ごまかしなしの長浜トンコツラーメン(石神氏談)
はかたながはまらーめん きんたろう
【閉店】博多長浜ラーメン 金太郎

photo

SHOP DATA
住  所
電話番号
営業時間18:00~4:00(月~土)
18:00~2:00(日)
定休日無休
席数カウンター8 テーブル30
駐車場なし
緯度経度
(日本測地系)
N  35゚46'32.4''
E139゚48'54.9''
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最寄駅
取材日2002/01/02その他の情報...

メニュー

ラーメン
600円
ネギラーメン
750円
チャーシューメン
850円
ネギチャーシューメン
950円
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本日は実兄と新春ラーメンツアーである。昼に宿題店であった富士ラーメンを食し、かなりのダメージを受けた実兄はこんな事を言い出した。
「もう、出汁が出まくっているらーめん屋ってないかなぁ?」
思い起こせば6年前。初めてとんこつスープをすすってからここまで、幾多のとんこつラーメンを食してきたが、「本場九州のとんこつスープはどんななの?」と聞かれると実は困ってしまう私。一風堂にせよなんでんかんでんにせよ、『東京人の味覚に合わせて調整されたとんこつスープではないのか?』と疑問符の付く物は今まで色々と食してきた。しかし、本場九州博多で食した経験のない私が「本場九州のとんこつスープはどんななの?」と問いかけられたら即答できるであろうか?
そんな思いを払拭(ふっしょく)するためにも、今回もラーメン王、石神秀幸の力を借りる事とした。あの石神に「ごまかしなしの本物の博多長浜トンコツラーメンである」と言わしめた店が東京には存在する。それが今回取材した金太郎である。
店は環七沿いにある。現着したのは良いが駐車場がない。今回は店の並びにあるマツダのショールームに入庫した。正月休みだったのが幸いした。金太郎の並びにとんとん丸と言う店もあり、客の入りがそちらの方が良いのには参った。かなり心揺さぶられたが振り切って店の前に立つ。既に戦いは始まっていたようだ。とんこつ独特の臭いが店の外まで漂っていた。このラーメンは多分、食い手を選ぶラーメンであろう。とんこつ嫌いな人は入店すら出来ないであろう。なんでんかんでんもかなり臭ったが比較にならないほどの異臭である。店は戸と言うものがなく、屋台を彷彿とさせる作り。ちなみに先ほどのとんとん丸も同じような作りだ。店はカウンターとテーブルの構成。カウンター席に陣取った私達は早速ラーメンをオーダーした。オーダーは口頭である。
麺の茹で加減は本場にならい、「ハリガネ」「粉おとし」など調整がきく。オーダー時に指定出来るようだ。そして数分後、ラーメンはやって来た。スープ表面は出汁が出ている時に良くある脂の層とあまつさえ膜まで張っている。見ただけで濃い感じだ。早速スープをすすった。
超濃厚なそのスープは獣臭さえすることを良しとする。人によって好き嫌いはハッキリ別れ、「好きな奴だけ食いに来い」とスープが語りかけているようだ。
麺は極細ストレート麺。硬めの茹で上がりは流石であり、本道をキッチリと全うしている仕事ぶりは圧巻である。
具はチャーシュー、きくらげ、もやし、ワケギ。正に九州とんこつの王道である。チャーシューは豚肩ロース使用の茹で豚。柔かくて美味。
麺をすする時、小太郎のチャーシューに良くある酸化臭が喉を襲う。「ゲホッ」とむせ返るような臭いに堪らず紅しょうがとすりゴマを入れた。そしたら不思議な事に酸化臭は消え、何とも食べ易い感じのラーメンへ変貌した。不思議な事があるものだ。ちなみに紅しょうが、辛し高菜、すりゴマは入れ放題である。
今まで食してきたとんこつラーメンが「まがい物」と感じてしまうほどのインパクトがあるラーメンである。この一線を超える事が出来たその時、私も「真のとんこつマニア」と言える時が来るのであろう。
我こそは「とんこつマニア」と思う人は一度、挑戦してみる価値がある一杯である。

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