繁盛しても、手を抜かない姿勢が◎。
あじのなかむら
味のなかむら

photo

SHOP DATA
住  所静岡県三島市中田町11-11
電話番号055-972-2829
営業時間11:00~14:00(月~火・木~日)
17:00~20:00(月~日)
定休日第3火曜・水曜
席数カウンター11 座敷7
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚06'39.8''
E138゚55'15.8''
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最寄駅田町駅(伊豆箱根鉄道駿豆線)
取材日2002/03/09その他の情報...

メニュー

ラーメン
550円
塩ラーメン
550円
チャーシューメン
900円
ワカメラーメン
650円
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取材歴

2011/05/13  取材分

突然ではあるが、静岡県と言う所はラーメン不毛地帯であると思う。「ご当地ラーメン」と言う言葉が出てきて久しいが、静岡県にはそのようなラーメンは存在しない。フランチャイズ系ラーメンよろしくと言った感じで、行列の出来る店はフランチャイズ店が多い。しかし、全国レベルで有名ではなくても、その土地で愛されるラーメンと言うのは多かれ少なかれ存在するし、静岡にもそのようなレベルのラーメンはある。
本日取材した味のなかむらはそんな感じのラーメン店である。地元に愛されているラーメン屋だ。それが証拠にこの度、店が新しくなった。
なかむらには私自身、こんなエピソードがある。
私の中学校時代からの親友Oと言うのが小学生だったころの話だ。友達数人となかむらへラーメンを食べに行ったそうだ。しかし、友人Oは金がなく、友達に付いて行くも、お冷を飲んでラーメンを食い終わるのを一緒に待っていたそうだ。それを見た女店主なのか女性店員なのかは不明だが、「図々しい子だねぇ」と言われたらしい。この友人O、未だに根に持っていて、「いくらなかむらのラーメンが美味くても、俺は行かない」と言っていたのを思い出した。かれこれ25年以上前の話だそうだ。って事は25年前からなかむらラーメンはあると言うことだ。三島市内でも老舗に入る一軒なんだなぁ。
新しくなった店には店先に駐車場がある。昼時に行ったのだがちょうど駐車スペースが空いていた。ラッキーである。入庫後、早速店内へ。店内は出来たばかりなので綺麗である。バイトだろうか?女性店員はオバちゃんではなく、20代の若い店員であった。私は先入観からオバちゃん店員なのかと思っていたので面食らった。
オーダーは口頭。チャーシューメンをオーダーした。
厨房は奥にあるらしく、私達客の居る場所から厨房を望むことは出来ない。なかむらは、掲示板にもたまに顔を出すラー研さんも良く行くお店だ。ラー研さんは実兄の会社の同僚の方で、会社の人同士で良くなかむらへ来ていると聞いたことがある。なかむらラーメンはいわゆるサッパリラーメンである。私の寸評外のラーメンだ。しかし、今までも地元で評判のラーメンと言うのを結構食べてきた気がする。ラーメンせんか、豚とん、満月2、あまから屋などなど。全てサッパリラーメンである。静岡県民はサッパリ系が好きなのか?でも、花月に行列を作ったりすることもあるので一概には言えないのだが…。
「チャーシューメン、お待ちどうさまでした」
ネギが中央に配されたラーメンは、見た目は第一旭を思わせた。脂の層は見受けられず、いかにもサッパリである。早速スープをすすった。
グルタミン酸系の香りがほのかにするスープは、鶏ガラ、昆布あたりの組み合わせではないかと推測できる。醤油ダレも控えめで、やさしい味がした。
麺は手打ち風平打ち細縮れ麺。「手打ち風」と表現したのは、麺の太さが微妙に一定でない所からそのような表現となった。茹で加減は硬めでシコシコとした食感が気持ちがいい。スープの絡みも良く、かん水の使用率もほどほどでいい感じであった。
具はチャーシュー、メンマ、ネギ。チャーシューは豚モモ肉使用の焼豚。味付はほどほどだが、焼豚であるが故の歯応えがあり、噛むほどにモモ肉が本来持つコクがあって美味。メンマも自家製を思わせる雰囲気を持つ物で、一本が太くてシッカリした物だ。
スープ、麺、具材と言うラーメンを構成する物ひとつひとつにそれぞれ手間隙(てまひま)を掛けている感じを受けた。店が繁盛すると既製品で代用したり、手間を惜しんだりして味を落とす店が多い。しかし、この店にはそのような感じを受けることはなかった。地元に愛される味をいつまでも継承し、手を抜くことなく頑張って欲しいと願ってやまない。

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