いつまでも残って欲しい
あさひかわらーめん ゆーから
旭川ラーメン ゆーから

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SHOP DATA
住  所福島県南相馬市原町区本陣前2-71-3
電話番号0244-23-7372
営業時間11:00~13:30(月~火・木~日)
定休日水曜
席数カウンター4 テーブル8 座敷8
駐車場あり
緯度経度
(日本測地系)
N  37゚37'07.7''
E140゚57'12.5''
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最寄駅
取材日2013/05/05その他の情報...

メニュー

正油野菜ラーメン
800円
正油ラーメン
650円
味噌ラーメン
650円
塩ラーメン
650円
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今回は実兄といく福島復興ラーメンツアー。
3日目の昼の取材先として今回は南相馬市にあるゆーからと言う店を選んでみた。
この店を選択した理由は2つある。
1つは海が近い南相馬市の沿岸部を見てみたいと考えていた事。もう一つはらーナビで5名の達人が推している点が上げられる。
この店は旭川ラーメンを扱う店なのだが、ラー紀でも過去に取材した神奈川県にある「ぺーぱん」で修行した方の店なのだそうだ。ぺーぱんと言えば女性店主が切り盛りする店だったと記憶している。
福島市を出発し、途中寄り道やアクシデントに見舞われながら3時間弱で店の近所に到着。店先に駐車場があるので入庫後。早速、店内へ。
店内は厨房に面したカウンター席、テーブル席、座敷と一通りが揃う。カウンター席は微妙に混んでいたので今回はテーブル席に陣取った。
学生と思われる女の子がお冷を持って来た。良く見ると店主はやはり60代と思しき女性店主。店員は男女2名だがどちらも二十歳に満たないように見えた。家のお手伝いと言った感じだろうか。
席に備え付けのメニューを見てみる。醤油、味噌、塩と一揃えがある。オーダーは口頭。醤油野菜らーめんをオーダーした。また実兄は醤油ラーメンをオーダーしている。ちなみに味玉はメニューに存在しない。
テーブル席に座っているので厨房観察は難しい。と言う事でトイレに行くフリをして厨房観察。
スープ用の寸胴は小型の物が1器のみ。その他に火にかかっていない寸胴が2器あるので仕込用であろう。麺茹では大鍋に湯を張って行われ、麺上げは平ざるを使用したもの。湯切りは未確認。中華なべで炒める音がするのは私のオーダーであろう。
そして、ラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚ガラ、鶏ガラを軸にした印象ながら、若干煮干系のエグ味やグルタミン酸系の旨み成分などを感じる。醤油ダレは若干キツ目ながら、表層のラードがその舌当りを和らげてくれる。昔食した蜂屋のラーメンと同じく、オイルシール効果でスープを冷めにくくする北の大地の知恵である。
麺は中細麺で軽いウェーブを持つもの。かん水の量は若干少なめ。加水率は低めの印象を持った。茹で加減はシコシコとした食感が印象的でその寿命も長い。濃い目のスープを良く吸って後半は一体感が生まれてくる。
具はチャーシュー、炒め野菜、半身の味玉、ネギ。チャーシューは豚肩ロース使用の煮豚。味玉はやや水分を残したハードボイルドタイプ。味付けは穏やか。炒め野菜はもやしを中心に人参、玉ねぎ、ネギ等を炒めてあるが積極的な味付けは施されていない。シャキシャキとした食感は良いのだが、玉ねぎ以外の具材はあまり熱を入れた印象はなく、特に人参は後入れでほぼ生に近い。
遠く北海道は旭川にある「天金」から「ぺーぱん」と脈々と続く味の継承。被災地と呼ばれて久しいこの地でいつまでも続いて欲しい一軒である。

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