃厚といった感じではないが、表層の鶏油の量が多く、それなりにコッテリしている。また、鶏油の香りも良い。塩味が若干強い印象を抱くが、濃厚に振ったスープなので後味のキレを考えると間違っていないように思う。それが証拠に途中、水なしでスープ完飲まで行けている。ただ、個人的には気持ち塩味を抑えた方が好みか。
麺は中細の縮れ麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めな印象を受けた。実はこの「低めの加水率」の原因は麺の生煮えにある。麺から伝わるネチネチとした食感。昔、取材した「すみれ」という焼き鳥屋のラーメンを思い出した。茹で方については観察出来ていないのであくまで推測の域を超えないがラーメン屋の厨房ではないので、麺茹で機があるとも思えない。大きな鍋に湯を張って、深ざるを引っかけて茹でているものと思われる。茹で時間も大事だが茹で湯の温度も同じくらい大事なファクターである。麺肌には粒状痕が確認出来るので全粒粉を使用していると思われる。製麺所は不明。
具はチャーシュー2種、半身の味玉、穂先メンマ、白髪ネギ、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚と鶏胸肉使用の茹で鶏の2種類。どちらの味付けも積極性はない。味玉は茹で卵ではないだろうか。味がしない。茹で加減は黄身がトロトロのタイプで私好み。
端麗系ラーメン以外は全て900円という強気の価格設定ではあるが、具のラインナップなどを考えると納得できる値段ではある。
ただ、前述のすみれ然り、昔取材した「火拳」という店もそうだったが、麺の食感や温度に気を遣えないラーメン屋っていうのはどうかと思う。というか、ラーメンをバカにしているのか?とも思えてしまう。
辛辣な事を書いているのは充分承知の上だが、ラーメンの中で麺がダメっていうのは致命傷になりかねない。
バーの常連さんなら許されるかもしれないが、逆に常連さんであれば、同じ印象を受けたのであれば言ってあげた方が良い。
カクテルの調合で実際に舐めて確認するのと同じように、実際に麺を食べて食感を自ら確認するのが一番の方策なのである。
毎年、成人の日を含む三連休といえば、東京でラーメン&バーを満喫していたのも懐かしい。
昨年、初めて行った銀座のバー「テンダー」はこのコロナが原因かどうかは判らないが閉店してしまった。惜しい店が亡くなったが最後に意を決して行けたのは救いであった。
今年も始まって10日あまりだが、緊急事態宣言から始まった今年はどんな一年になるのだろうか。管理人です。
というわけで今日は成人の日を含む三連休の最終日。
私は沼津に向けて車を走らせていた。実は食べログで昨年から新店が出来るという情報をゲットしていたからだ。
話は逸れるが去年のこと。
食べログの新店の情報を調べていると、来年の1月11日にオープンすると書かれた店の名を見つけた。その店を「麺屋シリウス」といった。
実はこの「シリウス」という屋号には聞き覚えがあった。沼津駅北口にある私の行きつけのバーの近くで「シリウス」というバーを見たことがあったのだ。
若向きなショットバーといった趣で秘匿性なども皆無。寒色系の照明が多い店内はカウンターのみの構成に見えた。
食べログに記載されている住所を調べてみると、やはりこのバーが二毛作としてラーメン屋をやるのであろう。
このコロナ禍にあって夜の街は壊滅的なダメージを受けている中、同じ高島町でクラスターまで発生しているので、経営的にもなかなか厳しいのであろう。
特に県内に緊急事態宣言が発令された場合、「営業が夜8時まで。お酒の提供は7時まで」なんて言われた日には営業自体ができないであろう。
話を戻そう。
食べログには営業時間が書かれており、昼の11時にオープンするという。そこに合わせて自宅を出発した。
20分後。
現地付近に到着した。
店の前を通ってみると「ラーメン」と書かれた幟が見えたが、店の入り口には「オープン」と書かれた幟が入り口を塞ぐ形で横たわっている。時間は11時10分前。元々飲み屋なので駐車場の用意はないと考え、周辺のコインパーキングに入庫後。店までは徒歩で向かった。
遠回しに店の方を見てみると若い男性が「オープン」と書かれた幟を立てているのが見えた。男性が店に入るのを確認して入店する。
店内は見たことがあるのでさほど違和感はない。アクリル製のシールドで全ての席が仕切られている。このコロナ禍にあっては大事なことだろう。
「一人ですが」と告げると「お好きな席へどうぞ」と促された。L字のカウンターの頂点部分に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。食べログには既にラーメンの写真が投稿されており、メニューなども見ているので迷うことはない。オーダーは口頭。白湯らーめん、味玉をオーダーした。
厨房は間仕切りされた奥にあって観察自体は絶望的だ。
私の後にすぐ2名の後客が入ってきた。その後も数名の後客が入ってくるのだが、誰も彼もがホール係の若い男性と知り合いのようで、言ってしまえば私以外の客はバーの常連客なのであろう。
「今はラーメン屋なので、話とか入って良いのか判らないです(笑)」
まぁ、バーの接客とラーメン屋の接客っていうのは全然違うものだと思う。
マスクはしてるとは言え、このご時世である。あまり喋られても気持ちの良いものではない。
私自身もバーに赴く時はある意味「覚悟」を決めて行っているが、ラーメン屋ではその覚悟はない。
「お客様はここへ来るのに駐車場を使われてますか?」と先ほどの若者が問う。
車で来ていることを告げると現在オープン記念で近隣の駐車場を使って来店されている場合に限り、100円のトッピングをサービスしているらしい。ありがたいことだ。
そうこうする内にラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の白湯スープ。乳化具合はそこまで濃厚といった感じではないが、表層の鶏油の量が多く、それなりにコッテリしている。また、鶏油の香りも良い。塩味が若干強い印象を抱くが、濃厚に振ったスープなので後味のキレを考えると間違っていないように思う。それが証拠に途中、水なしでスープ完飲まで行けている。ただ、個人的には気持ち塩味を抑えた方が好みか。
麺は中細の縮れ麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めな印象を受けた。実はこの「低めの加水率」の原因は麺の生煮えにある。麺から伝わるネチネチとした食感。昔、取材した「すみれ」という焼き鳥屋のラーメンを思い出した。茹で方については観察出来ていないのであくまで推測の域を超えないがラーメン屋の厨房ではないので、麺茹で機があるとも思えない。大きな鍋に湯を張って、深ざるを引っかけて茹でているものと思われる。茹で時間も大事だが茹で湯の温度も同じくらい大事なファクターである。麺肌には粒状痕が確認出来るので全粒粉を使用していると思われる。製麺所は不明。
具はチャーシュー2種、半身の味玉、穂先メンマ、白髪ネギ、ネギ。そして別注の味玉。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚と鶏胸肉使用の茹で鶏の2種類。どちらの味付けも積極性はない。味玉は茹で卵ではないだろうか。味がしない。茹で加減は黄身がトロトロのタイプで私好み。
端麗系ラーメン以外は全て900円という強気の価格設定ではあるが、具のラインナップなどを考えると納得できる値段ではある。
ただ、前述のすみれ然り、昔取材した「火拳」という店もそうだったが、麺の食感や温度に気を遣えないラーメン屋っていうのはどうかと思う。というか、ラーメンをバカにしているのか?とも思えてしまう。
辛辣な事を書いているのは充分承知の上だが、ラーメンの中で麺がダメっていうのは致命傷になりかねない。
バーの常連さんなら許されるかもしれないが、逆に常連さんであれば、同じ印象を受けたのであれば言ってあげた方が良い。
カクテルの調合で実際に舐めて確認するのと同じように、実際に麺を食べて食感を自ら確認するのが一番の方策なのである。
