最近の新店には珍しい本格的な家系ラーメン
らーめんあーる
【閉店】らーめんR

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SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~15:00(火~日)
17:30~22:00(火~日)
定休日月曜
席数カウンター5 テーブル13
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚17'14.6''
E138゚53'50.8''
地図を見る
最寄駅
取材日2016/07/16その他の情報...

メニュー

らーめん 並+煮たまご
850円
らーめん 並
750円
らーめん 中
850円
らーめん 大
950円
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文頭から話は逸れて昨日のこと。
実弟からメールがやってきた。見てみると新店のラーメン屋情報だ。
家系のラーメンらしいよ!」
TwitterのURLと共に送られてきたメールには家系の文字が。ただ、最近特に思うのは、家系ラーメンと言っても業務用の濃縮スープで作られたスープが多いということ。両手放しに喜べない。
Twitterのページには短縮URLが記載されていた。そのURLをクリックするとFaceBookに飛んでいく。最近は何でもSNSを利用するんだなぁ。
FaceBookのページにはラーメンの画像が表示されている。
『これは!』
スープの表情が濃縮タイプとは明らかに違う。表層には鶏油らしきオイルも確認出来る。これは期待出来るかもしれない。

話を戻して今日は土曜日。海の日を絡めた3連休の初日である。
昨晩、就寝前に撮り貯めのテレビ番組を見たのだが結構残虐なシーンが多かったこともあり、嫌な夢を見た。
人を殺す夢だった。なんで拳銃を持っていたのだろう。しかも、帰宅までの間に通り魔的に3人も殺している。
『あぁ、何で人なんか殺したんだろう』
明日からの生活がガラッと変わるんだろうなぁ。住宅ローンは誰が払うんだろう… などと思いながら起床。
目覚めは最悪だ…。取り合えず人は殺していない安堵感を胸に朝風呂へ。勿論、取材先は決めていた。

自宅を出発して50分後。
前述の新店の近所まで来ている。御殿場市内ではあるが、駅からは相当離れており、車でないといけないようば場所だ。
『あれ?店がないぞ』
事前に地図で確認した結果、店は「板妻」という交差点の手前にあるはずだが、結局交差点まで来てしまった。
今回はタブレットを持ってきていないのでガラ携の小さな画面で位置を確認。交差点を一度曲がり、途中でUターンをかますと再び、店があるであろう方向へ戻る。
すると店があるであろう辺りに小さな路地がある。その路地を入っていくと店はあった。店前に駐車場があるので入庫。外観を撮影して早速、店内へ。
店内に入るとすぐ券売機が見えた。大別するとお目当ての家系ラーメンと思しきもの、魚介マー油のラーメン、油そばの3枚看板のようだ。券売機前のポップには家系の王道である好みに応じる旨も書かれている。更に期待が高まった。オーダーは食券制。らーめん並、煮たまごをオーダーした。
女店員が食券を取りに来る。
「お好きな席にどうぞ」
この時点で好みを聞いてくれるかと思ったが、そこは華麗にスルーされた。まぁ、私は変えるつもりはないので良いが、家系のこのオーダーシステムを知らないお客も多いと思うので店側が聞いてあげるのはアリだと思う。
店内は厨房に面したカウンター席とテーブル席の構成。カウンター席に陣取った。
事前情報では元々、「つがる」という居酒屋だったようであるが、居酒屋も居抜きで使用していたのであろう。居酒屋な店内ではない。
若者3名で切り盛りする店内。調理は男性2名が担当し、前述の女店員がホールと簡単な盛り付けも担当しているようだ。
カウンターには数口のアルコール用のスタンドコックが付いている。そう言えば生ビールが券売機に書かれていたっけ。
厨房観察。
寸胴の数は大中2器。大は仕込用。中は営業用のようだ。その他にアルミ製の打ち出し鍋があり、そこから鶏油を取っている。麺茹では深ざるを使用しているが、湯切りは平ざるにスイッチする方式。茹で加減はキッチンタイマー管理だ。IHヒーターにはステンレス製のポットが置かれ、深ざるも一緒においてある。提供前にほうれん草や煮たまごはここで加温している。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
おっ、良いねぇ。ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象。粘度はなくサラッとした飲み口のスープながら、必要十分に炊き出された動物系の出汁を醤油ダレと鶏油が一段上へブーストさせる。鶏油はデフォルトでは少ないので多めのオーダーでも良いかもしれない。突出した印象はないが、バランスが良いスープである。
麺は中太のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は若干低めの印象を持った。デフォルトの茹で加減はやや硬く、ピンと張りのある印象は硬質な麺肌となって感じることとなる。若干、柔らかめのオーダーでも良いかもしれない。
具はチャーシュー、ほうれん草、のり、ネギ。そして別注の煮たまご。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。メニューには焼豚と書いてあるが、肉感がなく、食感のみで考えると煮豚のそれである。(多分、煮てからオーブンなどで表面を焼いてあるのかも)味玉はハードボイルドの2歩手前の茹で加減。味付けはかなり穏やか。家系のルックスと対比すると白ネギの多さが若干の違和感を感じさせる。
全体的に良く出来たラーメンであり、事前の期待通り、スープも業務系は微塵も感じられずご満悦である。
ただ、一つ残念なのがカウンター席の光量の少なさである。もう少し明るかったらラーメンがもっと美味しそうに映るのに。
でも、それを差し引いてなお、美味いラーメンである。

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