| あの当時から知っていたのに |
【閉店】味の大西 伊豆店

| SHOP DATA | ||||
| 住 所 | ||||
| 電話番号 | ||||
| 営業時間 | 11:00~19:30(月~水・金) 11:00~15:00(土~日) 17:00~19:30(土~日) | |||
| 定休日 | 木曜 | |||
| 席数 | カウンター15 座敷8 | |||
| 駐車場 | あり | |||
| 緯度経度 (日本測地系) | N 34゚56'32.8'' E139゚07'14.8'' | 地図を見る | ||
| 最寄駅 | ||||
| 取材日 | 2013/02/09 | その他の情報... | ||
メニュー
- チャーシューワンタンメン
- 1100円
- ラーメン
- 600円
- 大ラーメン
- 700円
- チャーシューメン
- 950円
今日は建国記念の日を含めた3連休の初日。この3連休は何かと用事があって今日に限ってはラーメン取材は昼の取材しか行えない。夕方5時には自宅を出発しないといけない私は早速取材なのだがあまり遠くへは行けない。
『そう言えば稲取の方に前に実弟に教えてもらった店があったなぁ…』
そんな事を考えながら自宅を出発した。しかし…
「ゲーっ、なんだが混んでるなぁ…(汗)」
流石は3連休の初日だけあって伊豆に向う車の多いこと…。ナビにセットした目的地までの時間がどんどん遅くなっていくのが判った。
『稲取は諦めて伊東にするか…』
実は伊東には前々から行ってみたい店があった。
その店を初めて見たのは私がラーメン紀行を始めるずっと前の事だ。
当時、伊東の吉田家でラーメン好きになった私は毎週のように吉田家に通っていた。
そんな道すがら、いつも目にする店があった。それがステーキの店であるカウボーイと味の大西と言う店である。
この2軒の店は並んでいるのだが、特に味の大西と言う店はラーメン屋である事は知っていたが、今思えば俗に言う「小田原系」の店である事を知ったのは随分と後の話である。
それこそ、吉田家にお熱になっていた頃は家系の存在さえ良く判っていない時代。小田原系等と言う物を知っているはずもない。と言うか今でこそ、小田原と言えば「四川」に代表される担々麺と「味の大西」に代表されるラーメンが有名だが当時は「小田原系」と言う言葉自体が存在しなかったのではないだろうか。
話を戻そう。
この店の存在を知ったのはこれこれ18年ほど前になる。20代後半でラーメン好きになった私が今では40代半ばを迎えている。そう考えるとスゴい老舗店と言う訳である。
1時間半後。
店に到着した。店先に駐車場があるので入庫する。今では珍しいガラスのショーケースがあり食品サンプルが飾られている。早速、店内へ。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と座敷の構成。先客2名がラーメンを食べている。ショーケースの裏側に位置するカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見る。と言っても味の大西に来ているのでオーダーは必然と決まってくる。オーダーは口頭。チャーシューワンタンメンをオーダーした。
店内は70代くらいの男性店主が一人で切り盛りする。足腰が弱ってきているのか、歩く姿がおぼつかない感じである。
厨房観察。
寸胴の数は中型の物が1器。麺茹では平ざるを使用して行われる。ちなみに湯切りというものは存在しないようだ。丼の中に化学の力を始め砂糖等も入る。チャーシューはオーダー毎に切られるようで前に取材した「むら田」の切り置きとは違う。まぁ捌く杯数が違うのもあるのだが。
そうこうする内にラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラを軸にした印象。濃い目の醤油ダレによってスープは真っ黒であるが塩っぱいという訳ではなく、逆に優しく穏やかな塩味が印象的だ。化学の力も結構入っているがちゃんとバランスが取れており、嫌な甘さが残らない後味。安定感のあるスープである。また、小田原系の特徴である焦がし醤油の香りがするオイルもシッカリと健在である。
麺は中細の縮れ麺。かん水の量はやや多め。加水率は標準的な印象を持った。デフォルトの茹で加減は硬めに仕上がっており、シコシコとした食感が小気味良い。縮れはスープを良く持ち上げる。
具はチャーシュー、ワンタン、メンマ、もやし、のり、ネギ。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。脂身が少ない部位だがパサついた印象もそれほどなく、適度に柔らかい。ワンタンは餃子並みの具が入っており結構お腹に溜まる。いつもの味玉はメニューにない。
小田原系の店は後継者が少なく、減少の一途を辿っている感があるが、その一因には若い後継者が不足している事にある。
ひとつのジャンルとして確立された感のある小田原系であるがある意味「絶滅危惧種」のひとつに数えられるであろう。
『そう言えば稲取の方に前に実弟に教えてもらった店があったなぁ…』
そんな事を考えながら自宅を出発した。しかし…
「ゲーっ、なんだが混んでるなぁ…(汗)」
流石は3連休の初日だけあって伊豆に向う車の多いこと…。ナビにセットした目的地までの時間がどんどん遅くなっていくのが判った。
『稲取は諦めて伊東にするか…』
実は伊東には前々から行ってみたい店があった。
その店を初めて見たのは私がラーメン紀行を始めるずっと前の事だ。
当時、伊東の吉田家でラーメン好きになった私は毎週のように吉田家に通っていた。
そんな道すがら、いつも目にする店があった。それがステーキの店であるカウボーイと味の大西と言う店である。
この2軒の店は並んでいるのだが、特に味の大西と言う店はラーメン屋である事は知っていたが、今思えば俗に言う「小田原系」の店である事を知ったのは随分と後の話である。
それこそ、吉田家にお熱になっていた頃は家系の存在さえ良く判っていない時代。小田原系等と言う物を知っているはずもない。と言うか今でこそ、小田原と言えば「四川」に代表される担々麺と「味の大西」に代表されるラーメンが有名だが当時は「小田原系」と言う言葉自体が存在しなかったのではないだろうか。
話を戻そう。
この店の存在を知ったのはこれこれ18年ほど前になる。20代後半でラーメン好きになった私が今では40代半ばを迎えている。そう考えるとスゴい老舗店と言う訳である。
1時間半後。
店に到着した。店先に駐車場があるので入庫する。今では珍しいガラスのショーケースがあり食品サンプルが飾られている。早速、店内へ。
店内は厨房をL字に囲うカウンター席と座敷の構成。先客2名がラーメンを食べている。ショーケースの裏側に位置するカウンター席に陣取った。
席に備え付けのメニューを見る。と言っても味の大西に来ているのでオーダーは必然と決まってくる。オーダーは口頭。チャーシューワンタンメンをオーダーした。
店内は70代くらいの男性店主が一人で切り盛りする。足腰が弱ってきているのか、歩く姿がおぼつかない感じである。
厨房観察。
寸胴の数は中型の物が1器。麺茹では平ざるを使用して行われる。ちなみに湯切りというものは存在しないようだ。丼の中に化学の力を始め砂糖等も入る。チャーシューはオーダー毎に切られるようで前に取材した「むら田」の切り置きとは違う。まぁ捌く杯数が違うのもあるのだが。
そうこうする内にラーメンがやってきた。先ずはスープからすすってみた。
ベースのスープは豚背ガラを軸にした印象。濃い目の醤油ダレによってスープは真っ黒であるが塩っぱいという訳ではなく、逆に優しく穏やかな塩味が印象的だ。化学の力も結構入っているがちゃんとバランスが取れており、嫌な甘さが残らない後味。安定感のあるスープである。また、小田原系の特徴である焦がし醤油の香りがするオイルもシッカリと健在である。
麺は中細の縮れ麺。かん水の量はやや多め。加水率は標準的な印象を持った。デフォルトの茹で加減は硬めに仕上がっており、シコシコとした食感が小気味良い。縮れはスープを良く持ち上げる。
具はチャーシュー、ワンタン、メンマ、もやし、のり、ネギ。チャーシューは豚モモ肉使用の煮豚。脂身が少ない部位だがパサついた印象もそれほどなく、適度に柔らかい。ワンタンは餃子並みの具が入っており結構お腹に溜まる。いつもの味玉はメニューにない。
小田原系の店は後継者が少なく、減少の一途を辿っている感があるが、その一因には若い後継者が不足している事にある。
ひとつのジャンルとして確立された感のある小田原系であるがある意味「絶滅危惧種」のひとつに数えられるであろう。
