| 温泉街の老舗食堂 |
ゆかわ食堂

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県伊豆市修善寺町953-1 | |||
| 電話番号 | 0558-72-0822 | |||
| 営業時間 | 10:50~19:30(月~火・木~日) | |||
| 定休日 | 水曜 | |||
| 席数 | カウンター2 テーブル14 座敷4 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 34゚58'03.2'' E138゚55'51.9'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2019/09/07 | その他の情報... | ||
メニュー
- 野菜麺
- 800円
- 支那そば
- 700円
- 雲呑麺
- 800円
- 味噌支那そば
- 800円
今日は土曜日。
取材に行くために急遽、修善寺のとある店に向かっていた。
昨夜は沼津市内でバー関係のイベントやバー紀行の取材。最後は行きつけのスナックで楽しい時間を過ごし、午前様にタクシーで帰宅。
清々しい朝を迎え、取材に向かう予定だったのだが…
遡ること10時間前。
タクシーで帰宅した私はゲームもやらずに早々に床に就くことにした。
眠り始めて1時間ぐらい経ったであろうか。左腰部に痛みを感じて起き上がった。
『この痛みは!?』
話はさらに遡り四年前のこと。
夜、ゲームをしていてやはり左腰部に痛みがだんだん押し寄せてきたことがあった。
訳が判らず単なる腰痛だと考えていた私は風呂に入り腰を揉んでみたが事態は好転せず。
そのまま2時間、もがき苦しんだ挙句、たまりかねて救急車を呼んだことがある。
救急車が到着し、車内のストレッチャーに横になって救急隊員と話をしているとなぜか痛みは治まってしまった。
「多分、尿管結石だと思いますが一応、明日医者に診てもらってくださいね」
尿管結石が起こるとなぜ腰が痛くなるのかというメカニズムも教えてもらった。
翌日。近所の大きめの病院に行くとやはり尿管結石だった。
直径2ミリ程度の結石が膀胱に映し出されていた。
話を戻そう。
尿管結石だと判っていると対処のしようもある。
まずは水を大量に飲んで、尿管に詰まった結石を膀胱に押し出してみる。
同時にぴょんぴょんと体を上下に揺らして、なんとか膀胱に落ちて行かないかと試してみるのだ。
しかし、今回に関しては好転することはなく、朝5時半過ぎ。救急車を呼ぶことになった。
車内で行きつけの病院を告げると、そこに救急搬送するための連絡を取ってくれたが、その病院では受け入れを拒否され、沼津市内にある沼津夜間救急医療センターに搬送された。
そこではレントゲンなどの検査機器がないため、応急処置的に痛み止めの点滴をし、鎮痛効果のある座薬をもらって帰ることになった。
翌朝。
近くの大きめの病院に向かうも、泌尿器外来は土曜日はやっていないという。
紹介してもらった病院は伊豆長岡にある順天堂病院。ここは土曜日でも泌尿器科がやっているようだ。
すかさず電話をすると受付時間は10時半までという。現在、9時半。1時間あればなんとか間に合うだろうか。
早速車に乗ってエンジンをかけると…
「あれ?!」
電気は点くがセルモーターが回らない。
先週取り付けたドライブレコーダーが原因だった。
こちらも先週、常時電源を取って駐車場監視と呼ばれる機能を作動させて一週間になる。
バッテリーが持つのか判らなかったので試験的に一週間作動させてみたのだが、結果はダメということは分かった。この車が必要な時に…
仕方なくJAFを呼ぶも、到着までに時間がかかるという。
これで土日の診察は絶望的であろう。
しかも、バッテリーが弱っているのである程度の時間、エンジンを切ることができない。
話を全て戻そう。
現在、修善寺に向かっている理由はこの弱っているバッテリーに少しでも充電をするためである。しかも、いつ痛みに襲われるか判らない恐怖を抱えながら。
痛みは現在、痛み止めの点滴で抑えられているのか、結石自体がすでに移動している関係でいたくないのか。その判断ができない。
ある程度、遠くへ行かなければいけないが、遠くへ行けば行くほど痛みが出た時に対処のしようがなくなってしまう。
悩んだ挙句に選んだのが15km程度離れた修善寺だった。
正直、今週のラーメン紀行の更新はお休みしようとも考えたが、どうせ検査診療もできないし、痛みは治まっているし、車を動かさなきゃいけないし。
色々な理由が重なっての取材である。
40分後。
目的の店は修善寺の温泉街の近くにある、ゆかわ食堂。この辺りのラヲタ諸氏は一度はその屋号を聞いたことがあるであろう老舗食堂である。
店の横に駐車スペースがあるらしいのだが、事前情報もそこそこに来てしまった関係で公益の駐車場に入庫。お値段1日停めて400円。
修善寺の温泉場に来るのも久しぶりだな。みそめ橋から望む、桂川が美しい。
店は町のシンボルでもある修禅寺の横にあり、観光客相手の食堂と言った感じだろうか。
外観を撮影して早速、入店する。
店内に入ると先客と思しき女性が新聞を読んでいる。こちらを見ると「いらっしゃいませ」と言って新聞を畳んで接客の準備を始めた。
店内には先客の姿はなく、厨房望めるカウンター席というのもなさそうなので、厨房観察ができそうなテーブル席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。当初、食べログで見た感じではカレーラーメンや「冷たい支那そば」と呼ばれるメニューも目を引いたが、メニューを見ているうちに考えが変わった。オーダーは口頭。野菜麺、餃子をオーダーした。
ちなみに野菜麺とはタンメンではないかと推測される。タンメンに餃子。どこかで見た組み合わせである。
前述の女将と旦那さんと思われる店主の二人で切り盛りする店内。
老舗と呼ぶには意外と綺麗な店内は壁にかけられた修善寺の風景を写した写真にスポットライトが当てられており、なかなか趣のある店内だ。
後から知った事だがこの店は13年前に移転した店のようで、以前は別の場所で営んでいたようだ。
カウンター席周辺は雑然としており、席としては機能していない。
また、私が座ったテーブル席の後ろには多くの水槽が置かれており、何かを飼っているようだ。個人的な意見だが、食品衛生の観点から言えば、これだけ大量の水槽が置いてあるのも如何なものかと思う。
水辺というのは色々な物は繁殖するための元になるからだ。
厨房観察。
先ずは丼に湯を張って、丼自体を加温することから調理が始まる。
中華鍋で野菜を炒め、スープを加えてひと煮立ちさせる調理工程はタンメンのそれである。
麺茹では深ざるを利用したもの。茹で加減にキッチンタイマーを使用している様子はない。
そしてラーメンと餃子も同時にやってきた。まずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラ、野菜などを煮込んだ弱い濁りのあるスープ。具材と炒め油の風味を纏ったそれは化学の力も相まってナカナカに充実している。旨味の強い、シッカリとしたスープだ。
麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。通常のタンメンに比べると若干麺線が細いが、必要十分な太さを持っている。食べ始めは麺が勝っている印象を持つが、後半はスープとの一体感を感じられるようになってくる。
具は豚こま、もやし、キャベツ、人参、玉ねぎ、筍、椎茸、ピーマン、ナルト。チャーシューの類は乗らない。炒めて熱を入れてある関係でシャキシャキ感はややスポイルされているが、ややクタッとなった炒め具合は個人的には好みだ。
餃子は今では珍しい、肉憎しい餡を内包するもので、食べ応えがある。ただ、1粒の大きさはそれほど大きくない。焼き加減も悪くない。
私が食べ始めると、女将は元居た場所で新聞を読み始めた。あそこが彼女の指定席なのであろう。
テーブルには外国人を意識した注意書きが書かれており、外から持ってきた食べ物や飲み物をここで飲食することを禁ずる旨が書かれているようだ。
外国人を相手に商売をするって言うのは色々と苦労もあるだろうし彼女自身、肝が据わっているのであろう。
取材に行くために急遽、修善寺のとある店に向かっていた。
昨夜は沼津市内でバー関係のイベントやバー紀行の取材。最後は行きつけのスナックで楽しい時間を過ごし、午前様にタクシーで帰宅。
清々しい朝を迎え、取材に向かう予定だったのだが…
遡ること10時間前。
タクシーで帰宅した私はゲームもやらずに早々に床に就くことにした。
眠り始めて1時間ぐらい経ったであろうか。左腰部に痛みを感じて起き上がった。
『この痛みは!?』
話はさらに遡り四年前のこと。
夜、ゲームをしていてやはり左腰部に痛みがだんだん押し寄せてきたことがあった。
訳が判らず単なる腰痛だと考えていた私は風呂に入り腰を揉んでみたが事態は好転せず。
そのまま2時間、もがき苦しんだ挙句、たまりかねて救急車を呼んだことがある。
救急車が到着し、車内のストレッチャーに横になって救急隊員と話をしているとなぜか痛みは治まってしまった。
「多分、尿管結石だと思いますが一応、明日医者に診てもらってくださいね」
尿管結石が起こるとなぜ腰が痛くなるのかというメカニズムも教えてもらった。
翌日。近所の大きめの病院に行くとやはり尿管結石だった。
直径2ミリ程度の結石が膀胱に映し出されていた。
話を戻そう。
尿管結石だと判っていると対処のしようもある。
まずは水を大量に飲んで、尿管に詰まった結石を膀胱に押し出してみる。
同時にぴょんぴょんと体を上下に揺らして、なんとか膀胱に落ちて行かないかと試してみるのだ。
しかし、今回に関しては好転することはなく、朝5時半過ぎ。救急車を呼ぶことになった。
車内で行きつけの病院を告げると、そこに救急搬送するための連絡を取ってくれたが、その病院では受け入れを拒否され、沼津市内にある沼津夜間救急医療センターに搬送された。
そこではレントゲンなどの検査機器がないため、応急処置的に痛み止めの点滴をし、鎮痛効果のある座薬をもらって帰ることになった。
翌朝。
近くの大きめの病院に向かうも、泌尿器外来は土曜日はやっていないという。
紹介してもらった病院は伊豆長岡にある順天堂病院。ここは土曜日でも泌尿器科がやっているようだ。
すかさず電話をすると受付時間は10時半までという。現在、9時半。1時間あればなんとか間に合うだろうか。
早速車に乗ってエンジンをかけると…
「あれ?!」
電気は点くがセルモーターが回らない。
先週取り付けたドライブレコーダーが原因だった。
こちらも先週、常時電源を取って駐車場監視と呼ばれる機能を作動させて一週間になる。
バッテリーが持つのか判らなかったので試験的に一週間作動させてみたのだが、結果はダメということは分かった。この車が必要な時に…
仕方なくJAFを呼ぶも、到着までに時間がかかるという。
これで土日の診察は絶望的であろう。
しかも、バッテリーが弱っているのである程度の時間、エンジンを切ることができない。
話を全て戻そう。
現在、修善寺に向かっている理由はこの弱っているバッテリーに少しでも充電をするためである。しかも、いつ痛みに襲われるか判らない恐怖を抱えながら。
痛みは現在、痛み止めの点滴で抑えられているのか、結石自体がすでに移動している関係でいたくないのか。その判断ができない。
ある程度、遠くへ行かなければいけないが、遠くへ行けば行くほど痛みが出た時に対処のしようがなくなってしまう。
悩んだ挙句に選んだのが15km程度離れた修善寺だった。
正直、今週のラーメン紀行の更新はお休みしようとも考えたが、どうせ検査診療もできないし、痛みは治まっているし、車を動かさなきゃいけないし。
色々な理由が重なっての取材である。
40分後。
目的の店は修善寺の温泉街の近くにある、ゆかわ食堂。この辺りのラヲタ諸氏は一度はその屋号を聞いたことがあるであろう老舗食堂である。
店の横に駐車スペースがあるらしいのだが、事前情報もそこそこに来てしまった関係で公益の駐車場に入庫。お値段1日停めて400円。
修善寺の温泉場に来るのも久しぶりだな。みそめ橋から望む、桂川が美しい。
店は町のシンボルでもある修禅寺の横にあり、観光客相手の食堂と言った感じだろうか。
外観を撮影して早速、入店する。
店内に入ると先客と思しき女性が新聞を読んでいる。こちらを見ると「いらっしゃいませ」と言って新聞を畳んで接客の準備を始めた。
店内には先客の姿はなく、厨房望めるカウンター席というのもなさそうなので、厨房観察ができそうなテーブル席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見てみる。当初、食べログで見た感じではカレーラーメンや「冷たい支那そば」と呼ばれるメニューも目を引いたが、メニューを見ているうちに考えが変わった。オーダーは口頭。野菜麺、餃子をオーダーした。
ちなみに野菜麺とはタンメンではないかと推測される。タンメンに餃子。どこかで見た組み合わせである。
前述の女将と旦那さんと思われる店主の二人で切り盛りする店内。
老舗と呼ぶには意外と綺麗な店内は壁にかけられた修善寺の風景を写した写真にスポットライトが当てられており、なかなか趣のある店内だ。
後から知った事だがこの店は13年前に移転した店のようで、以前は別の場所で営んでいたようだ。
カウンター席周辺は雑然としており、席としては機能していない。
また、私が座ったテーブル席の後ろには多くの水槽が置かれており、何かを飼っているようだ。個人的な意見だが、食品衛生の観点から言えば、これだけ大量の水槽が置いてあるのも如何なものかと思う。
水辺というのは色々な物は繁殖するための元になるからだ。
厨房観察。
先ずは丼に湯を張って、丼自体を加温することから調理が始まる。
中華鍋で野菜を炒め、スープを加えてひと煮立ちさせる調理工程はタンメンのそれである。
麺茹では深ざるを利用したもの。茹で加減にキッチンタイマーを使用している様子はない。
そしてラーメンと餃子も同時にやってきた。まずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラ、野菜などを煮込んだ弱い濁りのあるスープ。具材と炒め油の風味を纏ったそれは化学の力も相まってナカナカに充実している。旨味の強い、シッカリとしたスープだ。
麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。通常のタンメンに比べると若干麺線が細いが、必要十分な太さを持っている。食べ始めは麺が勝っている印象を持つが、後半はスープとの一体感を感じられるようになってくる。
具は豚こま、もやし、キャベツ、人参、玉ねぎ、筍、椎茸、ピーマン、ナルト。チャーシューの類は乗らない。炒めて熱を入れてある関係でシャキシャキ感はややスポイルされているが、ややクタッとなった炒め具合は個人的には好みだ。
餃子は今では珍しい、肉憎しい餡を内包するもので、食べ応えがある。ただ、1粒の大きさはそれほど大きくない。焼き加減も悪くない。
私が食べ始めると、女将は元居た場所で新聞を読み始めた。あそこが彼女の指定席なのであろう。
テーブルには外国人を意識した注意書きが書かれており、外から持ってきた食べ物や飲み物をここで飲食することを禁ずる旨が書かれているようだ。
外国人を相手に商売をするって言うのは色々と苦労もあるだろうし彼女自身、肝が据わっているのであろう。
