ネタのつもりが…
らあめん はじめ
【閉店】らあめん 元

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間11:30~15:00(月~日・祝)
18:00~22:30(月~金)
18:00~20:00(土~日・祝)
定休日無休
席数カウンター10 テーブル8
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚45'29.5''
E139゚43'30.5''
地図を見る
最寄駅十条駅(JR埼京線)
取材日2013/04/06その他の情報...

メニュー

ステーキのせ牛醤油らあめん+味玉
1150円
特製鶏白湯らあめん
900円
特製牛塩らあめん
900円
牛塩らあめん
700円
more...

先週、久しぶりに東京への取材を試みた私だが、何故かまた東京を目指して東名高速をブッ飛ばしている。
今回の取材はある種の企画と言うかネタ的な要素を多分に持っている。

話は反れて一昨日の事。
地元のバーのマスターに呼び出されて店に向かっていた。ちょっと久しぶりに店に入り、酒を飲んでいると…

「そろそろ取材行きましょうよ~」

実はマスターからネタラーメンの情報が何度か入っていた。それはステーキの乗った素敵なラーメンが東京に2店舗あると言う情報だった。
食べログのURLが記載されていたので見てみるとそれは「ハジメ」と言う屋号で掲載されていた。
何処の奴か知らんがフザけてステーキなんて乗っけやがって!と思った。私は具材にはあまり興味がなく、スープが美味ければ良いと考えるラヲタである。
しかし、スープだけでネタになるラーメンってそうそうあるもんじゃない。そう考えるとこれまでのネタラーメンは具材による物が多かったのも事実だ。

「ホラ、先日送ったメールのステーキの乗ったやつ。あれ行きましょうよ」

しかし、お互いの都合を言い合うとどう考えても今週の土曜日しか合う日がない。しかも、土曜日はマスターのバーは営業をするので夜の取材はあり得ない。
「じゃあ、昼の取材で2軒、行っちゃいましょうよ」
何が行っちゃいましょうよだ!私の歳も考えて欲しいもんだ。だが、ステーキの乗ったラーメンを短時間に2杯制覇するって言うのもネタ濃度的にはかなりのものだ。
しかし、翌日金曜日になって朝から嫌なニュースを聞いた。週末は爆弾低気圧が吹き荒れると言うのだ。正直、遠方に行って何かあると面倒臭いし大人はそんな冒険はしないもんだ。
マスターに延期を進言するも回答はあまり良いものではなかった。夕方、天気予報を見てみると天候が崩れるのは夕方からと言うこともあって、決行する事となった訳である。

話を戻そう。
目的の店は十条と呼ばれる場所にある。都内から少し外れると東京でも道は狭くなるしコインパーキングの類も少ない。そろそろ目的地に近付くも案の定、駐車場が見当たらない。仕方なくパーキングチケットに駐車して店までは徒歩で向う事にした。
駅前のアーケードっぽい中に店はあった。その看板を見た時、その屋号に見覚えがあった。
食べログでは「ハジメ」と記載されているので気が付かなかったが看板に書かれた「HAJIME」「元」の文字には見覚えがあった。結構な有名店じゃないですか。店先にはラーメン業界最高権威と言われるTRYラーメン大賞受賞の文字も並ぶ。ネタラーメンだと思って来たが期せずして有名店に来ちゃった訳である。早速、入店する。
店内に入るとプーンと牛脂の香りが漂ってくる。事前情報は全くないが牛スープがメニューにあるのであろうか。まぁ、これからステーキの乗ったメニューをオーダーしようとしているのだ。マッチング的には申し分ないだろう。
入り口左手直ぐ券売機がある。今回は目的がハッキリしているので迷いはない。ステーキの乗ったラーメンは塩と醤油の2種類が用意されているが醤油の方が50円高い。その理由は後で判ることになる。オーダーは食券制。ステーキのせ牛醤油らあめん、味玉をオーダーした。マスターは特製鶏白湯らあめんをオーダーしていた。
店内はL字のカウンター席にテーブル席の構成。昼時の店内は満席だが丁度入り口に近い席が空いたのでそこに陣取り、女店員に食券を渡した。すると…
「ステーキには醤油ベースのタマネギと生姜のソースとニンニク醤油が選べますが」との問い。ニンニク醤油でお願いした。
厨房は奥にあり、ポジションが悪くて観察は絶望的。仕方なくラーメンの到着を待つ事にした。すると先ずはニンニク醤油がやってきた。ニンニクのみじん切りと生醤油で食べさせるらしい。そして、程なくしてラーメンが到着した。すると…
「そちらの牛時雨煮を混ぜてお召し上がり下さい」とのこと。確かにステーキの他にフレーク状の時雨煮が乗っていた。そこで先程の謎が解けた。
『そうか!時雨煮を混ぜ込むと醤油味になるってことか。って言う事はベースは塩味か?』
先ずは時雨煮に汚染されていない部分のスープをすすってみた。
ベースのスープは牛骨や牛モモ肉辺りでもスープを取っているであろう清湯系スープ。穏やかな塩ダレとのマッチングが非常に高レベルである。また融点の高い牛脂でたまにあるベトつき感も少なく含有量が適切である事が判る。
麺は中太の縮れ麺。かん水の量は多め。加水率も高めの印象を持った。コシの強い弾性のある食感と縮れからくる口中の歯触りや啜り心地が心地よい。単体だと麺が勝っているかと一瞬考えるがそれは後になって一蹴される。
具はステーキ、チャーシュー、牛時雨煮、穂先メンマ、ネギ。そして別注の味玉。ステーキは牛ロース肉を網目状に焼き色を付けたもので焼き加減はミディアム。しかし、肉感はあまり柔らかくない。まぁラーメンの具としてのステーキにそこまでの柔らかさは期待しないがステーキハウスなら二度と来ないレベル。前述のニンニク醤油に漬けて食べることも出来る。チャーシューは豚バラ肉使用の焼豚。こちらも肉感が残っているが薄切りなので良い感じ。牛時雨煮は醤油、みりん、生姜をベースにしたお馴染みの味付けでホッとする。これらの具材がオンパレードなので麺が中太でも充分にバランスが取れている。味玉は黄身が溶け出さない程度の茹で加減。味付けは穏やか。
この後、直ぐに2杯目のラーメンを食べると言うことでスープはあまり飲む事が出来なかったが麺と具材は全て食べきった。
本来ならスープまで完飲してこそ、一杯のラーメンを食べたと考える私であるが、今回は仕方がない。
そのまま、2軒目のラーメン店へ向うのであった。

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