| 創業1929年の老舗店 |
【閉店】熱海餃子 濱よし

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~14:00(月・水~日) 17:00~20:00(月・水~日) | |||
| 定休日 | 無休 | |||
| 席数 | テーブル18 座敷10 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚05'34.3'' E139゚04'39.2'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 来宮駅(JR伊東線) 熱海駅(JR東海道本線) 熱海駅(JR東海道新幹線) | |||
| 取材日 | 2020/02/07 | その他の情報... | ||
メニュー
- ワンタン麺
- 900円
- 懐かし中華そば
- 750円
- 味噌らーめん
- 750円
- 味噌ワンタン麺
- 900円
先週の取材記でも書いたが、心の準備もないままに診察室の上でメスを入れてから一週間が過ぎた。
傷口も順調に治っているが、1日おきに消毒に通う日々が続いている。
月曜、水曜と通って今日は金曜日。午後に半休を取った私は自宅に一度戻り、病院で傷口の消毒を受けた。
毎回、消毒の度に筋肉注射やら太い血管注射をしていたが、術後一週間の今日は注射はしなくて良いという。
先週、病院が終わったら熱海に飲みに行くという計画を立てていた私は今週こそはそれを実行しようと考えていた。ラーメン取材というよりは行きたいバーがあるのだ。
病院での消毒が終わり、自宅に一度戻った私は踵を返して自宅を出発した。
時間は午後5時過ぎ。普段なら仕事が終わり勤務先を出る時間だ。
伊豆っ箱、東海道線の接続が悪く、熱海に着いたのは6時を少し回った頃だった。
行きたかったバーというのは昨年7月に訪れたバーで、たまたま花火大会当日に出くわした私はバーの店内から海上の花火を見ることができた。とても居心地のよいバーなのである。
ただ、このバーの営業開始時間がよく判っていない。通常、バーというのは夜7時頃オープンする店が多いのだが、前回入店したのは8時過ぎだった。ということは8時過ぎなら確実にオープンしている。
ラーメン取材に何時間かけられるのかは判らないが、どんなに頑張ったって1時間だろう。
今回、熱海での取材先に考えている店はラーメン屋ではなく餃子が有名な店である。しかし、メニューの一部にラーメンもある。
逆算して考えた時、18時半にラーメン屋で1時間。19時半過ぎにバーに行くとなるともしかしたら開いてない可能性もある。少し時間潰しが必要だろうか。
熱海銀座を歩いているとパチンコ屋が目に留まった。
「少し時間を潰すか」
予定ではパチスロすることは考えていなかったが背に腹は代えられない。
「サンアシベ」というパチンコ屋は初めて入る店だ。
店内に入るとお世辞にも広くない店内。特に通路はスゴい狭くて島の中程に設置されたガルパンの台に行くまではかなり苦労する。
サンドに金を入れると200枚のコインが一気に出てくる。500円ずつじゃないのね。
打ち始めて数ゲームしてあることに気が付いた。
『
コインがクレジットされたままだ』
既に40枚以上のコインがクレジットされている。前の人がクレジットされたコインを抜き忘れたんだろう。ラッキー!
でも、結果は散々で3000円も負けちまった。
CZ当選が意外と早く、戦車道チャレンジも4、5回は来たのだが全てハズレ。
時計を見ると7時過ぎ。まぁ、1時間ぐらい時間が潰せたから良いとするか。
パチンコ屋を出て熱海銀座を海沿いに向けて歩くと店はあった。
「熱海餃子 濱よし」は熱海でも屈指の老舗店である。外観を撮影して早速店内へ。
店内にカウンター席はなくテーブル席が多くを占める。「お好きな席へどうぞ」と女店員に促された。
厨房観察は出来そうもないので入口に一番近い2人掛けのテーブルに陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。ラーメンは後にして取り合えず一杯やりますか。
オーダーは口頭。角ハイボール、コクうま餃子5個、チャーシューをオーダーした。
店内はAlways三丁目の夕日よろしく、昭和30年代を演出したような作り。最近のラーメン屋ではよくあるパターンではあるが、この店自体が創業90年を超える老舗だと考えるとそんな演出も逆に要らないんじゃないかと思える。
有名人も多数訪れているようで石神秀幸氏や
はんつ遠藤氏も来店しているようだ。
女店員によって先ずは角ハイボールがやってきた。お疲れチャン!>俺。
先週からずっと来たいと思っていたので一口目のハイボールは格別だ。
ジョッキではなく、アルミ製のタンブラーに入っているので写真が栄 えない。液面を見せるために少し上方から撮影することにしよう。
そうこうする内にチャーシュー盛りがやってきた。値段が600円と少し高いが、600円なりの量が出てきた。チャーシュートッピング2つ分といった感じか。
チャーシューをアテにハイボールをやっていると餃子も到着。餃子についてはあまり事前情報を入れてこなかったのだが羽根つき餃子なのね。しかも羽が巨大だ。
最初の一粒は何も付けずに食べてみたのだが、肉と野菜のバランスが良く、肉汁が溢れるそれはニンニクではなく生姜の香りが印象的。羽の部分は若干、油を含んだクリスピーなものでパリパリとスナック感覚で食べられる。
さすがに角ハイボール一杯ではやっつけることが出来ず、改めてメニューを見てみる。すると…
『インバーハウスって何だ?』
インバーハウスという聞き慣れないハイボールがある。女店員を呼んで聞いてみることにした。
「インバーハウスってウイスキーですか?」
彼女もあまり良く判らないらしいがウイスキーっぽいものらしい。追加でインバーハウスハイボールをオーダーした。
やってきたインバーハウスのハイボールはやはりアルミ製のタンブラーに入っているので見た目では違いが良く判らない。後になってインバーハウスについて調べてみたのだがブレンデッドのスコッチウイスキーらしく、お値段もそれほど高くはないが角瓶よりは少しお高いウイスキーのようだ。ただ、ハイボールとしての売値は同じなので、後は好みの問題だろうか。
チャーシューと餃子をやっつけたのでそろそろ取材モードに入る。ラーメンは醤油と味噌があり、それぞれにワンタン麺があるので4種類から選ぶことになる。
初来店でいきなり味噌というのも憚られる。後、餃子専門店のワンタンというのもある程度の予想ができる。オーダーは口頭。ワンタン麺をオーダーした。
前述した通り、厨房観察は出来そうもないのでボーっと店内を見ていると目の前にある
男女4名の楽しそうな飲み会のシーンを描いた絵に目が留まった。
その絵をぼんやりと見ているとなんだか違和感を感じてきた。
この絵にはこの風景を見ている私の席もあり、目の前には取り皿と箸が置いてある。そして、ビールのジョッキと冷酒と思しき酒瓶が置かれている。
向かって左隣の女性の前にも同じようにジョッキと酒瓶。右隣の女性にはジョッキと徳利。
ビールを注いでもらっている男性の傍らにはビールが注がれたコップがあり、ビールを注いている男性の目の前には酒の類が一切ない。
それぞれがオーダーした酒の数と人数が合わず、楽しそうな風景だが何だかちょっと奇妙な絵だ。そういう違和感を感じながら見ていると彼らのニコニコした表情が逆に不気味に映った。
そんなことを考えているとラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象で若干濁りを見せるもの。醤油ダレの塩梅も穏やかで無難に美味い。
麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量は標準的。加水率は若干高めの印象を受けた。コシは期待しないが適度な弾性がある。番手的にもこのスープには合っていると思う。
具はチャーシュー、ワンタン、メンマ、ナルト、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。ワンタンの餡は予想通り、餃子の餡を使用している。そして、一般的なワンタンに比べて粒がデカい。ナルトが温泉マークでちょっと可愛い。
前述した通り、創業して90年を超える老舗ではあるが、インスタなどのSNSに投稿した画面を店員に見せるとドリンクをサービスして頂けるとメニューに書いてあった。
昭和初期から令和。特に第2次大戦を含む様々な時代を生き抜いてきた店だけに、その苦労も半端ではなかっただろう。
この先も長くお店が続いていくことを願って止まない。
傷口も順調に治っているが、1日おきに消毒に通う日々が続いている。
月曜、水曜と通って今日は金曜日。午後に半休を取った私は自宅に一度戻り、病院で傷口の消毒を受けた。
毎回、消毒の度に筋肉注射やら太い血管注射をしていたが、術後一週間の今日は注射はしなくて良いという。
先週、病院が終わったら熱海に飲みに行くという計画を立てていた私は今週こそはそれを実行しようと考えていた。ラーメン取材というよりは行きたいバーがあるのだ。
病院での消毒が終わり、自宅に一度戻った私は踵を返して自宅を出発した。
時間は午後5時過ぎ。普段なら仕事が終わり勤務先を出る時間だ。
伊豆っ箱、東海道線の接続が悪く、熱海に着いたのは6時を少し回った頃だった。
行きたかったバーというのは昨年7月に訪れたバーで、たまたま花火大会当日に出くわした私はバーの店内から海上の花火を見ることができた。とても居心地のよいバーなのである。
ただ、このバーの営業開始時間がよく判っていない。通常、バーというのは夜7時頃オープンする店が多いのだが、前回入店したのは8時過ぎだった。ということは8時過ぎなら確実にオープンしている。
ラーメン取材に何時間かけられるのかは判らないが、どんなに頑張ったって1時間だろう。
今回、熱海での取材先に考えている店はラーメン屋ではなく餃子が有名な店である。しかし、メニューの一部にラーメンもある。
逆算して考えた時、18時半にラーメン屋で1時間。19時半過ぎにバーに行くとなるともしかしたら開いてない可能性もある。少し時間潰しが必要だろうか。
熱海銀座を歩いているとパチンコ屋が目に留まった。
「少し時間を潰すか」
予定ではパチスロすることは考えていなかったが背に腹は代えられない。
「サンアシベ」というパチンコ屋は初めて入る店だ。
店内に入るとお世辞にも広くない店内。特に通路はスゴい狭くて島の中程に設置されたガルパンの台に行くまではかなり苦労する。
サンドに金を入れると200枚のコインが一気に出てくる。500円ずつじゃないのね。
打ち始めて数ゲームしてあることに気が付いた。
『
コインがクレジットされたままだ』既に40枚以上のコインがクレジットされている。前の人がクレジットされたコインを抜き忘れたんだろう。ラッキー!
でも、結果は散々で3000円も負けちまった。
CZ当選が意外と早く、戦車道チャレンジも4、5回は来たのだが全てハズレ。
時計を見ると7時過ぎ。まぁ、1時間ぐらい時間が潰せたから良いとするか。
パチンコ屋を出て熱海銀座を海沿いに向けて歩くと店はあった。
「熱海餃子 濱よし」は熱海でも屈指の老舗店である。外観を撮影して早速店内へ。
店内にカウンター席はなくテーブル席が多くを占める。「お好きな席へどうぞ」と女店員に促された。
厨房観察は出来そうもないので入口に一番近い2人掛けのテーブルに陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。ラーメンは後にして取り合えず一杯やりますか。
オーダーは口頭。角ハイボール、コクうま餃子5個、チャーシューをオーダーした。
店内はAlways三丁目の夕日よろしく、昭和30年代を演出したような作り。最近のラーメン屋ではよくあるパターンではあるが、この店自体が創業90年を超える老舗だと考えるとそんな演出も逆に要らないんじゃないかと思える。有名人も多数訪れているようで石神秀幸氏や
はんつ遠藤氏も来店しているようだ。女店員によって先ずは角ハイボールがやってきた。お疲れチャン!>俺。
先週からずっと来たいと思っていたので一口目のハイボールは格別だ。
ジョッキではなく、アルミ製のタンブラーに入っているので写真が
そうこうする内にチャーシュー盛りがやってきた。値段が600円と少し高いが、600円なりの量が出てきた。チャーシュートッピング2つ分といった感じか。
チャーシューをアテにハイボールをやっていると餃子も到着。餃子についてはあまり事前情報を入れてこなかったのだが羽根つき餃子なのね。しかも羽が巨大だ。
最初の一粒は何も付けずに食べてみたのだが、肉と野菜のバランスが良く、肉汁が溢れるそれはニンニクではなく生姜の香りが印象的。羽の部分は若干、油を含んだクリスピーなものでパリパリとスナック感覚で食べられる。
さすがに角ハイボール一杯ではやっつけることが出来ず、改めてメニューを見てみる。すると…
『インバーハウスって何だ?』
インバーハウスという聞き慣れないハイボールがある。女店員を呼んで聞いてみることにした。
「インバーハウスってウイスキーですか?」
彼女もあまり良く判らないらしいがウイスキーっぽいものらしい。追加でインバーハウスハイボールをオーダーした。
やってきたインバーハウスのハイボールはやはりアルミ製のタンブラーに入っているので見た目では違いが良く判らない。後になってインバーハウスについて調べてみたのだがブレンデッドのスコッチウイスキーらしく、お値段もそれほど高くはないが角瓶よりは少しお高いウイスキーのようだ。ただ、ハイボールとしての売値は同じなので、後は好みの問題だろうか。
チャーシューと餃子をやっつけたのでそろそろ取材モードに入る。ラーメンは醤油と味噌があり、それぞれにワンタン麺があるので4種類から選ぶことになる。
初来店でいきなり味噌というのも憚られる。後、餃子専門店のワンタンというのもある程度の予想ができる。オーダーは口頭。ワンタン麺をオーダーした。
前述した通り、厨房観察は出来そうもないのでボーっと店内を見ていると目の前にある
男女4名の楽しそうな飲み会のシーンを描いた絵に目が留まった。その絵をぼんやりと見ているとなんだか違和感を感じてきた。
この絵にはこの風景を見ている私の席もあり、目の前には取り皿と箸が置いてある。そして、ビールのジョッキと冷酒と思しき酒瓶が置かれている。
向かって左隣の女性の前にも同じようにジョッキと酒瓶。右隣の女性にはジョッキと徳利。
ビールを注いでもらっている男性の傍らにはビールが注がれたコップがあり、ビールを注いている男性の目の前には酒の類が一切ない。
それぞれがオーダーした酒の数と人数が合わず、楽しそうな風景だが何だかちょっと奇妙な絵だ。そういう違和感を感じながら見ていると彼らのニコニコした表情が逆に不気味に映った。
そんなことを考えているとラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象で若干濁りを見せるもの。醤油ダレの塩梅も穏やかで無難に美味い。
麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量は標準的。加水率は若干高めの印象を受けた。コシは期待しないが適度な弾性がある。番手的にもこのスープには合っていると思う。
具はチャーシュー、ワンタン、メンマ、ナルト、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。ワンタンの餡は予想通り、餃子の餡を使用している。そして、一般的なワンタンに比べて粒がデカい。ナルトが温泉マークでちょっと可愛い。
前述した通り、創業して90年を超える老舗ではあるが、インスタなどのSNSに投稿した画面を店員に見せるとドリンクをサービスして頂けるとメニューに書いてあった。
昭和初期から令和。特に第2次大戦を含む様々な時代を生き抜いてきた店だけに、その苦労も半端ではなかっただろう。
この先も長くお店が続いていくことを願って止まない。
