何と、ラーメン300円!(税抜)
ちゅうかりょうり はっぽうえん
【閉店】中華料理 八芳苑

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~20:00(火~日)
定休日月曜
席数カウンター6 座敷22
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚49'49.9''
E138゚14'32.5''
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最寄駅
取材日2020/09/19その他の情報...

メニュー

チャンポン
550円
ラーメン
300円
大盛ラーメン
400円
ワンタン麺
650円
more...

全国的にシルバーウイークの4連休中だと思いますが、読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。
コアなラー紀読者の皆様はご承知のように、今年はラー紀が開設されて20年の節目の年でもあります。
毎年恒例の実兄と行くラーメンツアーも新コロの関係で延期。
7月に行けるか?と考えていましたがコロナが終息する気配もない。
そしてこのシルバーウイークに行けるか?と考えてもいましたが状況が好転することもなく結局、機会を失うことになってしまいました。
ただ、折角の4連休ですので、他市のバーにも行ってみたいし勿論、ラーメン取材もしたい。
しかも、県外に越境することなく、なるべき感染しない市町を選ぶことになる。
皆さんもご承知のように静岡県の新コロ感染者は500人を超えています。
クラスターも発生しており、浜松市、静岡市、熱海市、伊東市、富士市、富士宮市の感染者数が多くなっています。
バーのある街と考えたとき、あまりにも過疎っている市町ではバーの数も少なめ。
地元、三島・沼津は感染者が少ないですが、知らない街じゃないし…
そんな風に考えたとき、たまに取材記にも登場する出張先である島田市は沼津・三島程度の感染者数。隣街の藤枝市も同様といった感じです。
島田市はたまにお邪魔する町なので駅前は明るいですが、深夜まで飲み歩くようなことはこれまで出来ずにいました。
そこで今回は島田駅前に宿を取って、藤枝・島田のバーを巡ってみようと考えた訳です。

前置きが長くなりましたが今日は土曜日。4連休の初日である。
取材先も既に決まっており、そこに向かって自宅を出発した。

東名高速を走ること1時間。ナビは大井川焼津藤枝スマートICから下線することを要求。

『スマートICってことはどこかのPAから降りるのかな?じゃあ少し休憩でも入れますか』

しばらくすると大井川焼津藤枝スマートICの文字が見えてきたので下線。するとそこは本当に単なる出口で休憩場所なんてありゃしない。
ナビを見ると残り数kmと表示されているのでそのまま現地に向かうことにした。

数分後。
現地付近に到着した。長閑な田園風景が広がる場所でこんな所に店なんかあるのか?と一瞬思ったが遠くに店の屋号が見えた。
その店を「八芳苑」といった。
この店を何故選んだかといえばズバリ、値段の安さにある。
店前に駐車スペースがあるので入庫。時間は午前11時。店のオープンピッタリに現地に到着した。
外観を撮影して早速、店内へ…アレ?店の入口ってどこだ?
よく見ると建物の側面に入口があった。面白い構造だ。

店内に入ると厨房に面したカウンター席と座敷席の構成。期せずして店の一番客になってしまったようで先客の姿はない。適当なカウンター席に陣取った。
そして注目のメニューを見てみる。
ラーメンが300円。チャーシューメンでも550円。その辺の町中華のラーメンの値段でチャーシューメンが食べれちゃう。
色々と物色していると町中華では珍しいメニューがあった。オーダーは口頭。チャンポン、シュウマイをオーダーした。
ちなみに後で気付いたのだが、オーダーは席に備え付けの紙切れにメニュー名を書いて、渡すシステムらしい。やっちまった。

店内は年の頃は80歳を超えているであろう老夫婦で切り盛りする。もうどのくらいこの地で町中華を提供し続けているのであろうか。

厨房観察。
先ずは中華なべで肉、野菜、イカ等の具材を炒めることから始めている。寸胴からスープを加えているが、その量は少なめ。そして、何故か水溶き片栗粉でトロミをつけ始めた。

『アレ?オーダーミスったかな?』

ちゃんと紙に書かなかったから間違えたのだろうか。
そしておもむろに丼に醤油ダレ、化学の力を入れ、スープを張る。どう考えても醤油ラーメンのそれだ。
麺湯では平ざるを使用したもの。湯切りはしない。最後に野菜餡を乗せて完成である。

「チャンポン、お待ちどう様でした。シュウマイはちょっと待ってね。」

ちゃんとオーダーは通っていた。これがこの店のチャンポンというメニューなのか。まぁ、イメージしたものと大分違ったけど良いか。先ずは野菜餡に汚染されていない部分のスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。動物系の出汁感はあまりなく、醤油の香りの奥に仄かに生姜の香りを抱くもの。醤油ダレの塩梅も穏やかで良い。
麺は細縮れ麺。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。チャンポンだとずーっと思っていたのでこの麺を見た時には衝撃を受けたが、内容がこれなら納得の番手
具は豚こま、イカ、キャベツ、人参、ピーマン、椎茸、筍。チャーシューの類は乗らない。また、いつもの味玉はメニューにない。前述通り、炒めた後にあんかけ風に仕上げてある。醤油や塩コショウで味付けされているようだ。
遅れること数分でシュウマイが登場。大粒のものが6個で350円。こちらも安い。意外とフワフワした触感。そしてアツアツ。豚ひき肉、玉ねぎなどで作られたものと思われる。
後半になると何故か汗が噴き出してきた。あんなに穏やかだったスープがややスパイシーに感じられる。どうも野菜餡から調味料がスープに溶け出しているようだ。
新コロの関係もあって最近は町中華を取材する機会も多くなってきたが、ここまで安い町中華も珍しい。
しかし、酢豚や八宝菜、チンジャオロースなどの本格中華もあり、許されるならこれらをアテにビールで流し込みたい。

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