昭和10年創業の老舗食堂
さんこうろうしょくどう
三光楼食堂

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SHOP DATA
住  所静岡県沼津市原196-3
電話番号055-966-0314
営業時間11:00~14:00(月~水・金~日)
17:00~20:00(月~水・金~日)
定休日木曜
席数カウンター6 座敷10
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚07'18.6''
E138゚48'04.9''
地図を見る
最寄駅原駅(JR東海道本線)
取材日2019/09/29その他の情報...

メニュー

タンメン
650円
ラーメン
550円
大盛ラーメン
700円
みそラーメン
650円
more...

10月に入り今年も残すところ3カ月余り。
朝晩はかなり涼しくなってきて秋の気配を感じます。
そんなこと言っているともうすぐ師走になって、あっという間に今年も終わりです。
また年賀状の季節がやってくるのか、今から鬱に入りそうな管理人です。

今日は日曜日。(といっても先週の話だが)
自宅を出発した私は沼津の原方面に向かっていた。
今年の1月。母親の時計の修理をするために原にある時計店に行ったことがあるのだが、その店に向かっている。
今朝、日帰り旅行に向かうためによそ行きの時計を久しぶりに出したらしいのだが、動いていないという。
その時計は1月に修理に出したばかりのもの。自動巻きの時計なので普段は自動巻き機にセットされてその出番を待っているらしい。
自動巻き機にセットし放っていうのも個人的にはどうかと思うが、動かないと言うのでその時計屋に持ってっているところだ。
時計店に到着して症状を話すと店主はその場で時計を分解して中を見始めた。さすがプロだ。こんな精密機械を何の躊躇もなく開けて、部品を外して自動巻きの機構をチェックしている。
特に問題も見当たらないというし、秒針も動き出している。母親の時計なので私も様子がよく判らず、先ずは様子見ということでそのまま引き取ってきた。
せっかく原まで出張っているのでついでに取材ができないかと考え、デジカメを持参している。
時計を見ると10時半。開店時間にはまだ早いのでとりあえずパチスロでも打ちますか。
原駅からほど近い「ジョイランド原」でパチスロ。5スロコーナーもあって先ずは一安心。
バジリスクもあったのだが最新機種のガルパンが既に5スロコーナー落ちしている。
正直、いつも会社帰りに寄っているコンコルドではガルパンはまだまだ20スロコーナーにあり、打つ機会がそんなにある訳ではない。
最新機種の6号機ってどうやったら勝てるのだろう?聞いた話では設定が良くないと勝つことは出来ないという。
3000円打ったあたりであろうか、CZからやっと戦車道を引き当てた。
今度のガルパンはAT突入時に「パンツァーアタック」という抽選が行われる。みほ、ダージリン、ケイ、カチューシャ、まほの順で後のゲームに有利になる報酬がゲットできる。
そこで何と!まほを引き当てたのだった。継続ストック×8、チャンスチーム×2を引き当てた。これで8戦継続が確定した訳だ。
終わってみれば15戦、1648枚をゲット。昔のガルパンのように勝利セット数は無限ではなく、1セット10戦で一区切りとはなるが、そこからまた戦車道が続く仕様のようだ。
ヤバい。既に12時半をまわっている。換金を済ますと早速、取材予定店に向かった。
その店は時計店から遠くない場所にある食堂。通り沿いから脇道に入った場所にあるので私はその食堂の存在をこれまで知らなかった。
ナビの指示通りにその脇道に入ると行き止まりのようで奥にお寺が見える。
「食堂らしき店舗はないなぁ」等と思ってUターンをかましていると貼り紙が目に入った。

「あちゃ~、臨休じゃん!」

何ともツイてないがまぁよくある事だ。こんなこともあろうかとリカバリー先も考えている。
踵を返して次の店に向かった。

5分後。
次の取材先である店に到着した。その店を三光楼食堂と言った。
この店は通り沿いにあるのでその存在自体は以前から知っていたが、まあこの年になるまでは眼中になかった店だ。店の斜め対面に駐車場が1台分だけ用意があるので入庫。外観を撮影して早速、店内へ。
店内に入ると厨房に面したカウンター席と小上がりの座敷の構成。お一人様なのでカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。最近、食堂と呼ばれる店では専らタンメンをオーダーすることが多い。昔はチャーシューメンをオーダーしていることが多かったが、チャーシューメンって基本的には醤油ラーメンなので面白みが少ない気がする。オーダーは口頭。タンメン、餃子をオーダーした。
メニューに書かれているのだがこの店、創業が昭和10年と記載されている。西暦でいうと1935年。84年も経過している老舗店である。店主と女将は年の頃は70代。多分、2代目になるのであろう。
昼時の店内は先客が2名。一人はカウンター席でラーメンライスを食べながら店主と話をしていることから常連客だと思われる。
もう一人は座敷席に陣取り、カレーライスをオーダーしているようで店内がカレーの匂いで充満している。メニューにはカレーラーメンもあるのだが、カレーラーメンはスープがカレーに支配されるので元スープの素性が分かりづらく言葉にするのが難しい。

厨房観察。
厨房観察はカウンター前の衝立が高くて絶望的。仕方なく店主の動きと音で厨房観察。
タンメンと言えば中華鍋で肉や野菜などの具材を炒める事から調理がはじまるのだが、その形跡を動作や音から感じる事が出来ない。

先ずは餃子がやってきた。そして程なくしてタンメンもやってきた。とりあえず餃子は置いておいて、先ずはスープからすすってみた。

ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。塩味をベースにしており香りづけにごま油を使用しているようだ。
麺は細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量は少なめ。加水率は標準的な印象を受けた。通常のタンメンに使用される麺に比べると麺線が細く、やや違和感を感じる。しかし、その違和感を盛大に感じるのは具材の調理法である。
具は豚バラ、キャベツ、もやし、人参、ピーマン、キクラゲ。具材を見る限り炒めた様子はなく、茹でることで熱を加えている。なので炒め油の香りや香ばしい香りがしないのである。ある意味、非常にサッパリしており、穏やかな印象のタンメンである。
餃子は若干肉肉しく、野菜が少ない印象でニラの香りも控えめ。焼き色も若干抑え気味である。

以前取材した姫の家食堂は先代と2代目がともにお店を切り盛りしており、後継者が決まっているような感じだが、この84年も続いている食堂に後継者はいるのであろうか。
昨年、訪れた群馬の「一番」という店では後継者となる若者を外から招き入れると言うミラクル発想で店を存続させる道を模索しているというが、せっかく84年続いた老舗がこの代で終わりになるのは寂しいことだ。
末永く続くことを願ってやまない。

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