二郎っぽいもの
らーめんこがね
【閉店】らーめん釛

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~15:00(月~水・金~日)
17:00~21:00(月~水・金~日)
定休日木曜
席数カウンター8 座敷18
駐車場あり(うまいもの街の共用駐車場)
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚04'24.7''
E138゚52'28.6''
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最寄駅
取材日2020/06/06その他の情報...

メニュー

がっつりの緑+味玉
950円
こってりの黒
750円
あっさりの釛
750円
担々の赤
800円
more...

6月に入り、飲食店も通常営業に移行する店が多くなってきた。
私が愛して止まないバーも営業再開をしたのだが、換気の関係で入口ドアを開けてあったり、カウンター席を間引きしたりと感染に気を使っている。
都内では夜の飲食店による感染拡大が増えているようで直近5日間、1日の感染者数が毎日2桁を超えているという。
ニュースでやっていたが、都内の感染を気にするキャバクラではキャバ嬢が透明なフェイスマスクをして接客をしていた。厚労省が公表した「新しい生活様式」は、飲食店に関して言えば「新しい営業様式」の模索でもある。
新型コロナウイルスとの付き合い方も第2フェーズに移行し、「感染防止」から「共生」の道を歩み始めている。
管理人です。

今日は土曜日。
私にしては珍しく取材先が決まっていた。

話は逸れるが1月のこと。
新型コロナウイルスがまだ対岸の火事のように思えていたあの頃。
私は痔ろうの出来損ないがまたお尻に出来て、術後の消毒に通っていた頃のことだ。
実兄が沼津のうまいもの街に出来た「らーめん釛」を訪問したと食べログの口コミをアップした関係で、元々そこにあった系列店「らーめん銕」が沼津の仲見世通りに移転オープンした初日に取材をしたのだった。

そんな当時の記事を読んでいてふと思った。

『そうだ、あの時は本当はらーめん釛に行こうかと思ってたんだよなぁ』

そんな事を思い出したのである。
当時、実兄は痔ろうっぽいラーメン、いや、二郎っぽいラーメンを食べていた。
あまり二郎系のラーメンって普段は食べないけど、それはそれでネタっぽいというか、「たまには食べてみるか」と思わせたのだった。
身支度を済ませると自宅を出発した。

20分後。
店の近所に到着した。
この辺りに来たのは向いにある「陽向」というラーメン屋の取材以来である。
店先に駐車場があるので入庫。外観を撮影する。何だか懐かしい看板。昔、三島市で一度、この屋号で店を出していた時期があったっけ。その時は家系っぽいとんこつ醤油ラーメンを食べた記憶がある。
早速店内へ。
店内に入ると左手すぐに小さな券売機が見えた。ただ、メニューも決まっているので迷うことはない。オーダーは食券制。がっつりの緑、味玉をオーダーした。
女店員に食券を渡すと「にんにくは入れますか?」と問う。丁重にお断りした。

既にカウンター上にお冷が置かれていた。このご時世、店側がソーシャル・ディスタンスなどを考慮して席を案内してるようにも思えるし、勝手に席に着くことは憚られた。というか、私はバーでその辺りのお作法に慣れているので違和感はあまりない。カウンターの端席に案内された。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と座敷席の構成。この店内も勿論、初めてではないので新鮮味はない。
この店舗ってラー紀では何店舗かを取材している訳だが、古くは2002年5月に取材した「中太楼」という店が初めて取材した店だ。そこから「麺屋 卓次朗商店」「麺工房 海練」「らーめん銕」と店名を変えた。
店内は店長と思しき男性と女店員の2名体制。時節柄、マスクをしての接客である。まぁ、先客、私、後客も含めマスクをしていない人はいないのだが。

厨房観察。
寸胴の数はステンレス製の小型のものが2器。一つは清湯スープ、もう一つは白湯スープが入っている。スープはオーダー毎に雪平鍋を使用して加温する小鍋系。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減は珍しいストップウォッチ管理。

そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは前述した清湯スープ1、白湯スープ2を合わせたWスープ。醤油ダレは甘辛く、アタック感が半端ない。塩味の強さを甘みで押さえ込んでいる感じだ。
麺は極太の縮れ麺。かん水の量は多め、加水率は標準的な印象を受けた。麺肌に現れる粒状痕から全粒粉を使用した麺であることが判る。強力粉を使用したようなグルテン値の高いそれはコシが強く、弾性に富んでいる。その印象は後半になってもダレることなく続く。
具は挽肉と玉ねぎのみじん切りを煮含めたもの、もやし、キャベツ、ねぎ。そして別注の味玉。チャーシューの類は乗らない。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。肉っ気が挽肉なので、二郎にありがちなボリューム感はなく、50過ぎのオッサンにも安堵の気持ちを抱かせるが話はそう簡単ではない。
オーダー時に「ニンニク抜き」を選択した訳であるが、卓上の調味料にちゃんとすりおろしニンニクと、あまつさえフライドガーリックまで用意されているので、後半は入れてみた。
甘さが若干スポイルされて、逆に食べ易くなるが、後の予定が心配だ。(あっ、予定なんてなかった…)

スープや麺を見ると二郎っぽさが窺えるけど、店としても二郎を目指したというよりは「二郎っぽいメニュー」を目指しているのであろう。それは、呪文を唱えることが出来なかったりする点にも見て取れる。
ちなみにこのラーメンを本格的な二郎に近づけるなら、トッピングの豚角煮、野菜3点盛を追加オーダーするとそれっぽくなるのではないだろうか。
また、券売機にあった「スタッフ」というボタン(350円)は何が出てくるのであろう。
誰か、オーダーして食べログにアップしてくれないだろうか。(小心者の私には無理ゲーだけど)

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