| 町の食堂 |
福食堂

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県沼津市井出218-2 | |||
| 電話番号 | 055-967-0057 | |||
| 営業時間 | 11:00~14:00(月・水~日) 17:00~21:00(月・水~日) | |||
| 定休日 | 火曜・第3水曜 | |||
| 席数 | カウンター6 テーブル16 座敷12 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚08'19.9'' E138゚48'10.0'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2019/11/03 | その他の情報... | ||
メニュー
- タンメン
- 650円
- ラーメン
- 550円
- もやしそば
- 580円
- ワンタンメン
- 750円
今日は日曜日(と言っても先週の話だが)
母親に言われて今、沼津の原方面に向かっている。
先々月末、やはり母親の自動巻きの時計の関係で沼津の原にある時計屋で用事を済ませながら原駅前にある食堂を取材したことがあった。
ここのところ、取材と公開のタイミングが一週間ズレているので土日はゆっくりしようと考えていたが、思わぬ用事を頼まれてしまった。
前回と時計の症状は同じながらも、時計屋がネジを巻くとしっかりと動く。
正直、母親はこの時計のネジの巻き方を本当に知っているのだろうか。
普段はワインダーと呼ばれる自動ネジ巻き上げ機にセットしっぱなしなので、いざ使おうという時に止まっているのはなぜだ?との母親のクレームだが時計屋曰く、「ワインダーはおススメしない」とのことだった。
私もワインダーを使用しているが時計は毎日身に付けているので、基本的には休日の腕時計を使用しない時のためのワインダーである。
原での用事も終わり、せっかく出張っているので近くにある食堂でも取材しますか、ということで現地に向かった。
今回取材する食堂は通称、根方街道沿いにある福食堂という店。こんな場所に食堂があっただろうか?と食べログを見ながら考えたが、当たり前だが店は実際に存在した。
店先に駐車スペースがあるのだが、お世辞にも広い訳ではない。店裏にも駐車場があるようなので店裏に回り、車を停めると早速、店へと向かった。
店内に入ると厨房に面したカウンター席とテーブル席。そして座敷席もあって一通りが揃っている。
お一人様である私は当たり前のようにカウンター席に陣取った。
カウンターの上の壁にメニューが掲げられているのだが、麺類、ご飯物、丼物、定食など一通りが揃う。
最近、食堂に来た時の定番になりつつあるチョイスでいく。オーダーは口頭。タンメン、餃子をオーダーした。
昼時の店内は7割ほどの客の入りでそこそこ賑わっている。
外観を見た時にはそれほど感じなかったが店内はそこそこ年季が入った感じで、特にカウンター周りは雑多な印象がある。
そんな中に見つけたポップが2つ。一つは
駐車場案内で店先、店裏以外にも駐車場を用意してくれているようだ。
そしてもう一つが先月から始まった消費税増税に関する内容で、
増税による価格改定を据え置くというものだった。これってスゴい企業努力だと思う。消費税は課税売上高が1,000万円を超える事業者が支払う対象となるので年間売上がそこまでいかない個人店などは消費税を支払う(要は値段に乗せて徴収する)義務を負わないのだが、仕入れ価格も同時に上がるので価格改定をする店は少なくない。
しかし、この時期に価格を据え置く英断をするのって身を削る行為であり、ナカナカ出来ないものだ。
そこが家族経営の成せる技で、女将と息子夫婦で営んでいるのだろうか。タンメンの調理は女将が行うようで用意をしている。
厨房観察。
寸胴の数は1器のみ。注がれるスープはやや琥珀色の透き通ったものだ。
中華鍋に豚こま、野菜を入れて炒め、塩、化学の力で味付け。スープを注ぎ入れて煮込む。
1杯分にしては量は多いなと感じたが、他のお客のオーダーである、かたやきそばに乗る餡かけを同時に作っているようで、片栗粉でとろみを付けると餡かけになるようだ。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラ、香味野菜などを軸にした印象の清湯スープ。前述通り、味付けは塩と化学調味料のみであるが、物足りなさはない。タンメンは具材からの旨味がスープに出ているのでシンプルな味付けでも意外なほど深みのある味になる。
麺は細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。前に取材した食堂もそうだったが、タンメンに細麺を合わせると何だか違和感しかない。もう少し番手の小さい、もっちりとした太い麺で食べたい。
具は豚こま、キャベツ、もやし、玉ねぎ、人参、筍、小松菜。前述通り、全て炒めた後、スープと一緒に煮込むことで熱を入れてある。豚こまは別として、野菜のバリエーションが各店によって違うのはナカナカ面白い。
前に取材した三光楼食堂は老夫婦で営んでいる関係で後継がいない感じであったが、ここは若夫婦が後を継いでくれる感じだろうか。
町の食堂が長く経営を続けられるのってラーメン屋のそれとは違って提供する料理のバリエーションの多さがお客を飽きさせない部分にあるのだろうと最近、思うことがある。
下手すれば1年程度で店の寿命を迎えるラーメン屋が多い中、町の食堂の安定営業っていうのは秀逸であると感じる今日この頃である。
母親に言われて今、沼津の原方面に向かっている。
先々月末、やはり母親の自動巻きの時計の関係で沼津の原にある時計屋で用事を済ませながら原駅前にある食堂を取材したことがあった。
ここのところ、取材と公開のタイミングが一週間ズレているので土日はゆっくりしようと考えていたが、思わぬ用事を頼まれてしまった。
前回と時計の症状は同じながらも、時計屋がネジを巻くとしっかりと動く。
正直、母親はこの時計のネジの巻き方を本当に知っているのだろうか。
普段はワインダーと呼ばれる自動ネジ巻き上げ機にセットしっぱなしなので、いざ使おうという時に止まっているのはなぜだ?との母親のクレームだが時計屋曰く、「ワインダーはおススメしない」とのことだった。
私もワインダーを使用しているが時計は毎日身に付けているので、基本的には休日の腕時計を使用しない時のためのワインダーである。
原での用事も終わり、せっかく出張っているので近くにある食堂でも取材しますか、ということで現地に向かった。
今回取材する食堂は通称、根方街道沿いにある福食堂という店。こんな場所に食堂があっただろうか?と食べログを見ながら考えたが、当たり前だが店は実際に存在した。
店先に駐車スペースがあるのだが、お世辞にも広い訳ではない。店裏にも駐車場があるようなので店裏に回り、車を停めると早速、店へと向かった。
店内に入ると厨房に面したカウンター席とテーブル席。そして座敷席もあって一通りが揃っている。
お一人様である私は当たり前のようにカウンター席に陣取った。
カウンターの上の壁にメニューが掲げられているのだが、麺類、ご飯物、丼物、定食など一通りが揃う。
最近、食堂に来た時の定番になりつつあるチョイスでいく。オーダーは口頭。タンメン、餃子をオーダーした。
昼時の店内は7割ほどの客の入りでそこそこ賑わっている。
外観を見た時にはそれほど感じなかったが店内はそこそこ年季が入った感じで、特にカウンター周りは雑多な印象がある。
そんな中に見つけたポップが2つ。一つは
駐車場案内で店先、店裏以外にも駐車場を用意してくれているようだ。そしてもう一つが先月から始まった消費税増税に関する内容で、
増税による価格改定を据え置くというものだった。これってスゴい企業努力だと思う。消費税は課税売上高が1,000万円を超える事業者が支払う対象となるので年間売上がそこまでいかない個人店などは消費税を支払う(要は値段に乗せて徴収する)義務を負わないのだが、仕入れ価格も同時に上がるので価格改定をする店は少なくない。しかし、この時期に価格を据え置く英断をするのって身を削る行為であり、ナカナカ出来ないものだ。
そこが家族経営の成せる技で、女将と息子夫婦で営んでいるのだろうか。タンメンの調理は女将が行うようで用意をしている。
厨房観察。
寸胴の数は1器のみ。注がれるスープはやや琥珀色の透き通ったものだ。
中華鍋に豚こま、野菜を入れて炒め、塩、化学の力で味付け。スープを注ぎ入れて煮込む。
1杯分にしては量は多いなと感じたが、他のお客のオーダーである、かたやきそばに乗る餡かけを同時に作っているようで、片栗粉でとろみを付けると餡かけになるようだ。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラ、香味野菜などを軸にした印象の清湯スープ。前述通り、味付けは塩と化学調味料のみであるが、物足りなさはない。タンメンは具材からの旨味がスープに出ているのでシンプルな味付けでも意外なほど深みのある味になる。
麺は細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量、加水率共に標準的な印象を受けた。前に取材した食堂もそうだったが、タンメンに細麺を合わせると何だか違和感しかない。もう少し番手の小さい、もっちりとした太い麺で食べたい。
具は豚こま、キャベツ、もやし、玉ねぎ、人参、筍、小松菜。前述通り、全て炒めた後、スープと一緒に煮込むことで熱を入れてある。豚こまは別として、野菜のバリエーションが各店によって違うのはナカナカ面白い。
前に取材した三光楼食堂は老夫婦で営んでいる関係で後継がいない感じであったが、ここは若夫婦が後を継いでくれる感じだろうか。
町の食堂が長く経営を続けられるのってラーメン屋のそれとは違って提供する料理のバリエーションの多さがお客を飽きさせない部分にあるのだろうと最近、思うことがある。
下手すれば1年程度で店の寿命を迎えるラーメン屋が多い中、町の食堂の安定営業っていうのは秀逸であると感じる今日この頃である。
