| 異彩を放つ味噌ラーメン |
川しん

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | 静岡県静岡市葵区常磐町2-7-1 | |||
| 電話番号 | 054-251-3986 | |||
| 営業時間 | 11:30~13:45(月~土) 18:00~1:00(月~土) | |||
| 定休日 | 日曜 | |||
| 席数 | カウンター8 テーブル4 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 34゚58'03.1'' E138゚23'04.4'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 静岡駅(JR東海道本線) 静岡駅(JR東海道新幹線) 新静岡駅(静岡鉄道) | |||
| 取材日 | 2017/11/09 | その他の情報... | ||
メニュー
- みそラーメン
- 850円
- チャーシューメン
- 950円
- マーボーラーメン
- 850円
- 塩バターラーメン
- 850円
今日は木曜日。
昨日の雨から一転しての穏やかな晴れ間。お散歩には丁度良い。
今週末、とあるバーが一周年を迎えるため「静岡洋食器」というバーツールを扱う店でお祝いの品を購入するために昼休みの時間を利用して現地に向かっていた。
静岡洋食器はバーツールのほか、グラスなども各種置いてあり、私も何度か来店して購入した事がある。お安いグラスからバカラなどの高級なグラスまで取り揃える。その美しいグラスを見ているだけで楽しい。
静岡洋食器に来るのは前述通り、昼休みが多いのでついでに寄っているラーメン店がある。
ただ、ラー紀では未取材でこれまで掲載した事はない。そこに他意はないのだが。その店を川しんと言う。
静岡市内には味噌ダレを少しづつ溶かしていただく味噌ラーメンがあり、過去にはラー紀でも鳥坂にある一元でその変わった味噌ラーメンを掲載したことがある。
買い物を終えるとその足で現地に向かう。静岡洋食器からは直線距離で50m程度しか離れていないので本当に都合が良い。
店の外観は赤いテント地に看板。
昭和というよき時代からの趣をそのまま、どこかノスタルジックで、それでいてトラディショナルな風格さえある。
店内に入ると厨房をL字に囲うカウンター席と一組のテーブル席の構成。昼時の店内は先客でほぼ満席状態。ちゃんと常連客が付いているのであろう。空いているカウンター席に陣取った。
個人的には初来店ではないので変化球を投げるのもやぶさかではないが掲載としては初めてなのでやはり基本を押さえた方が良いのだろうか。オーダーは口頭。味噌ラーメンをオーダーした。
年の頃は60にも手が届くであろう店主が一人で切り盛りする。スポーツ刈りで如何にも強面な印象だが実はそんなことはない。俳優の遠藤憲一氏よろしく、見た目で損をしているタイプだ。
他のお客がどんなものを食べているかを見てみると、「ラーメンと半カレーライス」という組み合わせが多い事に気付く。2つで丁度千円なので支払いもスマート。この食べ方をしているのはほぼ常連さんであろう。
厨房観察。
寸胴は大きさは判らないが1器。麺茹では大型の中華なべで茹でられ、言わずもがな平ざるによる麺上げ。調理行程の中で一番時間を割くのが具材であるもやしの炒め。もやし、味噌ダレ、化学の力、各種調味料で味付けをされたものである。逆に麺の茹で時間は実測で30秒程度の早茹でである。
そして、ラーメンがやってきた。先ずは味噌ダレで汚染されていない部分のスープをすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラ、香味野菜を軸にしたであろう清湯スープ。スープを張る前に化学の力を一さじ加えてある。積極的な味付けは施されていないので味噌ダレを溶かしていく。
よく、このラーメンを紹介する文章で「少しづつ味噌を溶かしながら…」などと表現して如何にも味の調整が効きそうな雰囲気を醸し出している文章を見かけるが、味噌ダレの分量は変わらない訳で前半加減して味噌ダレを使用しても味噌ダレ自体を避ける訳にも行かず、後半は逆に濃い味噌味になってしまうので私はこの段階で大胆に、そして豪快に全量を溶かし込んでしまう。そう考えると悪い意味ではないが「半完成品」が提供される訳である。赤味噌っぽい塩味と奥底から香る生姜の風味が良い。前述した一元の取材記でも同じ印象を抱いているが、「サッポロ一番味噌ラーメン」を思い出す味だ。
麺は極細ストレート麺。かん水の量は少なめ。加水率は標準的な印象を受けた。一元の時とは違い、30秒という早茹ではプツプツとした食感を残している。この濃い味噌味では麺だけではバランスを取れないが、そこで後述する具材が意味を成してくる。
具はチャーシュー、もやし、黒ごま、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。細い短冊状に切られている。麺、チャーシュー、もやしを一緒に食べる事でこの味噌スープの塩味とのバランスが取れる。そのためにチャーシューは細い短冊状に切られていると考えているのだが如何であろうか。
深さこそ無いが、盤面が大きな丼に入るスープは大量でオッサンはいつも苦戦する。
静岡市内では有名で見慣れたこのスタイルの味噌ラーメンは、他市、他県から見ればかなりの異彩を放つ。
静岡市周辺で長く愛されるソウルフードである。
昨日の雨から一転しての穏やかな晴れ間。お散歩には丁度良い。
今週末、とあるバーが一周年を迎えるため「静岡洋食器」というバーツールを扱う店でお祝いの品を購入するために昼休みの時間を利用して現地に向かっていた。
静岡洋食器はバーツールのほか、グラスなども各種置いてあり、私も何度か来店して購入した事がある。お安いグラスからバカラなどの高級なグラスまで取り揃える。その美しいグラスを見ているだけで楽しい。
静岡洋食器に来るのは前述通り、昼休みが多いのでついでに寄っているラーメン店がある。
ただ、ラー紀では未取材でこれまで掲載した事はない。そこに他意はないのだが。その店を川しんと言う。
静岡市内には味噌ダレを少しづつ溶かしていただく味噌ラーメンがあり、過去にはラー紀でも鳥坂にある一元でその変わった味噌ラーメンを掲載したことがある。
買い物を終えるとその足で現地に向かう。静岡洋食器からは直線距離で50m程度しか離れていないので本当に都合が良い。
店の外観は赤いテント地に看板。
昭和というよき時代からの趣をそのまま、どこかノスタルジックで、それでいてトラディショナルな風格さえある。
店内に入ると厨房をL字に囲うカウンター席と一組のテーブル席の構成。昼時の店内は先客でほぼ満席状態。ちゃんと常連客が付いているのであろう。空いているカウンター席に陣取った。
個人的には初来店ではないので変化球を投げるのもやぶさかではないが掲載としては初めてなのでやはり基本を押さえた方が良いのだろうか。オーダーは口頭。味噌ラーメンをオーダーした。
年の頃は60にも手が届くであろう店主が一人で切り盛りする。スポーツ刈りで如何にも強面な印象だが実はそんなことはない。俳優の遠藤憲一氏よろしく、見た目で損をしているタイプだ。
他のお客がどんなものを食べているかを見てみると、「ラーメンと半カレーライス」という組み合わせが多い事に気付く。2つで丁度千円なので支払いもスマート。この食べ方をしているのはほぼ常連さんであろう。
厨房観察。
寸胴は大きさは判らないが1器。麺茹では大型の中華なべで茹でられ、言わずもがな平ざるによる麺上げ。調理行程の中で一番時間を割くのが具材であるもやしの炒め。もやし、味噌ダレ、化学の力、各種調味料で味付けをされたものである。逆に麺の茹で時間は実測で30秒程度の早茹でである。
そして、ラーメンがやってきた。先ずは味噌ダレで汚染されていない部分のスープをすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラ、香味野菜を軸にしたであろう清湯スープ。スープを張る前に化学の力を一さじ加えてある。積極的な味付けは施されていないので味噌ダレを溶かしていく。
よく、このラーメンを紹介する文章で「少しづつ味噌を溶かしながら…」などと表現して如何にも味の調整が効きそうな雰囲気を醸し出している文章を見かけるが、味噌ダレの分量は変わらない訳で前半加減して味噌ダレを使用しても味噌ダレ自体を避ける訳にも行かず、後半は逆に濃い味噌味になってしまうので私はこの段階で大胆に、そして豪快に全量を溶かし込んでしまう。そう考えると悪い意味ではないが「半完成品」が提供される訳である。赤味噌っぽい塩味と奥底から香る生姜の風味が良い。前述した一元の取材記でも同じ印象を抱いているが、「サッポロ一番味噌ラーメン」を思い出す味だ。
麺は極細ストレート麺。かん水の量は少なめ。加水率は標準的な印象を受けた。一元の時とは違い、30秒という早茹ではプツプツとした食感を残している。この濃い味噌味では麺だけではバランスを取れないが、そこで後述する具材が意味を成してくる。
具はチャーシュー、もやし、黒ごま、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。細い短冊状に切られている。麺、チャーシュー、もやしを一緒に食べる事でこの味噌スープの塩味とのバランスが取れる。そのためにチャーシューは細い短冊状に切られていると考えているのだが如何であろうか。
深さこそ無いが、盤面が大きな丼に入るスープは大量でオッサンはいつも苦戦する。
静岡市内では有名で見慣れたこのスタイルの味噌ラーメンは、他市、他県から見ればかなりの異彩を放つ。
静岡市周辺で長く愛されるソウルフードである。
