ネタの神様が降臨!
いちばん
一番

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SHOP DATA
住  所群馬県下仁田町下仁田362
電話番号0274-82-2594
営業時間11:30~14:30(月~日)
17:00~20:00(月~日)
定休日不定期
席数カウンター15 座敷2
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  36゚12'50.9''
E138゚46'51.5''
地図を見る
最寄駅下仁田駅(上信電鉄)
取材日2018/04/28その他の情報...

メニュー

タンメン
650円
拉麺
550円
五目ラーメン
650円
チャーシュメン
650円
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今日は実兄と行く群馬ラーメンツアー。
このツアーの1軒目として選んだ店はあの「下仁田ねぎ」で有名な下仁田町にある。
何故、この店を選んだかと言えば、実はかなりラッキーな事柄が絡んでいる。

話は逸れて先週のこと。
昼飯を食べながらネットを見ている時のことだ。
現在、絶賛放映中のドラマ「孤独のグルメ Season7」で紹介した店を実食しているブログに出会った。
そのブログで紹介していたのが下仁田町にある食堂のタンメンと餃子だった。
『こんな店、出てきたっけ?』
私も孤独のグルメは見ているが記憶にない。番組HPでバックナンバーを調べてもそんな店はなかった。
『やっぱりなぁ~、おかしいと思ったよ』
そんなガッカリした気分で次回予告を見てみると、その下仁田町の店らしき料理が出るらしいのだ。
『えっ、このブログってこれから出てくる店を先回りして紹介しているのか?』
ブログを見直すとその店を「一番」と言った。タンメンと餃子がウリらしい。
放送日はツアー直前の金曜深夜。これってネタ的には最高じゃないか!
しかし、取材が放映日翌日である。かなりの行列が予想された。
実兄の好みとはかなり外れるがその旨を告げると「行ってみたい」ということでツアー1軒目の店に決定したのだった。

話を戻そう。
店の最寄りICである「下仁田IC」を下線する。
山深い場所で私の住む静岡東部の近くで言うと中伊豆のような町並みだ。
番組のHPを確認すると店には駐車場の用意はないが近くに無料の駐車場があるという。

店の近所に到着。
本当に観光客用の無料駐車場が用意されている。素晴らしい!入庫後、店までは徒歩で向かうことにした。
駐車場から数分で店先に到着。目的の「一番」とドラマ内では夕飯として訪れた「コロムビア」というすき焼きの店が本当に軒を連ねている。
店先に並ぶ先客は7名。この程度なら20分くらいで入店出来るであろう。

15分後。
店内に通された。厨房を囲うL字の大型カウンターとこたつのある座敷席の構成。混んでいるので間を空けずに席に陣取った。その席はタンメンの調理を行う女将さんの目の前だ。ラッキー!
壁に短冊状のメニューが貼ってある。しかし、今回に関しては私を含め、全てのお客のオーダーは決まっている。オーダーは口頭。タンメン、餃子をオーダーした。
店内はドラマを見て来た客でごった返している。店主と女将、そしてドラマ内では俳優さんが演じていた若い店員。そして応援のためか、ホール係の初老の男性の4名で切り盛りする。
店内にはドラマの主人公を演じる松重豊氏のサイン色紙。そして原作者の久住昌之氏のサイン色紙も貼ってある。
松重氏のサインには3月9日。久住氏のサインには3月22日と書かれている。1ヶ月以上前にここでそれぞれの撮影が行われたのであろう。
店内の殆どがドラマを見てきた客で、女将さんと話をしている。
「GW後の放送なら良かったんですが…」
全く、その通りだ。まぁ、私もGWを利用して乗っかってきた一人ですが…。
厨房観察。
私も最近はご夫婦で営む店にお邪魔するようになった訳であるが、ご夫婦で営む店の特徴として女将がラーメンを作る姿を多く見て来た。この店もご多分に漏れず、餃子を店主が、タンメンを女将が調理する。
全てのオーダーがタンメンと餃子なので、その2つをほぼ同時に提供しようと考えているらしく、そのタイミングを女将が図っているのが判る。
この店の餃子の特徴として挙げられるのがオーダーを受けてから皮を作り、餡を包むという調理行程にある。非常に手間がかかるのでタンメン担当の女将は餃子の準備ができ、焼きの行程が始まってから調理に入っている。
中華なべラード、豚肉、キャベツ、もやし、人参を入れて炒める。それと同時に麺を茹で始める。具材を炒め寸胴からスープを注ぎ、ごま油、塩、胡椒で味を整える。麺が茹で上がったら平ざるを使用して麺上げをするのだが1ロット7杯のタンメンを同時に作っているのでそれ自体も時間がかかっている。
『麺が伸びちゃうんじゃないのか?』
心配になった。最後に中華なべから具材とスープを注いで完成である。餃子はタンメン完成の1分程度前に既に供されている。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にキャベツや人参などの野菜も一緒に煮込んだ清湯スープ。味付けは塩コショウのみであるがゴマ油も使用されているのでサッパリした中にも適度なコクを持っている。化学の力も存分に使用されている。
麺は太縮れ麺。かん水の量は多め。加水率は高めの印象を持った。二郎系にも似たようなネチっとした食感とややゴワっとした食べ応えを持ったそれは伸びる事を知らないのではないかと思われる程のシッカリしたコシを持っている。若干、麺が勝っている印象は否めないが具材などと一緒に食すとそんな印象も払拭された。
具は豚肉、キャベツ、もやし、人参。炒めて熱を入れ、その後スープと一緒に煮込まれているのでスープとの一体感がある。シャキシャキとした食感も良い。
そして餃子。皮を作る際に打ち粉として使用している片栗粉が焼いた際に所謂羽のような感じで残り、焼き目はパリパリで、裏側はモチモチとした食感のコントラストを持っている。餡は豚肉、ニラ、白菜、ニンニクを使用したオーソドックスなもので奇を衒わない安心感がある。この餃子は美味い。
番組の中で久住氏がインタビューするコーナーがあるのだが、前述の若い店員はこの味を継ぐためにこの店で働いているようである。しかも、この若者とご夫婦には血縁関係がないという。
この若者が一人いるだけで、寂しい町の食堂と言った印象は若干の賑わいを見せる。
跡継ぎ問題が解消されない店が多い中、何とも珍しい店なのである。

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