深夜の〆に新たなラーメン
うまそうや
【閉店】旨宗家

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間19:00~4:00(月~木)
19:00~5:00(金~土)
定休日日曜
席数カウンター8 座敷12
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'59.7''
E138゚54'58.3''
地図を見る
最寄駅三島広小路駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)
三島駅(JR東海道本線)
三島駅(JR東海道新幹線)
取材日2020/10/22その他の情報...

メニュー

長浜ラーメン
800円
チャーシューメン
1000円
 
替え玉
150円
 
■サイドオーダー
  ギョーザ
500円
more...

文頭から話は逸れるが今日は水曜日。
三島市内の行きつけのバーに入店した私は、一頻りバーテンダーと雑談をしていた。
外では新コロの影響で開催期間を1週間とした「三島バル」が行われているが、人の出はあまり感じられない。

バーに入店して2時間ぐらいが経った頃であろうか。
新しいお客様が入ってきた。しかも私よりもお姉さまの3人組。一気に騒がしくなる店内。
仲良し3人組なのか話に花が咲いていて、店内にいた先客2名を含む私たちはその話の中に取り込まれていく。
そんな会話の中。一人のお姉様がこんなことを言い始めた。

「そういえば、元々旬のあった場所にラーメン屋ができたわね」

私のラーメンアンテナがピーンと立つ音がした。
バーテンダーに詳細が判るか聞いてみると、数日前から業者が入っている感じはあったという。
このバーから徒歩1分圏内の場所にあるので帰りに寄ってみることにした。
その店を「旨宗家」といった。「本場長浜ラーメン」の文字も見え、私の中のテンションは一気に高まっていった。

話を戻して今日は木曜日。
勤務先での仕事を終えた私はその店の取材に赴くことにした。
場所も既に判っているし、オープンして日が経ってないので営業していないということもないだろう。
問題は営業開始時間が何時か分からないということだが昨夜、店の存在確認をした時間は23時前だったので最悪、その時間に行けばやっているだろう。
ネットで多少調べてみた結果、求人サイトにその名前を見つけることができた。
勤務時間は18時からとなっていたので、その辺りから店はやっているのだろうと判断ができる。

店の近所に到着した。
現在時刻は19時過ぎ。そんな思いは杞憂であり、店はオープンしていた。
元々、この店があった場所には「居酒屋 旬」という店があったのは私も知っている。
実は私の母親が一時期、飲み屋で知り合ったその店のママさんに頼まれて、その居酒屋を手伝っていた時期がある。
息子としては母親がいる店に行ける訳もなく、初来店となる。
外観撮影は昨夜済ましているので早速入店する。ちなみに店は階段を上った2階にある。

店は居酒屋然としており、改装することなく前の店をそのまま居抜きで使用しているようだ。
20人程度は着席できるであろう長いカウンター席と座敷席がある。空いているカウンター席に陣取った。
既に先客2名が飲食を始めている。会話の内容からすると店主と顔なじみのようだ。
店主が一人で切り盛りする店内。メニューの書かれた小さなボードを持ってオーダーを取りに来てくれた。

「来週からもうちょっとしっかりしたメニューにしますけど、開店したばかりなので今はこれですみません」

前述の求人サイトには「10月中旬オープン」と書かれていたし、話を聞いたのは昨日のことだ。オープンして間もないということは判っている。
取り敢えずラーメンは後にすることにして先ずは一杯やっちゃいますか。オーダーは口頭。ハイボール、鶏のからあげをオーダーした。

間髪入れず先ずはハイボールがやってきた。ハイボールサーバーというのであろうか、ウォーターサーバーのようにグラスでフックを押し付けるとハイボールが出てくるという仕様。
後から聞いた会話から判断するに中身はブラックニッカらしいが提供は角ハイボールのジョッキで出てくる。少し濃いめに作られている。

前述した通り、店内は和を基調とした居酒屋然としている。席の直上には丸い提灯型をした照明が取り付けられており、柔らかな光が差し込んでいる。
寿し屋にあるようなカウンター上の冷蔵ケースも今はその役目を終えている。
奥には座敷席もあり、実はカラオケも設置されているらしい。居酒屋メニューが少ないので長居するには厳しい状況ではあるが前述した通り、これから徐々に増やしていくのであろう。
全体的に未だ片付いていない印象で若干、雑然としている店内。
先客との会話で判ったのだが、オープンは10月20日とのことで今日で営業3日目のようだ。

そうこうする内に唐揚げがやってきた。火力が高いのか、漬けダレの色なのか、やや茶色味がかった衣をまとっている。食べてみると醤油と生姜を使用した味付けで漬けダレの色だと思われるが、多少の苦み成分も感じる事が出来る。調理時間はかかっても低温でジックリ火を通した方が結果的には良い印象を与えると思う。
一切れの大きさがやや大きめの鶏モモ肉を使用しており、二人位でシェアして食べるのが良いだろう。まぁ、私は独り者なので全部、一人で平らげるのだが…

そろそろ〆に入りますか。長浜ラーメンをオーダーした。

厨房観察。
私が座った席から厨房望むには少し中腰にならなければならない。
小型の寸胴が1器、確認出来るがスープはオーダー毎に雪平鍋で加温する小鍋系。
麺茹では平ざるを使用したもので、湯切りはシッカリとしていて好印象。
番手も想像できるので提供までにはそれほど時間もかからないと判断した。

そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラを軸にした印象のライトとんこつスープ。業務用という印象は薄い。そこまでコッテリとした印象はないが、飲んだ後に食べる事を想定した時、このくらいの軽さは必要だと個人的には思う。表層にオイルを添加した跡も見受けられず、スープ単体で勝負しているのが判る。
麺は細ストレート麺。かん水の量はほぼ未使用。加水率は低めの印象を受けた。茹で加減は聞かれなかったがデフォルトの茹で時間は約1分。パツパツとした小気味良い歯応えに仕上がっている。
具はチャーシュー、キクラゲ、ネギ。いつもの味玉はメニューにない。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。積極的な味付けは施されていない。肉感が残っており肉食っている感がある。

たまたま情報のゲットが早くてオープン3日目という最速レビューとなったが、メニュー的には居酒屋としてもラーメン屋としてもまだまだこれからといって感じだろうか。
この界隈での王者、安兵衛や麺屋だい等、ターゲットとしている客層が似通った他店が意外に多いが、例えばカラオケなどは他店には見られない特色と考えられる。
ただ、それだけではダメだと感じる部分もあり、個人的にはメニューの充実が急務であると考えている。
とにかく店が永く続く事を願って止まない。

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