| 東京が憧れだったあの頃 |
【閉店】東京食堂

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~19:30(月~土) | |||
| 定休日 | 日曜 | |||
| 席数 | カウンター6 座敷10 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚06'51.1'' E138゚54'39.1'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 三島広小路駅(伊豆箱根鉄道駿豆線) | |||
| 取材日 | 2017/07/08 | その他の情報... | ||
メニュー
- チャーシューメ
- 750円
- ラーメン
- 550円
- タンメン
- 750円
- 五目そば
- 750円
先日の取材記で「空梅雨だ」等と書いた覚えがありますが併せて、「ゲリラ豪雨」などの大雨についても触れたと思います。
今回、九州地方を襲った豪雨は台風にも勝るとも劣らない記録的な雨量で多くの方が被災されたり、亡くなった方もいらっしゃいます。
謹んでお見舞い、お悔やみを申し上げます。管理人です。
今日は土曜日。
7月に入り、こちらは朝から梅雨知らずの天気。
早朝に目覚めた私は自身が講師を行っている会社の勉強会用のビデオ作成に勤しんでいた。
話は逸れるが私の勉強会には半年に2回ほど、講習会と呼ばれる集まりがある。
しかし、東京方面の社員が受講した場合は実費で沼津まで来て頂く訳にもいかず、ネット回線を利用したビデオ会議で講習をするのだが、何だか設定が面倒臭くて2度の開催で嫌気がさした。
なので、東京方面の受講者にはYouTubeで講習会のビデオを見てもらおうと考えた私は下期の講習に向けてせっせとビデオを作っているわけだ。
作るのに夢中になった結果、時計は既に11時半を回っている。ヤバい、取材も行かなきゃ。
身支度をすると早速、自宅を出発した。
実は先日、掲示板であるラーメン店情報を入手したのだが、まぁ掲示板の情報なのでガセネタも多い。
準備もほどほどに飛び出してしまった関係上、このネタがマジでガセだった時のリカバリーを考えていない。
まぁ、最悪は最終手段に出るしかないか…。
取材先への道すがら。実兄から電話が入った。
「今、車で通り過ぎたのを見たから電話したんだけど、これから取材いくの?」
実兄に前述のラーメン店情報について聞いてみると…
「それはないな。だって今通って来たし、この辺で新店があれば気付くから」
確かに実兄は沼津近辺をルートセールスで回っているので信頼性がある。今まで、実兄に教えてもらった新店情報もかなりあるし、実兄の会社の方の情報も私の貴重な情報源である。
現地に到着すると確かに店はなかった…。リカバリー先を探すか…。
慌てて出てきてしまったのでタブレットも持ってない。仕方なく沼津市内を走ってみるもあまりグッと来る店がない。
仕方ない。最終手段に出るか…。
自宅に戻り、駐車場に車を入れ、その足で店に向かう。その店は自宅から僅か数分の場所にある食堂だ。
その名を「東京食堂」という。正直、超ご近所なので店先で何度も入店に二の足を踏んだ店だ。
そもそも、ご近所なので店主も女将も知っている。まぁ、近所とはいえ、それほど深い付き合いがある訳でもないが。
この店、テレビにも紹介されたこともあり、最近は客足も結構伸びているのであろう。
店先に到着。というか歩いて数分。走れば数秒の近さだ。
外観を撮影し、意を決して入店する。
「いらっしゃい」
初めて入った店ではないが久しぶり過ぎて懐かしい。ただ、記憶としてこの店の物を食べた記憶は無い。
この店の息子さんは下級生になり、この店の2階にある自宅で遊んだ覚えもある。
店の横に駐車場があり、車が止まっていたので先客がいる事は判っていたが先客は2名。既に食べ始めている者もいる。
空いているカウンター席に陣取った。
「いらっしゃいませ」
女将がお冷を持ってきた。おぉ、懐かしい。
このコップ、リボンシトロンじゃん!流石に長い歴史を持つ店だ。
テーブルに備え付けのメニューを見てみる。まぁ事前に知っていたが好みの一杯がある訳ではない。ん?チャーシューメ?メニュー上の表記に「ン」が抜けている。オーダーは口頭。チャーシューメンをオーダーした。
店内は厨房に面したカウンター席と座敷席の構成。出前もするこの店で店主の顔はたまに目にするが、女将は久しぶりにお見かけした。私も50を超えて歳を取ったが、女将も昔に比べると随分と歳を取ったもんだ。
厨房観察。
寸胴は座っている位置の関係で見る事が出来ない。麺茹では専用の麺茹で器で茹でられている。麺上げは深ざるを使用したもの。ちょっとビックリしたのは麺茹で、麺上げは女将の仕事らしい。前述したように店主は出前で店を空けることもあるので女将もラーメンくらいは作れるようにしているのであろう。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープをすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にしたような印象。第一印象は醤油ダレからの若干の酸味を感じる。表層のオイルはヘッドのような香りで豚の風味が強い。サッパリした印象はあるが飽きないスープだ。盛り付け段階で胡椒が振ってあり若干のスパイス感が残る。
麺は中細のストレート麺。かん水の量、加水率は標準的な印象を持った。茹で加減は何で判断しているのだろう。やっぱ菜箸からの感触とか、体内時計的なもので判断出来るのだろうか。
具はチャーシュー、メンマ、ナルト、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。味付けは穏やか。いつもの味玉は流石にメニューにない。
息子さんが後を継ぐこともないこの店もこのご夫婦の代で終わりになるであろう。
先日の両国各店も然り、市内の老舗と呼ばれる店も同じような状況にある。
昭和の時代から続く店が無くなる日がいつの日か来ると思うと寂しさが募るばかりである。
今回、九州地方を襲った豪雨は台風にも勝るとも劣らない記録的な雨量で多くの方が被災されたり、亡くなった方もいらっしゃいます。
謹んでお見舞い、お悔やみを申し上げます。管理人です。
今日は土曜日。
7月に入り、こちらは朝から梅雨知らずの天気。
早朝に目覚めた私は自身が講師を行っている会社の勉強会用のビデオ作成に勤しんでいた。
話は逸れるが私の勉強会には半年に2回ほど、講習会と呼ばれる集まりがある。
しかし、東京方面の社員が受講した場合は実費で沼津まで来て頂く訳にもいかず、ネット回線を利用したビデオ会議で講習をするのだが、何だか設定が面倒臭くて2度の開催で嫌気がさした。
なので、東京方面の受講者にはYouTubeで講習会のビデオを見てもらおうと考えた私は下期の講習に向けてせっせとビデオを作っているわけだ。
作るのに夢中になった結果、時計は既に11時半を回っている。ヤバい、取材も行かなきゃ。
身支度をすると早速、自宅を出発した。
実は先日、掲示板であるラーメン店情報を入手したのだが、まぁ掲示板の情報なのでガセネタも多い。
準備もほどほどに飛び出してしまった関係上、このネタがマジでガセだった時のリカバリーを考えていない。
まぁ、最悪は最終手段に出るしかないか…。
取材先への道すがら。実兄から電話が入った。
「今、車で通り過ぎたのを見たから電話したんだけど、これから取材いくの?」
実兄に前述のラーメン店情報について聞いてみると…
「それはないな。だって今通って来たし、この辺で新店があれば気付くから」
確かに実兄は沼津近辺をルートセールスで回っているので信頼性がある。今まで、実兄に教えてもらった新店情報もかなりあるし、実兄の会社の方の情報も私の貴重な情報源である。
現地に到着すると確かに店はなかった…。リカバリー先を探すか…。
慌てて出てきてしまったのでタブレットも持ってない。仕方なく沼津市内を走ってみるもあまりグッと来る店がない。
仕方ない。最終手段に出るか…。
自宅に戻り、駐車場に車を入れ、その足で店に向かう。その店は自宅から僅か数分の場所にある食堂だ。
その名を「東京食堂」という。正直、超ご近所なので店先で何度も入店に二の足を踏んだ店だ。
そもそも、ご近所なので店主も女将も知っている。まぁ、近所とはいえ、それほど深い付き合いがある訳でもないが。
この店、テレビにも紹介されたこともあり、最近は客足も結構伸びているのであろう。
店先に到着。というか歩いて数分。走れば数秒の近さだ。
外観を撮影し、意を決して入店する。
「いらっしゃい」
初めて入った店ではないが久しぶり過ぎて懐かしい。ただ、記憶としてこの店の物を食べた記憶は無い。
この店の息子さんは下級生になり、この店の2階にある自宅で遊んだ覚えもある。
店の横に駐車場があり、車が止まっていたので先客がいる事は判っていたが先客は2名。既に食べ始めている者もいる。
空いているカウンター席に陣取った。
「いらっしゃいませ」
女将がお冷を持ってきた。おぉ、懐かしい。
このコップ、リボンシトロンじゃん!流石に長い歴史を持つ店だ。テーブルに備え付けのメニューを見てみる。まぁ事前に知っていたが好みの一杯がある訳ではない。ん?チャーシューメ?メニュー上の表記に「ン」が抜けている。オーダーは口頭。チャーシューメンをオーダーした。
店内は厨房に面したカウンター席と座敷席の構成。出前もするこの店で店主の顔はたまに目にするが、女将は久しぶりにお見かけした。私も50を超えて歳を取ったが、女将も昔に比べると随分と歳を取ったもんだ。
厨房観察。
寸胴は座っている位置の関係で見る事が出来ない。麺茹では専用の麺茹で器で茹でられている。麺上げは深ざるを使用したもの。ちょっとビックリしたのは麺茹で、麺上げは女将の仕事らしい。前述したように店主は出前で店を空けることもあるので女将もラーメンくらいは作れるようにしているのであろう。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープをすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にしたような印象。第一印象は醤油ダレからの若干の酸味を感じる。表層のオイルはヘッドのような香りで豚の風味が強い。サッパリした印象はあるが飽きないスープだ。盛り付け段階で胡椒が振ってあり若干のスパイス感が残る。
麺は中細のストレート麺。かん水の量、加水率は標準的な印象を持った。茹で加減は何で判断しているのだろう。やっぱ菜箸からの感触とか、体内時計的なもので判断出来るのだろうか。
具はチャーシュー、メンマ、ナルト、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚で渦巻きチャーシュー。味付けは穏やか。いつもの味玉は流石にメニューにない。
息子さんが後を継ぐこともないこの店もこのご夫婦の代で終わりになるであろう。
先日の両国各店も然り、市内の老舗と呼ばれる店も同じような状況にある。
昭和の時代から続く店が無くなる日がいつの日か来ると思うと寂しさが募るばかりである。
