驚愕のコストパフォーマンス
やぎわしょくどう
やぎわ食堂

photo

SHOP DATA
住  所静岡県沼津市足高552-8
電話番号055-922-5326
営業時間11:00~20:00(月~土)
定休日日曜
席数テーブル9 座敷10
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚09'18.8''
E138゚51'36.0''
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最寄駅
取材日2017/11/03その他の情報...

メニュー

チャーシューメン
400円
ラーメン
250円
ミソラーメン
400円
タンメン
400円
more...

この店を知ったのは食べログを見ている時のことだ。

『何だ、この価格は!』

メニューの画像を見て度肝を抜かれた。
ラーメン専門店ではないものの今時、ラーメンが250円で食べれる店があるであろうか。このコスパは見た事がない。
その店は食堂である。しかも、沼津工業団地に面した立地。この団地内の数多ある会社をお客に出来るのであれば、それなりの売上げも見込めるであろう。まぁ、後は商品の内容次第ではあるが。

話を戻して今日は金曜日。文化の日を含んだ3連休の初日だ。
雨続きだった10月も終わり、冬の気配を感じ始めた昨今であるが、今日は朝から良い天気。
しかも3連休とあっては観光地、特に伊豆、伊東、熱海などは人が多いことだろう。
そんな訳もあってか近場で済まそうと考えていた。という訳で前述の店へと赴こうと考えるのにさして時間も掛らなかった。
早速、現地に向かった。

15分後。
前述通り、現地はラブホ街で有名な沼津工業団地の近くにある。店前は駐車スペースではないが大きな歩道があるので駐車。実は後で気付いたのだが店の道を挟んで北側に駐車場の用意もある。
店前には自動販売機が多く設置されているのだが、車を降りるとその販売機の近くに立っている老婆がいた。
『ははぁ~ん、この店をやっているのはこの老婆か』
声をかけようとしたが用が済んだのか、店からどんどん離れていく。あれ?この老婆が店主じゃないのか。何だか釈然としないまま入店する。
店内に入ると当初抱いていたイメージとは違い、年齢は私と同年代であろう男性が一人、厨房内に見えた。厨房に面したカウンター席もあるが、どう考えても席として機能していない。後はテーブル席か座敷席になるのだが、なるべく厨房が見えるテーブル席に陣取った。
食べログの情報によれば開店は11時。現在11時15分ということで開店したばかりなので先客の姿はない。
カウンター席の頭上にメニューが飾ってある。事前に見慣れたメニューはその価格を殆ど変えてはいない。マジでラーメンが250円だ。ラーメンに関して言えば、ラーメン、チャーシューメン、味噌ラーメン、タンメンの4種類しかない。まぁ、ラーメン屋ではなく食堂なのでそこは言及しまい。こうも安いとちょっと豪華に行きたいと欲が出てくる。オーダーは口頭。チャーシューメン、ギョウザをオーダーした。
店内はかなり年季が入っており、お世辞にも綺麗とは言えないが、そこがまた味があって良い。食べ物に関しては一番高くても650円。定食や酒のアテになりそうな一品もある。しかも、ビールや焼酎等のお酒も置いてあるが閉店は夜8時だし交通の便が良い訳ではないので代行を使って帰るしか術がない。
厨房観察。
ギョウザはフライパンで調理している。スープ用の寸胴などは見えないが多分無いと思われる。麺茹では未確認。
そしてラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを軸にした印象。値段のことばかり言って恐縮だがこの値段にしてはちゃんとラーメンスープである。醤油ダレの風味、塩梅も突出する部分は少ないものの、穏やかで飲み易い。
麺は中細の縮れ麺。かん水の量はやや多め。加水率は標準的な印象を持った。茹で加減も申し分ない。密度感のあるシッカリした麺である。
具はチャーシュー、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚。脂身がトロトロとして美味。具材に関してはシンプルながら不満はない。通常のラーメンはメンマが入り、かなりラーメン然としたルックスになるようだ。
ギョウザはやや大振りなものが4つ付いてくる。餡は若干少なめで野菜が多い印象。可もなく不可もなくと言った感じだが値段が250円なだけに文句がない。
チャーシューメンとギョウザで650円という、普通のラーメン屋ならベーシックなラーメンしか食べれない価格である。

巷ではコンビニのおにぎりやお弁当に代表される「中食」が外食産業を脅かすようになったと聞いている。
また、各家庭にて料理を作る、「内食」に関しても、共働きや核家族化、高齢者の一人暮らしなどが多くなって、家で作らず、お惣菜などを買って済ます「中食」が利用されるケースが多くなったという。
特に一人暮らしで一人分を作るのって、手間も掛かるし一人分の材料を買うことも難しく、結果として中食にしてしまった方が安上がりな場合もある。
しかし、この価格帯の食堂であれば、毎日外食でもコンビニ弁当にも引けを取らないのではないだろうか。

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