| 歌舞伎町に舞い降りた真っ白な雪の華 |
【閉店】栄秀

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~8:00(月~土) 12:00~21:00(日) | |||
| 定休日 | 無休 | |||
| 席数 | カウンター13 | |||
| 駐車場 | なし | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 35゚41'28.4'' E139゚42'23.4'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | 西武新宿駅(西武新宿線) 新宿駅(JR山手線) 新宿駅(JR中央本線) 東新宿駅(都営大江戸線) 東新宿駅(東京メトロ副都心線) 新宿三丁目駅(都営新宿線) | |||
| 取材日 | 2013/03/30 | その他の情報... | ||
メニュー
- 醤油ラーメン+玉子
- 850円
- 味噌ラーメン
- 850円
- 醤油ラーメン
- 750円
- 塩ラーメン
- 750円
久しぶりに東京に来ています。管理人です。
昼に目黒での取材を終えた私はそのまま新宿歌舞伎町に移動した。もちろん、夜の取材先が歌舞伎町にあるからである。昨年の7月に来て以来なのでかれこれ8ヶ月ぶりの歌舞伎町。新宿コマ劇場は完全にその姿を消し、ランドマークを失った感じでなんだか違和感を感じる。歌舞伎町では行きつけのネットカフェで時間を潰し、夕刻を待った。
夕刻。
そろそろ夜の取材先に向かう。今回、取材先として選んだ店は先月2月にオープンした店である。それだけならその店を選ぶ事もないのだが理由は他にある。
コアなラー紀読者ならご存知かと思うが私がラーメン好きになった店とラーメン食べ歩きを始めるきっかけとなった店は違う。
ラーメン好きになった店は伊東の吉田家で所謂、家系と呼ばれるラーメンだ。しかし、ラーメン食べ歩きのきっかけになった店は環七沿いにあった土佐っ子という店である。
この土佐っ子で提供していたラーメンと言うのが当時のラーメン業界のトレンドだった背脂チャッチャ系ラーメンである。
その中でも土佐っ子のラーメンは当時のラーメン好きを魅了し、語り草になっている。そんな話を聞いた1997年当時。私と実兄は態々東京まで足を運び、二人共にその旨さに圧倒された。そして、吉田家しか行かなかった私が「実は他にも美味いラーメンがあるんじゃないだろうか?」と食べ歩きを始めたのであった。
その伝説のラーメンの味を継承した店が歌舞伎町に出来たと知ったのはブログの情報だった。実は土佐っ子ラーメンという店は現在は存在せず、似たようなラーメンを提供する店を何軒か食して来たが当時、覚えている味と同じような味に出会えた事がなかった。今回はその味を確かめるべく、のこのこと東京まで来た次第である。
店は新宿区役所の近所にあった。とは言っても歌舞伎町に近い店なのでキャッチの兄ちゃん達が多くなる夜を避けるために夕方5時過ぎに店へ向かった。店の名を栄秀と言った。早速、店内へ。
店内は厨房を囲うL字のカウンター席と壁際にも数席がある。コーナーに陣取った。すると…
「食券を買って頂けますか?」
久しぶりにやっちまった。入り口が2箇所あるのだが、入り口によっては券売機を背にする形になるので注意が必要だ。
券売機を見てみると醤油、味噌、塩と一通りが揃う。また時代なのか、つけ麺などもある。店側は味噌を推しているように感じるが私は目的が違うのでパスすることに。オーダーは食券制。醤油ラーメン、玉子をオーダーした。食券を渡すと味の濃さについて聞かれたが普通でお願いした。
店内は日本人の若者とバイトっぽい東南アジア系の方の2名で切り盛りする。歌舞伎町の夕方5時過ぎにラーメンを食べているのは流石に私しかおらず、先客はいない。
厨房観察。
寸胴の数は大型、中型がそれぞれ1器づつ。大型はスープ、中型は背脂を煮込んでいるようだ。スープは少し大きめの雪平鍋で加温しているが、オーダーが入ると更に小さめの雪平鍋で再加熱する。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りはシッカリとされており好印象。丼に醤油ダレ、背脂を入れ、茹で上がっった麺を投入。その上からスープを張り、更に背脂をチャッチャして完成。15年ほど前の淡い記憶ではあるがオペ自体も再現出来ているように思えた。
そして、ラーメンがやってきた。と同時に「底の方から軽く混ぜて下さい」と店員に言われた。私も初めてじゃないのでそれは判っていた。麺を底の方から掬い出し、底部の醤油ダレをスープ全体に混ぜ込んでからスープをすすってみた。
ベースのスープはげん骨、豚ガラを軸にした印象。乳化度合いはそれほど高くないが背脂がコッテリ感を演出する。醤油ダレはたまり醤油を使用しているのかと思わせるほど濃い色をしているが塩っぱい訳ではない。また、底の方には胡椒も確認出来た。背脂の量も調整に応じてくれるが、100円高い特製ラーメンはデフォルトで背脂が多めになっているらしい。当時、感じられた「チャーシューの味付けの背脂」は感じることはなかった。
麺は中細のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は低めの印象を持った。加水の低いそれは前述のタレをよく吸い込み、底の方から引き上げると真っ黒である。
具はチャーシュー、メンマ、半身のゆで卵、ネギ。そして別注の玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。玉子はデフォルトで半身付いているので1.5個乗ることに。しかもハードボイルドタイプで味玉ではなく普通のゆで卵である。
今回も当時の味と言う訳には行かなかったが久しぶりのチャッチャ系にご満悦である。
最近ではスッカリとその姿を見なくなったチャッチャ系ラーメンであるが、個人的には思い入れの強い味であり、後世に長く伝えられて欲しい一杯である。
昼に目黒での取材を終えた私はそのまま新宿歌舞伎町に移動した。もちろん、夜の取材先が歌舞伎町にあるからである。昨年の7月に来て以来なのでかれこれ8ヶ月ぶりの歌舞伎町。新宿コマ劇場は完全にその姿を消し、ランドマークを失った感じでなんだか違和感を感じる。歌舞伎町では行きつけのネットカフェで時間を潰し、夕刻を待った。
夕刻。
そろそろ夜の取材先に向かう。今回、取材先として選んだ店は先月2月にオープンした店である。それだけならその店を選ぶ事もないのだが理由は他にある。
コアなラー紀読者ならご存知かと思うが私がラーメン好きになった店とラーメン食べ歩きを始めるきっかけとなった店は違う。
ラーメン好きになった店は伊東の吉田家で所謂、家系と呼ばれるラーメンだ。しかし、ラーメン食べ歩きのきっかけになった店は環七沿いにあった土佐っ子という店である。
この土佐っ子で提供していたラーメンと言うのが当時のラーメン業界のトレンドだった背脂チャッチャ系ラーメンである。
その中でも土佐っ子のラーメンは当時のラーメン好きを魅了し、語り草になっている。そんな話を聞いた1997年当時。私と実兄は態々東京まで足を運び、二人共にその旨さに圧倒された。そして、吉田家しか行かなかった私が「実は他にも美味いラーメンがあるんじゃないだろうか?」と食べ歩きを始めたのであった。
その伝説のラーメンの味を継承した店が歌舞伎町に出来たと知ったのはブログの情報だった。実は土佐っ子ラーメンという店は現在は存在せず、似たようなラーメンを提供する店を何軒か食して来たが当時、覚えている味と同じような味に出会えた事がなかった。今回はその味を確かめるべく、のこのこと東京まで来た次第である。
店は新宿区役所の近所にあった。とは言っても歌舞伎町に近い店なのでキャッチの兄ちゃん達が多くなる夜を避けるために夕方5時過ぎに店へ向かった。店の名を栄秀と言った。早速、店内へ。
店内は厨房を囲うL字のカウンター席と壁際にも数席がある。コーナーに陣取った。すると…
「食券を買って頂けますか?」
久しぶりにやっちまった。入り口が2箇所あるのだが、入り口によっては券売機を背にする形になるので注意が必要だ。
券売機を見てみると醤油、味噌、塩と一通りが揃う。また時代なのか、つけ麺などもある。店側は味噌を推しているように感じるが私は目的が違うのでパスすることに。オーダーは食券制。醤油ラーメン、玉子をオーダーした。食券を渡すと味の濃さについて聞かれたが普通でお願いした。
店内は日本人の若者とバイトっぽい東南アジア系の方の2名で切り盛りする。歌舞伎町の夕方5時過ぎにラーメンを食べているのは流石に私しかおらず、先客はいない。
厨房観察。
寸胴の数は大型、中型がそれぞれ1器づつ。大型はスープ、中型は背脂を煮込んでいるようだ。スープは少し大きめの雪平鍋で加温しているが、オーダーが入ると更に小さめの雪平鍋で再加熱する。麺茹では深ざるを使用したもの。湯切りはシッカリとされており好印象。丼に醤油ダレ、背脂を入れ、茹で上がっった麺を投入。その上からスープを張り、更に背脂をチャッチャして完成。15年ほど前の淡い記憶ではあるがオペ自体も再現出来ているように思えた。
そして、ラーメンがやってきた。と同時に「底の方から軽く混ぜて下さい」と店員に言われた。私も初めてじゃないのでそれは判っていた。麺を底の方から掬い出し、底部の醤油ダレをスープ全体に混ぜ込んでからスープをすすってみた。
ベースのスープはげん骨、豚ガラを軸にした印象。乳化度合いはそれほど高くないが背脂がコッテリ感を演出する。醤油ダレはたまり醤油を使用しているのかと思わせるほど濃い色をしているが塩っぱい訳ではない。また、底の方には胡椒も確認出来た。背脂の量も調整に応じてくれるが、100円高い特製ラーメンはデフォルトで背脂が多めになっているらしい。当時、感じられた「チャーシューの味付けの背脂」は感じることはなかった。
麺は中細のストレート麺。かん水の量は標準的。加水率は低めの印象を持った。加水の低いそれは前述のタレをよく吸い込み、底の方から引き上げると真っ黒である。
具はチャーシュー、メンマ、半身のゆで卵、ネギ。そして別注の玉子。チャーシューは豚バラ肉使用の煮豚。玉子はデフォルトで半身付いているので1.5個乗ることに。しかもハードボイルドタイプで味玉ではなく普通のゆで卵である。
今回も当時の味と言う訳には行かなかったが久しぶりのチャッチャ系にご満悦である。
最近ではスッカリとその姿を見なくなったチャッチャ系ラーメンであるが、個人的には思い入れの強い味であり、後世に長く伝えられて欲しい一杯である。
