緊急事態宣言中だったあの頃
まつきしょくどう
まつき食堂

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SHOP DATA
住  所静岡県沼津市宮前町6-9
電話番号055-922-0902
営業時間11:00~17:00(火~日)
定休日月曜
席数テーブル12 座敷7
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚07'09.5''
E138゚52'37.7''
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最寄駅
取材日2020/11/21その他の情報...

メニュー

タンメン
650円
ラーメン
500円
みそラーメン
600円
サンマーメン
630円
more...

静岡県内の新型コロナウイルスの感染者数が急増しているという話は先週の取材記でも書いたが、いよいよ静岡県内の累計感染者数が1000人を突破し、警戒レベルが4になり「感染まんえん期・前期」となった。
静岡市内の病院でクラスターが発生したのも感染者数が多くなった理由ではあるが、静岡市、浜松市以外の市町村の感染者数も多くなってきている。
今日から三連休が始まるが今後、どのような状況になっていくか注視していきたい。管理人です。

という訳で今日は勤労感謝の日を含む3連休の初日。
この感染状況ではとてもではないが県内の観光地として有名な場所や感染拡大が著しい場所へ行くのは非常に危険だ。
静岡県東部に限定して言えば、伊豆の国市、富士市、富士宮市あたりは感染者数が増えている傾向にあるのであまり近寄りたくない。
そう考えた時、地元三島・沼津あたりが良いのではないかと考えた。
まぁ、そんなことは言っても毎日、静岡市に通っている私は平日は感染リスクの高い場所を行き来しているので、私自身が感染している可能性もゼロではないのだが…。

そんなふうに新型コロナウイルスの脅威について考えていると、緊急事態宣言が発令された4月下旬から5月上旬のことを思い出す。
あの頃は飲食店がほとんど休業要請によりやっていなかった時期でラーメン取材に苦労した。
ただあの頃と違うのは「stay home」ではなく「with コロナ」な点だ。「不要不急の外出は控えて下さい」と言われていたあの頃は、外にラーメンを食べに行くのは「不要不急の外出なのか?」と周りの目も気になったが、今はGotoトラベルやGotoイートなども行われており、コロナに注意しながら如何に生活をしていくか?というふうに考えたほうが良い。

そんな緊急事態宣言が発令されていた折、取材のために訪れた食堂が2軒あった。
そのうちの一軒に取材してみようと考えた。あれから半年が経過している訳だが自分の考え方も少しずつ変わっている。

自宅を出発して20分後。店の近所に到着した。
その店を「まつき食堂」といった。食べログでクチコミを見ていると老夫婦が営んでいる食堂だという。
店先に駐車スペースがあるので入庫後。早速店内へ。

店内に入ると厨房に面した席はなく、テーブル席と座敷席の構成。3つあるテーブルの内、2つは先客が占めている(しかも全て一人客)。ひとつだけ空いているテーブル席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。ラーメンを中心とする中華の他に蕎麦やうどん、丼などのご飯物が並ぶ。事前に分かっていたことだがいつものタンメンはある。ただ、いつもの餃子がない。

先客の料理を持って女将が客席にやってきたタイミングでオーダーを通す。オーダーは口頭。タンメン、オムレツをオーダーした。流石に味玉はないが卵料理はある。

前述したように厨房は奥にあって観察は絶望的。仕方ないので客席を眺めてみる。
先客の中には既に食べ終わった人もおり、食後の一服を吹かしている。そう、この店は全面喫煙可能なのである。喫煙者にとってはありがたい店だ。
客席の高い位置にはテレビがあって、県内のコロナウイルスの感染者についてのニュースが流れている。昨日の熱海市内の映像が映っているのだが普通に混んでいる。
関東から来たと言う旅行客のインタビューで「三連休を外してきた」と言っている。じゃあ今日の熱海がガラガラかといえばそんなことはない。とある宿泊施設の関係者の話では「三連休は100%満室」だとほくそ笑んでいる。Gotoトラベル様様であるが、やはり近づくにはリスクが高すぎる。

先客2名もまだ食べ始めていない状況で来店したため、着席してから20分ぐらいかかったであろうか。
タンメンとオムレツが同時にやってきた。先ずはタンメンのスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープであろう。タンメンを食べる時にいつも感じるごま油の香りはしないのだが、炒め油が多いのかかなりオイリーな印象を受けた。塩を軸に化学の力で脇支えしているような印象だが、胡椒を使用したスパイシーさはほぼ感じない。味付けは優しいが実は油ギッシュという、アンバランスでツンデレな味わい。
麺は細縮れ麺。かん水の量は若干多め、加水率は標準的な印象を受けた。細麺ながら強いウェーブのかかった麺は僅かなコシがある。調理法として麺を先に丼に入れてからスープと具材を一気に中華なべから注ぎ入れているのが想像できるので、丼の底の方で麺の塊感(かたまりかん)がある。
具は豚こま、キャベツ、もやし、人参、玉ねぎ、ピーマン、キクラゲ。全て炒めて熱を入れてあるのが判る。具材を炒めることにより起こるメイラード反応による香ばしさはタンメンらしさを形成する要素の一つであると思う。茹でて熱を入れたタンメンとは一線を画す。

オムレツは豚こまと玉ねぎを炒めた物を玉子と混ぜて焼いてある。ケチャップと玉子って何でこんなに合うんだろう。個人的にも目玉焼きはケチャップ派であるが、最近は塩胡椒もサッパリとして良いと考えている。付け合わせに千キャベツとミカンが付属する。

あぁ、結構腹一杯だ。タンメンの野菜も結構な量があって、麺量も多め。しかもオムレツとか頼んじゃったからいけないのだが…。
ホント、年齢的にも食ではしゃげない年になってきた…

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