昔の面影は既になく…
すがい こうやまちてん
【改名】すがい 紺屋町店

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:00~14:30(月~日)
18:00~2:00(月~木・日)
18:00~3:00(金~土)
定休日不定期
席数カウンター10 テーブル6
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  34゚58'09.7''
E138゚23'17.8''
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最寄駅静岡駅(JR東海道本線)
静岡駅(JR東海道新幹線)
新静岡駅(静岡鉄道)
取材日2014/12/02その他の情報...

メニュー

味玉とんこつラーメン
790円
とんこつラーメン
690円
贅沢とんこつラーメン
890円
汁なしとんこつラーメン
650円
more...

今日は火曜日。
今週末は私が講師をしている会社の後輩に向けた勉強会が行われる関係で、平日に取材を済まそうと考えていた。
静岡市内の勤務先から歩いて行ける未食店も終わりに近く、そろそろネタ切れだ。今回、取材した店は「すがい」である。

すがいと言えば、古くは常磐町にあった店で先日、ラー紀でも取材した「十座」の場所にあった。
その前は「しばらく」と言う店で、その当時は昼は「しばらく」と言う名でラーメンを、夜は「すがい」と言う名で焼鳥などを扱う店だったと記憶している。
豚頭を使用したような軽い獣臭を伴うスープで当時の静岡市内では珍しい本格的なとんこつラーメンが食せる店で、一杯の量が少ないのでセットの丼をオーダーするのが客の間でも通常のようになっていた店だった。
数年後。すがいが音羽町に移転したと言う話を聞いた。結構、気に入っていた店なので残念である。昼時に行って帰ってこれる立地ではなくなってしまってからはその店自体にも行く事がなくなっていた。

そして昨年の今頃。すがいの支店が紺屋町に出来たと言う話を耳にした。当時の店に比べれは広そうな店でいつか取材に行こうと考えていたのだが、すっかり後回しになっていた。

話を戻そう。
この支店がこの地に出来てから何度か店先を通った事があったのだが、結構な賑わいを見せ、行列まで出来ている事がしばしばあった。なので、勤務先からは少し小走りで現地に向かう。
現地に到着。心配していた行列はなかったが店内に入るとほぼ満席。私の後に待ち客が溢れ出したのでタイミング的にはラッキーだったようだ。
店内に入り左側直ぐに券売機があった。オーダーは食券制。味玉とんこつラーメンをオーダーした。
店内はカウンター席と奥に2組3名掛けのテーブル席の構成。一つだけポッカリ空いているカウンター席に陣取った。
店主と思しき男性とバイトっぽい若い店員の2名で切り盛りする店内。若い店員は配膳や丼の準備などをしている。厨房は奥にあり、座った場所が悪く観察は絶望的だ。
回りの客を見るとほぼ100%、丼とのセットをオーダーしている。その中でもまぐろ丼がその大半を占めている訳であるが、まぁ200円でまぐろ丼が食べれると考えればお得感があると言うものであろうか。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚ガラを軸にした印象で粘度があり、トロリとしたスープである。近場で言えば魂心家のような乳化の進んだスープではあるが、あの手のスープはセントラルキッチンで作られたスープで、所謂出来合いのスープである。それが証拠に飲み干した際、骨髄の跡が見られないことが挙げられる。これは別の場所で作られた事を如実に表している。
麺は細ストレート麺。かん水の量は少なめ。加水率はやや低めの印象をもった。デフォルトの茹で加減は若干硬茹でに仕上がっており好印象。プツプツとした食感が小気味良い。スープ自体に粘度があるのでややスープに負けている印象もある。昔に比べると麺量もアップしており、私は多分、丼とセットは苦戦しそうだ。
具はチャーシュー、味玉、きくらげ、ネギ。チャーシューは豚バラ肉使用の茹で豚渦巻きチャーシュー。味玉は黄身がトロトロのタイプで私好み。若干、業務用っぽい浸かり具合ではあるが。
「まぐろ丼、お待ちどう様でした。」
食中、若い店員によって差し出された丼。「頼んでないよ」と返すと「スミマセン」と下げられた。店内で丼を注文しない私が如何に異端児であるかを思い知らされた。
まぐろ丼が200円と言う安価で食べれるというのは悪い事ではない。普通のラーメンとセットで890円と言う値段は安いと思う。ただ、ラーメン単体で考えると690円。修行先の福岡のしばらくなら500円程度で食べれると考えるとラーメン自体に安いという印象はない。
そして何より、スープが変わってしまったのは個人的には残念でならず、このスープなら魂心家の方がCP(コスパ)が優れていると感じてしまうのである。

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