人のご縁に導かれ
めんや まるとく
麺屋 まる徳

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SHOP DATA
住  所静岡県島田市本通1-11-9 鹿島第一ビル1階
電話番号
営業時間12:00~14:00(火~金)
17:00~2:30(土)
17:00~0:00(日)
18:00~0:00(火~木)
18:00~2:30(金)
定休日月曜・第3日曜
席数カウンター7 テーブル8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚49'40.2''
E138゚10'34.2''
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最寄駅島田駅(JR東海道本線)
取材日2017/09/22その他の情報...

メニュー

中華そば+味付けたまご
780円
中華そば(醤油)
680円
中華そば(塩)
680円
煮干しラーメン(醤油)
750円
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今日は金曜日。
勤務先での仕事を終えた私は島田市に向かっていた。島田市と言えば出張先の地として出向いている訳で駅前には行き着けのバーもある街。勿論、そのバーに向っている訳ではない。
実はとあるラーメン屋がオープンしているのだが夜しか営業していない店舗なのである。

話は逸れて8月初旬のこと。
勤務先にてちょっとした飲み会が企画された。
会場は静岡駅前にあるホテルセンチュリー静岡1階にあるダイニング。バイキング形式で飲み食べ放題のプランのようだ。
先日、名古屋出張の際に人生初のホテル・バーにデビューした私。このホテルにも最上階にバーがあるのを知っていた私は1次会が終わった後。一人でそのバーに行くことに。
そのバーカウンターで同席した男性客が島田市の方で知り合いの方が前述のラーメン店をオープンさせるという。
また、目の前にいるバーテンダーは以前、前述の島田駅前のバーで働いていたらしく、男性客はそのバーの常連さんだという。
ホント、バー業界って意外な所で繋がっているなぁと感じた夜だった。

話は更に逸れて先日のこと。
島田市への出張の折りにラーメン店を探してみた。丁度昼時なので上手く行けば取材も出来るか?と考えていた次第だ。
実は駅前に出来るとは聞いていたが詳しい場所は聞いていなかったのだが、掲示板等で少し情報を集めた結果、駅を背に左方向に行った場所にあるらしい。
『何処にあるんだろう?』
キョロキョロしながら歩いているとシャッターが半開きになった店舗を発見することが出来た。しかし…。
うえぇ、夜しかやってないじゃん!
仕方なく諦めたのだった。

話を全て戻そう。
30分後。島田駅前に降り立った。9月も中旬を過ぎて肌寒くなった夜に追い討ちをかけるように夕方から振り出した雨は更に気温を低下させた。
これでやってなかったら結構なダメージじゃん、俺。そんな嫌な予感は今回は的中せず、遠くから赤い提灯が見て取れた。
看板らしき物がなく、提灯に書かれた屋号が唯一店前を照らしている。その名を「麺屋 まる徳」と言った。外観撮影していると前回は見なかったポップが貼られている。
「営業時間変更のお知らせ」と書かれたそれは昼営業を開始している事を告げている…。まぁ、私の人生なんてこんなもんですよ。気を取り直して早速入店する。
店内に入ると直ぐ券売機がある。券売機を前にビールを飲むか考えた。
実はこの後は前述のバーにも寄りたいのだが島田駅前で飲んだ場合、終電は21時4分と異様に早い。現在、18時45分。いつもはオープン直後の19時に入店して2時間弱の滞在時間しかない。取材に時間をかけるとバーの滞在時間が短くなってしまう。でも、仕事終わりの一杯って止められないんだよなぁ。オーダーは食券制。中華そば、味付け玉子、チャーシュー、ビールをオーダーした。
客席は券売機の置いてある店先から更に奥に進むとある。厨房に面したカウンター席と2組のテーブル席の構成。入口に近いカウンター席に陣取った。女店員に食券を渡す。先ずはビールとチャー盛りを出してもらい、ラーメンは少しだけ後にしてもらうことにした。
夕飯時の店内に先客は1組2名。丁度ラーメンが運ばれてくるところで煮干しラーメンのようだ。この店、私がオーダーした中華そばと煮干しラーメンの2枚看板。それぞれに醤油と塩が選べる商品ラインナップのようだ。
それ以外は事前情報がないのでどんなラーメンが出てくるのか判らない。
先ずはビールがやってくる。そして程なくしてチャー盛りがやってきた。先ずは乾杯!クゥ~、この一杯のために生きてるな!
チャー盛りはスライスした物にネギとタレがかかって提供されるが、脂身の多いバラ肉のチャーシューなので少しレンチンした方が良いのではないだろうか。
少しだけ厨房観察。
私の居る場所からは寸胴は見えない。雪平鍋が2つあるだけだ。2種類のスープがあるのでそれぞれを加温するのであろう。麺茹では深ざるのようだ。
いつもならビールが終わるタイミングでラーメンを追加オーダーする事が多いが今回に限っては食券制なので既にメニューは決まっている。
「そろそろラーメンをお願い出来ますか?」
店主に声をかけて調理をお願いした。
厨房観察。
前述通り、スープは雪平鍋で加温する小鍋系。麺茹では深ざるを使用したものでキッチンタイマー管理。時計の秒針を見ての目測ではあるが茹で時間は1分40秒程度。あまり太くない麺である事が想像出来た。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは鶏ガラを使用した動物系と魚介系のスープを合わせてあるという。醤油ダレが穏やかに効いており、魚介風味が脇支えする程度に感じられる。動物系、魚介系、タレのどれかがドカンと突出することはなく、総じてバランスの良いスープである。
麺は細ストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めの印象を受けた。2分弱の茹で加減からくるパツパツとした食感が印象的。若干芯の残るアルデンテな茹で上がりである。
具はチャーシュー、メンマ、なると、のり、ネギ。そして別注の味付け玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚渦巻きチャーシュー。積極的な味付けは施されていない。味玉は黄身が溶け出さない程度の柔茹で。味付けは穏やか。のりは三角形に切られているがこのカット、カナキン亭に似ている。
全体的なルックスだけを見ると同市内にある「めん奏心」を彷彿とさせるが、修行先は何処なんだろう?そんな風に思いながら店を後にした訳だが、その後に向ったバーで修行先が明らかになる。
店主の方は長年、カナキン亭で修行をされた方だという。そう考えるとかなりベクトルの違うラーメンを提供したもんだと思うが、やはり独立に向けて色々と試行錯誤をされたようだ。
島田駅前を中心とした場合、豚骨系のよかたいを除けば中華料理屋のラーメンが多い。とんこつ醤油のカナキン系のラーメンよりは住み分けが出来る商品として提供できるのではないだろうか。
私はあまりラーメン店関連の方との繋がりを持たないので人伝(ひとづて)でラーメン店に行く事は少ないが、今回の取材は多くのご縁があっての一杯であった。

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