退路を断ち、新たな道を進む
めんどころ しみず
麺処 清水

photo

SHOP DATA
住  所静岡県静岡市駿河区大谷4610-1
電話番号
営業時間11:30~14:30(火~日)
18:00~20:30(火~日)
定休日月曜・第2火曜・第4火曜
席数カウンター4 テーブル16
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚57'39.2''
E138゚25'55.2''
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最寄駅
取材日2018/05/12その他の情報...

メニュー

鶏だし塩特製ラーメン
1000円
鶏だし醤油ラーメン
760円
鶏だし醤油味玉ラーメン
860円
鶏だし醤油特製ラーメン
1000円
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今日は土曜日。
私は静岡方面に車を走らせていた。勤務先が静岡市にある私は毎日、静岡市に行っている訳だが最近、休日に静岡市に行くことは少ない。
では、何故静岡市に向かっているかと言えば、そこに向かわせる理由があるからだ。
昨年の9月の話しだが、清水区にある「まるさ商店」という店を取材した事がある。この店に向かった理由がとある映画を見に行くというものだった。その映画を「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(以降、THE ORIGINとする)」という。
その時、鑑賞したのが「激突 ルウム会戦」という5作目にあたるものなのだが、今作は6作目、「誕生 赤い彗星」という。
このTHE ORIGINの上映館が県内では「Movix清水」しかないため、こうやって態々出張っている訳だ。
しかも上映時間が結構微妙で8:35、11:40、17:35、19:50の4回。8:35に清水はかなり無理がある。17時以降は既に夜なのでありえない。一般的なラーメン店の昼の営業時間、11:00~14:00と絡めた場合、11:40の回がベストマッチではあるが、上映終了は13:15。そこから車を飛ばして営業時間終了ギリギリを狙うしか術がない。

1時間後。
Movix清水を含むエスパルス・ドリームプラザ(以降、ドリプラとする)に到着。上映開始まではまだ40分ほどある。極端な事を言えば、この40分間に取材が出来ると良いのだが、ドリプラ内にあるラーメン店は麺屋燕の支店くらいしかない。勿論、未取材店ではあるが、燕のラーメンをそう何度も食べても私が面白くない。

2時間後。
映画も終わり、取材モードに入る。静岡市内で勤務先から遠い車でないと行けない店は結構候補は何軒かある。
その中から静大前にある「麺処 清水」に向かう事にした。この店の営業終了時間は14時半。ナビが算出した到達時間は約25分。何とか間に合いそうだ。早速、現地に向かった。

30分後。
現地に到着した。時計の針は14時少し前。何とかなるもんだ。
この店、一度だけ店先に来てフラれた過去を持つ。かれこれ2年前の話である。駐車スペースが店横にあるので入庫後。早速、店内へ。
店内に入ると左手に券売機がある。大別すると醤油、塩、豚骨魚介系とそのつけ麺の4種類。そこにトッピングを合わせる感じでメニューが構成されている。
通常の私であれば豚骨魚介系をオーダーするのであろうが少し考えた。この店は食べログでも高得点を叩き出している店だ。そして先日、群馬県高崎市でやはり食べログで高得点を獲得する店の塩ラーメンを食す機会があった。
その塩ラーメンが非常に美味かった印象を持っている私は考えた。「高得点を出す店の塩ラーメンに共通する物はあるのか?」ということだ。そんな興味本位から今回は敢えて、自分のストライクゾーンを外す事にしてみた。オーダーは食券制。鶏だし塩特製ラーメンをオーダーした。ちなみに今回、特製ラーメンというフルトッピングを選んだ理由は前述の高崎の店もフルトッピング仕様だったからに他ならない。折角、比較してみようと考えたのだから同じ土俵に立たせてあげたい。
お一人様なのでカウンター席に通された。まぁ願ったり叶ったりではあるが。
昼時を大きく外した店内ではあるがお客の入りは7割程度とかなり多い。そして場所柄であろうか、静大生と思しき多くの若者がテーブル席でラーメンを楽しんでいる。
店主は食べログでお顔を拝見した事がある。その他に若い店員が2名の3名態勢で店を切り盛りする。
厨房観察。
寸胴の姿は見えず、大きなアルミの打ち出し鍋でスープを加温している。麺茹では深ざるを使用したもの。麺はビニール袋に入ったもので麺箱はダンボールだった事を鑑みると近隣の製麺所ではなく、宅配便で遠方から送られているのが判る。そして自家製麺ではないことも明らかである。製麺所は不明。湯切りは遠心力を利用した力強いもので好印象だ。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象の清湯スープ。第一印象は塩味がやや強めでシッカリとした味付け。淡麗系のラーメンでありがちな淡い味付けではなく、シッカリとラーメン然としている。塩ダレに仕込まれているのであろうかグルタミン酸系の味わいがやや突出した印象を受ける。この店が無化調かは知らないが仮に無化調であるなら昆布などを使用していると思われる。表層にはオイルの跡が見受けられサッパリラーメンに多少のコクをプラスする。
麺は細ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干少なめな印象を持った。茹で加減はやや硬質でプツプツと切れる食感を持っている。
具はチャーシュー2種、味玉、穂先メンマ、水菜、柚子皮、海苔、白髪ネギ。チャーシューは鶏胸肉と豚肩ロースの2種。どちらも低温調理されているのか火の通りが弱い。個人的な意見ではあるが私は低温調理された肉があまり好みではなく、加熱しきれてない肉の繊維に由来するサクサクとした食感が苦手だ。また、カンピロバクターなどの細菌の存在も心配な所だ。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けはシッカリ。
自ら退路を断ち、新たな道を進むというラー紀では珍しいメニューセレクトをしてみたが、色々と気付かされる部分も多く、勉強になった。
でも、隣の客が食べていた豚骨魚介系ラーメンも美味そうに私の目には写った。
機会があれば是非、再食してみたい。


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