何故に激怒?
ふじいえけい なおいちや
富士家系 直壱家

photo

SHOP DATA
住  所静岡県富士市弥生22-15
電話番号0545-51-8771
営業時間11:30~23:00(月~日)
定休日不定期
席数カウンター8 テーブル12
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚10'10.2''
E138゚39'31.3''
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最寄駅竪堀駅(JR身延線)
取材日2016/04/09その他の情報...

メニュー

味玉醤油 並
800円
全部のせ醤油 並
960円
全部のせ醤油 大
1060円
チャーシュー醤油 並
900円
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先日のこと。
掲示板を見ているとあるラーメン店の話が書いてあった。
「直壱家のFBは酷いな 何激怒してるのよ?」
最初は何の事を言っているのか?このカキコの意味が良く判らなかったが、Facebookで「直壱家」を検索すると、富士に新たな家系ラーメン店がオープンするらしい。しかも、4月3日ということで日曜日である。
正直、日曜日に取材するのって結構億劫というか、その後に取材記を書かなきゃいけないって言うのが憂鬱…。
サイトの更新は土曜日や日曜日の午前中に終わらせて、休日をゆっくりしたい。そんな風に考えている今日この頃である。

話を戻そう。
週が変わって今日は土曜日。という訳でその家系ラーメンを取材するために富士に向った。そう言えば、家系ラーメンって最近、小田原で取材したばかりであるが、まぁ仕方ない。

40分後。
高速を下線した私はナビの指示通りに目的地を目指した。インター線から外れ、ちょっと辺鄙な場所に向っている。
『そろそろだな』
見えてきた場所に見覚えがあった。昔、ラー紀で取材した「八戒」という店の跡地に新店はあった。交差点に面して駐車場の入口があったので入庫後。店舗へと向う。流石にオープンしたばかりで待っている客もそれなりにいる。
ウェイティングリストがあるかもしれないので一端店舗に入る。男性店員がウェイティングリストを持って接客をしている。ウェイティングリストはどこかに置いておいた方が客としては判りやすいんだけど…。
名前と人数を告げれば取り合えずは良いだろう。入口付近で待っている人が多く、私もそれに倣って店の裏手っぽい場所へ。麺箱などがないかと考えての行動であるが、通い箱が置いてあった。この手の箱を見るとフランチャイズっぽいイメージが拭えない。気を取り直して外観撮影をしているとある幟に気がついた。
『これかぁ…』
ゴリラの書かれた幟には「激怒」の文字が見えた。FBのページに激怒って書いてある理由は判ったが、じゃあ何で激怒しているのか?はいっこうに判らず…。
そうこうする内に名前が呼ばれた。店内に入ると左手に券売機が見えた。オーダーは食券制。味玉醤油の並をオーダーした。
店内に入れたが未だ待っている状態だ。店内は満席である。家族連れの姿も多く見受けられ、テーブル席が空くのを待っている感じだ。
カウンター席が空いてやっと着席。食券を渡しながら好みは普通でお願いした。入口から一番近い末席。カウンター上は半透明な衝立があって厨房観察はし難いが、端の切れ目から中を覗く事が出来た。
厨房観察。
寸胴の数は小型の物が1器のみ。この寸胴でスープを仕込んでいるとは考え難い。また、その横には約10リットル程度の小さな寸胴があり、どちらも火にかけられている。この小型寸胴でスープを一時的にストックし、オーダー毎に10リットルの方へ移して加温。そこからスープを注いでいる。五徳の位置が低く大きいため、雪平鍋を載せるのは難しそう。小さな寸胴を片手で持ち上げ、スープを注いでいる姿は非常に重たそうだ。麺茹では深ざるを使用したもの。茹で加減はキッチンタイマー管理で3分40秒だ。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは乳化度合の高いとんこつスープ。一口目の印象は昔食した壱六家系のそれに酷似している。ちょっと業務っぽいイメージもある。取り合えず、この場で仕込みは行われていないのは見て判る通り。この手のスープって最近のラーメン店でかなり目にするようになった。
麺は中太ストレート麺。かん水の量はやや多め。加水率は標準的な印象を持った。楕円形状の断面を持っており、適度な弾性とコシがある。食券を見ると細麺も選べるようになっているように見えるが、オープンから1ヶ月間は中太麺しか選べないようだ。
具はチャーシュー、味玉、ほうれん草、のり、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。味玉はハードボイルドの一歩手前の茹で加減。漬かりムラがあって業務っぽいルックス。味付けはやや塩角が立っている。
静岡市の清六家や魂心家、島田市の濃太家あたりから、県内の家系ラーメンが所謂業務っぽいスープを使用するようになって久しい。少し昔のラーメン屋、特にとんこつを扱う店は大きな寸胴が2、3器あるのが当たり前で、営業しながらスープを仕込むというのが当たり前だった。

昨今のラーメン業界にあっては麺、スープ、具材と全ての食材に出来合いの物が揃うと聞いている。
店内に入るとプーンと臭うスープを炊いている香り。そんな店が少なくなったと最近は考えている。

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